Tribute to Dionne Warwick/Rina Johnson (2014年)
どこぞの女性シンガー? Rina Johnson が2014年にリリースしたディオンヌ・ワーウィックのカヴァー集。そのうち約6割ほどがバカラック・カヴァーです。(CD無し/デジタル配信のみ)
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全23トラック中、バカラック作品は14トラック
1. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
2. I SAY A LITTLE PRAYER
3. LOVE POWER
4. HOW MANY TIMES CAN WE SAY GOODBYE
5. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
6. WHISPER IN THE DARK
7. IT’S YOU
8. ALL THE LOVE IN THE WORLD
9. FRIENDS IN LOVE
10. HEARTBREAKER
11. I’LL NEVER LOVE THIS WAY AGAIN
12. THEN CAME YOU
13. THIS GIRL'S IN LOVE WITH YOU
14. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
15. PROMISES, PROMISES
16. ALFIE
17. THEME FROM VALLEY OF THE DOLLS
18. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF
19. TRAINS AND BOATS AND PLANES
20. WALK ON BY
21. WISHIN' AND HOPIN’
22. YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN (IF YOU BREAK MY HEART)
23. MAKE IT EASY ON YOURSELF
収録時間約79分
どこぞの女性シンガー? Rina Johnson が2014年にリリースしたディオンヌ・ワーウィックのカヴァー集。
“どこぞの女性シンガー?” と書いたのは全く素性が知れないから。検索すると米国の俳優が出てくるのですが歌ってる雰囲気皆無なので別人かと。
Rina Johnson 名義のアルバム、iTunesでは本アルバムの他に『 Tributo a Toni Braxton 』(2013)と『 Tribute to Christina Aguilera 』(2014) が見つかります。Spotifyでは『 Tribute to Kylie Minogue 』(2014)、『 Tribute to Kylie Minogue, Vol.2 』(2014)、『 Tribute to Mariah Carey 』(2014)、『 Tribute to Mariah Carey, Vol.2 』(2014)、『 Tribute to Kesha 』(2014)、『 Tribute to Beyonce 』(2014)、『 A Tribute to Sade 』(2013)、『 Tribute to Madonna:The Queen of Pop, Vol.1 』、『 Tribute to Madonna:The Queen of Pop, Vol.2 』(2013)、『 Tribute to Madonna, the Beginnings 』(2013) などたくさん出てきます。しかもリリースは2013〜2014年に集中。一方、Discogsでは検索しても全くヒットしません。う〜ん、なんか胡散臭いぞ。イージーリスニング系でよくある覆面シンガーなのかな?
収録曲は全23曲。セプター時代(1962〜1971年:13曲)〜 ワーナー時代(1972〜1978年:1曲)〜 アリスタ時代(1979〜1989年:9曲)におけるディオンヌ・ワーウィックのヒット曲をバランスよくカヴァーしています。全23曲を表に整理してみました。
バカラック作品は約6割の14曲。バカラック作品のうちT-3.「 ラブ・パワー 」は全米12位とそれなりにヒットしたにも関わらず殆どカヴァーされていないので、貴重なカヴァーと言えます。それを除けばまぁ無難な選曲かなぁ。私だったら「 ANYONE WHO HAD A HEART(恋するハート)」「 THE APRIL FOOLS(エイプリルフール)」「 THE WINDOWS OF THE WORLD(世界の窓と窓)」は絶対取り上げるんですけどね、好きな曲なので。
アレンジは、後述する1曲を除いて基本的にディオンヌ版の完コピ。テンポやキーもディオンヌ版に右に倣えしている曲が殆どです。T-13.「 ディス・ガール 」とT-16.「 アルフィー 」はテンポやキーが少し違うけれどそれでも印象が大きく変わることはありません。ストリングスはシンセで代用。それはいいんですが、T-1.「 愛のハーモニー 」やT-6.「 イッツ・ユー 」に出てくるハーモニカのシンセ代用はいけません。ニュアンスが表現できてなくてチープさが際立ってます。まぁ、全体としてバックトラックの演奏は緩くて、出来としては70点くらいでしょうか。一方、若干鼻にかかった声質の女性メインヴォーカルは歌唱力もあってなかなかのもの。80〜85点は付けてもいいかと。ただ、声にハリがある曲とそうでない曲があって年齢が十歳くらい違う印象。定かなことは分かりませんが違う人なのかも?
さて、“後述する1曲” とはT-19.「 汽車と船と飛行機と 」のこと。ディオンヌ版とはアレンジが全く違うし。てか、そもそもヴォーカルが無い。でも…このアレンジはどこかで聴いたことがあるなぁ…。とゆーワケで、所有する「 汽車と船と飛行機と 」の音源を片っ端から再生! …見つけましたょ。英国mfpレーベル(いわゆる廉価盤専門レーベルの類い)から1971年にリリースされた、ビートルズ、バッハ、バカラックを軽いボサノヴァ・タッチで演奏したイージーリスニングのアルバム『 Beatles, Bach, Bacharach Go Bossa 』/Alan Moorhouse (1971年)の中の1曲でした。しかも “似てる” じゃなくて、ドンピシャそのもの❗️ コレは一体どーゆーこと❓ …編集上のミスとしか思えませんね。イージーリスニング系ってのはいい加減だよなー。金返せ!と怒っても無駄だし。…忘れることにしました。
【データ】
『 Tribute to Dionne Warwick 』
Rina Johnson
MP3:2014年リリース
レーベル:Abriluc Records (UK)
番号:?
クレジット無し、詳細不明
※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し


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