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2025年1月の4件の記事

2025年1月26日 (日)

The Greatest Roman Of Them All/Lyn Roman (1968年)

米女性シンガー、リン・ローマンが1968年にリリースしたアルバムです。バカラック・カヴァーを2曲収録!

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全10トラック中、バカラック作品は2トラック

A1. KNOWING WHEN TO LEAVE (3:14)

B5. THE LOOK OF LOVE (2:54)


米女性シンガー、リン・ローマンが1968年にリリースしたアルバムです。

リン・ローマンはワシントンD.C.出身。1963年スモーキー・ロビンソンによりMotownと契約して本名(Linda Griner)でシングル1枚リリース。翌年からはリン・ローマンの名でColumbia、Mercury、Dot、BrunswickのレーベルでPop〜Soulのシンガーとして活動。80年代はIchiban RecordsからDisco/Soul路線のアルバムをリリース、90年代からは本名に戻しているようです。(彼女の公式サイト

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本作は1968年にDotからリリースしたアルバムで、ビリー・ホリディの歌唱が有名なA2.「 GOD BLESS THE CHILD 」、リチャード・ハリスが1968年に歌ったA4.「 DIDN'T WE 」、O.C.スミス1968年のヒット曲B1.「 LITTLE GREEN APPLES(青い果実)」、ダスティ・スプリングフィールドの1968年シングルB面曲のB2.「 ジャスト・ア・リトル・ラヴィン 」、ご存じアレサ・フランクリン1967年のヒットB3.「 ナチュラル・ウーマン 」などポップやソウルの良曲カヴァーが目立ちます。

んで、バカラック・カヴァーは2曲。A1.「 去りし時を知って 」は1968年12月からスタートしたブロードウェイ・ミュージカル『 プロミセス・プロミセス 』の中の曲。まず、イントロ冒頭4小節でのトロンボーンが吹くシンコペーションのメロディにほんわかした気持ちになります。オリジナルはもとより他のカヴァーでは聴いたことが無いフレーズで、つかみはバッチリ。リン・ローマンの歌声はハリがあって芯が太く、そして歌がうまい。バックの演奏はハープやグロッケンも入ったポップスオーケストラで特にブラスのメリハリが素晴らしいです。中間の間奏部分でイントロ冒頭とはまた異なる4小節のフレーズをトロンボーンが、次にトロンボーン+オーボエ、そして金管がバリバリと吹きまくります。いいですね〜。彼女の歌はそのバックに負けていません。超レコメンドです!

もう1曲はB5.「 恋の面影 」。この曲もイントロから引き込まれます。テンポは♩≒130。キューバン・ボレロに近い感じのリズムで、イントロ冒頭8小節はパーカッションのみで奏でます。9小節目からベースやギター、ピアノが加わり、13小節目からAメロを歌い始めます。この曲でのリン・マーロンはソウルフルな歌いっぷりで、特に後半部16小節で繰り広げられるフルートとのアドリヴ合戦はとてもファンキーで圧巻です。この曲もレコメンドですねー。

アレンジャーは、A1.「 去りし時を知って 」がリチャード・ウェスで、B5.「 恋の面影 」はアーティー・バトラー。2人ともいい仕事してると思います。

他には、A3.「 WHEN I WAS FIVE 」が個人的に気に入った曲でした。

尚、YouTubeに「 去りし時を知って 」は見当たらなかったけれど「 恋の面影 」はありました。ご興味あれば是非!


【データ】
『 The Greatest Roman Of Them All 』

Lyn Roman

LP:1968年リリース
レーベル:Dot (US)
番号:DLP 25903

Produced by Gerry Granahan
Arrangers:Artie Butler (A4,B3-5), Richard Wess (A1,A3,A5,B1-2), Tom Scott (A2)

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

2025年1月12日 (日)

Always Something There To Remind Me/Wayne Armond (2007年)

ジャマイカのギタリスト/プロデューサー、ウェイン・アーモンドが2007年にリリースしたインスト物のバカラック・カヴァーアルバムです。(CD無し/デジタル配信のみ)

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1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
2. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME
3. ON MY OWN
4. ANY DAY NOW
5. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
6. A HOUSE IS NOT A HOME
7. WALK ON BY
8. REACH OUT FOR ME
9. WISHIN' AND HOPIN’
10. THE WINDOWS OF THE WORLD

収録時間約45分


ジャマイカのギタリスト/プロデューサー、ウェイン・アーモンドが2007年にリリースしたインスト物のバカラック・カヴァーアルバムです。

Wayne Armond(ウェイン・アーモンド)は1950年代初頭ジャマイカ生まれ。1980年結成のジャマイカのレゲエバンド、Chalice(チャリス)のオリジナル・メンバーであり、ソングライターとしても他のアーティストに多くの曲を書いてきたお方です。現在はフロリダ在住だそう。

ネットで情報収集したところ、Jamaica Gleaner Newsというサイトに本アルバムに関する記事が出ておりました。記事の日付は2007年5月4日。以下、ポイントのみ要約しますと…。

彼は12歳の時にディオンヌ・ワーウィックの「 ウォーク・オン・バイ 」を聴いたとき、そのアレンジに衝撃を受けました。クレジットに目をやるとそこにはバート・バカラックという名前が…。彼は歌い手のディオンヌよりも裏方のバカラックに惹かれたんですね。本アルバムを振り返ってのコメントは…  ─ 難しくはありませんでした。バート・バカラックのカタログに目を通して、私たちのジャンルに最も適していると思ったものを見つけたんです。間違いなく私のやり方、ジャマイカのやり方で(素材)を解釈することを意図しました。  ─ …とのこと。

アルバムは全10曲。'60年代の曲だけではなく'80年代のT-3.「 オン・マイ・オウン 」とT-5.「 愛のハーモニー 」もあります。実は私、昔からレゲエミュージックが苦手で…あのリズムを生理的に受け付けないんですょ。ジャマイカはレゲエ音楽発祥の地。“ジャマイカのやり方” = コテコテのレゲエだったらやだなぁと思いつつ再生したところ、想像したほどではありませんでした。良かった〜😙

全編でメロディを奏でているのは優しい音色のギター。T-1.「 世界は愛を求めている 」は原曲の3拍子ではなくゆったりした4拍子。ベースの動きはレゲエのそれっぽいですが、全体にはスムースジャズ的なサウンド。所々クールなバックコーラスも入ってカッチョイイです。T-2.「 愛の思い出 」はライトなレゲエかなぁ。T-3.「 オン・マイ・オウン 」のリズムはもう普通にレゲエでしょ。T-4.「 エニィ・デイ・ナウ 」はレゲエ臭薄く、ギターのアドリヴもなかなか。T-5.「 愛のハーモニー 」はゆったりレゲエ調。イントロ0:15くらいからのギターリフがまんまティアーズ・フォー・フィアーズの「 Everybody Wants To Rule The World(ルール・ザ・ワールド)」していて笑っちゃいましたが。

T-6.「 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」もT-5.同様ゆったりレゲエ調。アウトロではルーサー・ヴァンドロスのシャウトを連想させる場面もあったり。T-7.「 ウォーク・オン・バイ 」はベースの動きがレゲエしてますが全体としてはコンテンポラリーな雰囲気。T-8.「 リーチ・アウト・フォー・ミー 」はレゲエ感薄めでスムースジャズ的。T-9.「 ウィッシン・アンド・ホーピン 」はレゲエ感なくて8ビート。シンセのトランペットがチープなのが惜しい。T-10.「 世界の窓と窓(世界の窓に光を)」もレゲエ感薄めで独特な世界観のアレンジ。イントロや曲の途中で入る男性コーラスのリフ(原曲には出てこないフレーズなんです)がやたら耳に残って😅。アルバムの中で最もオリジナリティある演奏では。

イージーリスニングとも違うし、レゲエっぽいスムースジャズという言い方がしっくりくるかなぁ。ゆったりBGM的に流すには良さげなバカラック・カヴァー集かな…と思います。

本アルバム、YouTube にフルでアップされています(こちら



【データ】
『 Always Something There To Remind Me A Jamaican Tribute to Burt Bacharach 』
Wayne Armond

MP3:2007年リリース
レーベル:Griot Musik
番号:-

クレジットは不明。以下は前述のネット記事でわかる範囲の情報です。
Wayne Armond - guitar
Richard McDonald - bass
Sheldon Bernard - keyboards
Marlon Stewart Gaynor - hand drums
Robbie Lyn - keyboards

Amazonリンク

2025年1月 5日 (日)

「バート・バカラック2008年来日時のTV出演!」をYouTubeにアップしました!

「バート・バカラック2008年来日時のTV出演!」をYouTubeにアップしました!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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数年前に放送内容を文字起こしして記事にしたのですが、今回、放送内容=当時録画したものをYouTube上で公開しました。TV局さんがなかなかアーカイヴを公開しないので、業を煮やして一昨日つい…😅。 画質・音質ともあまり良くありません、悪しからず🙇‍♂️。

【動画リンク】
https://youtu.be/u_7pilPiQOg


2025年1月 1日 (水)

2025年もよろしくお願い申し上げます

2025年も『 いつもあなたとバカラック 』をよろしくお願い申し上げます あるでお


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2015/1/3追記:リンクが繋がってなかったのであらためてリンクを貼り直しました🙇‍♂️

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