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2025年6月の4件の記事

2025年6月29日 (日)

2025年6月28日 NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』1曲目は「 I SAY A LITTLE PRAYER 」!

2025年6月28日 NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』1曲目は「 I SAY A LITTLE PRAYER 」!

(画像は全てクリックすると大きくなります)↓ は画像です、動画ではありません。
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2025年6月28日(土) 22:00〜22:29
NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』第1回
ピーター・バラカン プレゼンツ ラブソング with 矢野顕子

ピーター・バラカンさんがゲストとともに名曲を紹介するテレビ番組『未来へのプレイリスト』が昨日(2025年6月28日)スタートしました。第1回のテーマはラブソング(ゲストは矢野顕子さん)。んで、なんとその1曲目がバカラック作品の「 I SAY A LITTLE PRAYER 」でございました。関連して他のバカラック作品2曲もちらっと紹介されました。👏👏👏

<第1回のプレイリスト>
M1. I SAY A LITTLE PRAYER(小さな願い) 〜 Aretha Franklin 〜
      RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD(雨にぬれても) 〜 B.J. Thomas 〜
      ALFIE(アルフィー) 〜 Dionne Warwick 〜
      MOONDANCE  〜 Van Morrison 〜
M2. HAVE I TOLD YOU LATELY  〜 Van Morrison 〜
      I WILL BE THERE  〜 Van Morrison 〜
M3. CRY ME A RIVER  〜 Julie London 〜
      CRY ME A RIVER  〜Joe Cocker 〜
      MY OH MY  〜 Punch Brothers 〜
      POLICE DOG BLUES  〜 Muireann Bradley 〜
M4. DRIFT AWAY  〜 Dobie Gray 〜

私はリアルタイムで試聴できず…。だって番組のこと(10日前には告知されていたようです)知らなかったんだもん😢。今朝になってXで知り早速NHK+で視聴した次第。記念に文字起こしをします(バカラック作品部分のみ)。


 出演
 ピーター・バラカンさん
 矢野顕子さん

*****  文字起こし開始
第1回はラブソングを取り上げることにしました。ゲストとしてこの方をお招きしました、矢野顕子さんです。今日はどうも。

どうもどうも。
よろしくお願いします。
お招きいただきました、ハイ。
お久しぶりと言おうと思ったんだけど、意外にそれほどでも。
そうだよね。
毎年なんだかんだ何処かでお会いしています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

ラブソングっていうものは、ボブ・ディランが現れるまでは、英語圏ではもうポピュラー音楽って言ったらほぼ全てラブソングだったと思うんですけど。
やっぱりラブソング = ポピュラーミュージックみたいな。
わりと月並みなラブソングが多いと思う。で、どちらかというと大ヒットするのはそのタイプかもしれませんけど、今日はどちらかというとちょっと一風変わったそういうラブソングを選びたいなぁと思いました。
ピーター・バラカン、真骨頂でございます。

じゃ、今日最初に選んだのは「 I SAY A LITTLE PRAYER 」。アリーサ・フランクリンが1968年に歌ったものです。邦題は「 小さな願い 」だったと思います。曲は当然知ってると思いますけれども。
もうリアルタイムで、ハイ、聴いておりました。
元々ディオンヌ・ワーウィックが歌ってたものを、その直後ぐらいにアリーサ・フランクリンが取り上げていますけど。まぁアリーサというと生前史上最高のヴォーカリストの投票みたいなものがあると大体1位になるような人だったんですけど。
なりますでしょうね、ハイ。
ものすごく個性的な歌い方…と思いませんか?
ハイ、だって誰が聴いてもこぅパッと、ホントにフレーズ短いのパッと聴いただけでもアリーサでしょってすぐ、ねっ。
ですよね、ハイ。でまぁこの曲ちょっと面白いと思うのは、直接的な愛の表現ではなく、日常のいろんな細かい描写を淡々と語っているようなそういうところが面白いと思います。
なるほど。
じゃぁビデオを用意したのでご覧いただきましょう。

🎥:Aretha Franklin "I SAY A LITTLE PRAYER" 小さな願い(1968)  映像提供:BBC Motion Gallery/Getty Images
(約2分)オリジナルの詞と訳詞をテロップ表示。訳詞はピーター・バラカンさん。

いいねぇ。
いいねぇ。
もぅ何年経ってもいい曲だゎ。じゃ、ちょっと歌詞をみましょうか。まずこのタイトルなんですけど、当時の邦題はさっき言ったように「 小さな願い 」だったんですけど、Prayerですね、Prayはやっぱり祈りです。で、あの、目覚めた途端に、メイクする前にも、あなたのために、まっ僕、ささやかに祈っている…という風に訳してみたんですね。で、髪をとかして、今日どんな服着ようかなぁと思っているときにも、あなたのためにささやかに祈っている。という、どういう設定かっていうと、当時全く分からなかったんだけど随分後になって、コレ'68年だからベトナム戦争ん時。で、恋人なのか夫なのか戦場に行っている人、それが今日生き延びるかどうかっていうそういう心配っていうかちょっとした不安がずっと消えずに、その女性が独り言のように歌ってるその感じが凄く良くてね。通勤するバスに乗るために走って行く時にも、或いは会社でコーヒー飲む時も、ずっとあなたのことを考えてささやかに祈っている…という。

この曲を作ったのはバート・バカラックとハル・デイヴィッドのふたりで。バート・バカラックはソングライターとしてどう思ってました? 或いは今どう思ってます?
も〜う、だって、20世紀の偉大な作曲家のひとり。

♪:B.J. Thomas "RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD" 雨にぬれても(1969)
(BGMとして約35秒)


あの2人が作ったヒット曲がもぅ無数にあるぐらい。で、子供の頃からラジオで、彼らが作ったことを知らないでずっと聴いてたものもあるんだけど、後から知るとあっやっぱりバート・バカラックが作る曲ってこういう変わったメロディが多いなぁとか、コード進行が普通とはちょっと違うなぁとか、案外難しいんじゃないかっていう気がするんだけど、ソングライターとしてバカラック或いはハル・デイヴィッドに直接影響を受けたことってあります?
もぅ、多分有形無形でありますねぇ。作詞作曲する場合、言葉が音楽の…音とかメロディの犠牲になるのは嫌なわけ。一番印象的なのはやっぱり

🎤:矢野顕子 "ALFIE" 冒頭2小節を生歌唱
(約3秒)

♪:Dionne Warwick "ALFIE" アルフィー(1966) 矢野顕子さんおすすめ
(BGMとして約40秒)

っていう、その…もうそれだけで私たちはそこにこうポンッと入れる。どっかでやっぱりバート・バカラックが言葉がちゃんと伝わるような音列にしている。その、ホントに会話のような音楽なんですよねぇ。だから、実際譜面にすると、変拍子ここで入ってる、おっおってこうあの、えっえっみたいになるんですけど、一緒に歌うとぜーんぜん普通にいけるんですよね。それが、そのぉ自分の曲作りにやっぱり影響しているんじゃないかなっ、と今は思いますね。
*****  文字起こし終了

こういう番組、いいですね〜。月イチじゃなく、週イチで(いや隔週でもイイんで)やって欲しいところです。
NHK+の配信は7/5(土) 22:29 までだそうです。見逃した方は是非!

2025年6月22日 (日)

THE WINDOWS OF THE WORLD/Kenny Watson (2022年)

デトロイト出身のR&B/Soulシンガー、Kenny Watsonが2022年にリリースしたバカラック・カヴァーのシングルです。(CD無し/デジタル配信のみ)

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. THE WINDOWS OF THE WORLD (3:28)


デトロイト出身のR&B/Soulシンガー、Kenny Watsonが2022年にリリースしたバカラック・カヴァーの配信シングルです。

Kenny Watson(ケニー・ワトソン)はデトロイト出身のヴォーカリスト。…ということぐらいしか分かりません。

数日前にX(旧Twitter)でDan Yessian(ダン・イェシアン)というお方がこの曲を取り上げていました。リンク先のサイトを覗いたところ知らないカヴァーでして。聴いたら“ほほぉ〜”となり、今回ご紹介する次第。

ダン・イェシアン(たぶんプロデューサーでしょうね)が前述のサイトで語っていた内容を引用してご紹介します。機械訳です、悪しからず。
─ ケニー・ワトソンをフィーチャーした「 THE WINDOWS OF THE WORLD (世界の窓と窓)」を振り返ります。1967年にディオンヌ・ワーウィックによって初めてレコーディングされたこの曲は、バート・バカラックとハル・デヴィッドによってベトナム戦争への抗議として書かれました。2022年にウクライナでの暴力が激化した時、この曲はこれまで以上に現代社会にふさわしいものに思えました。2025年の今、何か変わったでしょうか? ケニー・ワトソンをヴォーカルに迎え、Walter White(ウォルター・ホワイト)、Ohad Wilner(オハッド・ウィルナー)、Chuck Shermatero(チャック・シャーマテロ)、Sonia Lee(ソニア・リー)といった素晴らしいミュージシャンたちが参加した「 THE WINDOWS OF THE WORLD 」をご覧ください。  ─


出だしはリズムレスのバラード調ですが、徐々に熱を帯びていき中盤〜終盤にかけて厚みのあるオケサウンドにケニー・ワトソンの想いが溢れんばかりの熱唱が重なります。エンディングはまた静かになりますが、とっても熱いカヴァーです。この曲は他にアイザック・ヘイズも熱唱していましたが、ケニー・ワトソンはそれ以上だと思います。

動画の概要欄にリンクが貼ってあった “Behind The Scenes(レコーディングの舞台裏)” の動画🔽を観て、(何言ってるのかはさっぱり分からないのですが😅)歌って思いを吐露したい…ということは伝わってきました。


ケニー・ワトソンもInstagramで自身の思いを語っていました。引用しますね。(またまた機械訳ですが)
─ ロシアとウクライナの紛争において、冷静な判断が勝利することを祈ります。バート・バカラックとハル・デイヴィッドがこの詞を書いた当時、彼らが社会的な懸念を抱いていたにもかかわらず、このような才能を使って感情を表現するとは考えもしなかったというのは、悲しい現実です。 ただ言えるのは、この懸念と希望の線が、友人のDan Yessian、Ohad Wilner、そしてYessianチーム、そして私自身に届き、希望という重荷を世界と分かち合えるようになったことに感謝しているということです。動画の全編は、私のプロフィールにあるリンクからご覧いただけます。ぜひシェアしてください!  ─

さて、ここからはオマケです。MP3で所有しているバカラック・カヴァーをご紹介。
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アイザック・ヘイズは、1973年にリリースした2枚組ライヴアルバム『 Live At The Sahara Tahoe 』で「 THE WINDOWS OF THE WORLD 」(6:20)をカヴァー。アイザック・ヘイズはこの曲はライヴ盤しか録音を残していません。持ち前のシブ〜い声でしっとり歌っているのですが、前述した通り最終盤では熱唱しています。
このライヴアルバムではもう1曲「 THE LOOK OF LOVE 」(6:56)もカヴァー。こちらの曲は1970年にレコーディングしており、基本的にそのバージョンのアレンジで歌っています。


【データ】
「 THE WINDOWS OF THE WORLD 」
Kenny Watson

MP3:2022年4月1日リリース
レーベル:The Latest Music (US)
番号:ー

Kenny Watson - Vocalist
Ohad Wilner - Rhythm/Synth Arrangement
Walter White - Brass/Wind Arrangement
Chuck Shermetaro - Piano Arrangement
Sonia Lee - Violin

Amazonリンク

2025年6月 7日 (土)

レイン・ドロップス/石毛恭子 (1972年)

TV番組『 ママとあそぼう!ピンポンパン 』で石毛恭子が歌った「 雨にぬれても 」の日本語カヴァーです。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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Original 7"Single front cover

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所有7"コンパクト盤 front cover/back cover/広げたところ

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所有コンピCDのジャケット表/ケース裏/帯

Original 7"Single
A. レイン・ドロップス (RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD)
B. キャンディ・マン (THE CANDY MAN)

所有7"コンパクト盤
A1. レイン・ドロップス (RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD)
A2. キャンディ・マン (THE CANDY MAN)
B1. 日曜日に雨はいらない (IF THE RAINS GOT TO FALL)
B2. すてきなトゥルーリー (TRULY SCRUMPTIOUS)

所有コンピCD
15. レイン・ドロップス (RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD)


TV番組『 ママとあそぼう!ピンポンパン 』で石毛恭子が歌った「 雨にぬれても 」の日本語カヴァーです。

石毛恭子さんは1950年6月7日生まれ(今日が誕生日❗️㊗️おめでとうございます🎉)。1971年4月フジテレビにアナウンサーとして入社。半年後『 ママとあそぼう!ピンポンパン 』の2代目お姉さんに抜擢され、同年10月4日から1975年4月5日まで約3年半お姉さん役を務めました。1976年フジテレビ退社後はフリーに転向。音楽バラエティ番組の司会やNHK教育テレビの音楽教育番組等に出演する傍ら、TVドラマ出演やギター抱えてのコンサート活動もしていたそう。私生活では1979年に作曲家の坂田晃一さんとご結婚されました。(坂田晃一さんといえば私にとって1981年の大河ドラマ『 おんな太閤記 』の音楽を担当された方という印象が強く、OP曲は高3の時に吹奏楽部の定演で指揮した思い出の曲です。どーでもいい話ですみません😓)

実は私『 ママとあそぼう!ピンポンパン 』を観た記憶がありません。…なので『 ピンポンパン 』や石毛恭子さんに対して “懐かしい” という感情は湧きませんし「 レイン・ドロップス 」も聴いたことありませんでした。最初のシングルが出た1972年当時、私は小3…。所有コンピCDのライナーノーツに ─ バート・バカラックの傑作「 雨にぬれても 」のカヴァー「 レイン・ドロップス 」がバカラック初体験となった子供は多かっただろう ─ と書かれていますが私は該当しないのです
😭。「 雨にぬれても 」がバカラック初体験ではありましたが、小2から習っていたエレクトーンで知ったクチです(ウェブページの個人的な思い出を参照ください)。

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所有7"コンパクト盤のレーベル面 A面/B面

A1.「 レイン・ドロップス 」の訳詞は中村しのぶさん(『 風雲ライオン丸 』の主題歌「 行くぞ! ライオン丸 」の作詞を手がけた方で、『 ピンポンパン 』では外国曲のカヴァーの訳詞や作曲家の小林亜星さんと組んでオリジナル曲の作詞を担当しとられます)。「 レイン・ドロップス 」は原曲の詞から子供向けにかなり変えています。冒頭の "Raindrop Keep Fallin' On The Head" が "あまだれこぞうちゃん ぽつんと空から おちてきた" ですから😆。それでも “ぬれても 平気です” という肝となる部分を残しているのはさすが。バックのオーケストラはストリングスに金管・サックス等編成も大きく、グロッケンが雨粒を模して楽しい雰囲気。清楚でまっすぐな歌い方の石毛恭子さん、いいですねぇ〜。

この曲、これまで音源を持っておりませんでした。ネタが尽きたので記事にしようとコンピCDを入手したのですが、ピンポンパンのファンサイトの番組で歌われた歌の50音順表をみると「 レイン・ドロップス 」にはバージョンが5種類あり、オリジナルの編曲者が服部克久さんとなっているではないですか。コンピCD(編曲:前田憲男さん)はオリジナルと違うってことか??
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そうなるとオリジナルの7"シングルを聴きたくなります。でも中古は入手できず…。'73年の7"コンパクト盤は入手できたのですがコンピCDと同じ音源でした。という訳で、5種類のレコードを聴き比べるため約6年半ぶりに国立国会図書館に行ってきました。
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「 レイン・ドロップス 」のバージョンは、オリジナル版とイントロが長くてフルート&クラリネット&ハープが加わったキラキラプラス版(あるでお命名)の2種類あるようです。全てのレコードを聞いた訳では無いので100%の自信はありませんが…。それでもスッキリしました😄。

“ レイン・ドロップス 石毛恭子 ” とYouTubeで検索すると3つ動画が見つかります。コンピCD音源の「 石毛恭子 - レイン・ドロップス 」はオリジナル版、放送映像の「 ピンポンパン レインドロップス 」もオリジナル版、同じく放送映像の「 石毛恭子 - レイン・ドロップス 」は3つの映像を繋げていて最初と最後はオリジナル版ですが真ん中だけキラキラプラス版。放送でもキラキラプラス版が使われていたってことですねー。

★ 先ほども触れましたが、今回記事を書くにあたりピンポンパンのファンサイト『 ぎんがみむいて 』を参考にさせていただきました。ありがとうございました。★


さてここからはオマケです。所有するMP3音源から、石毛恭子以後の「 RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD 」日本語カヴァーをピックアップしました。他にもあるようでしたら教えてください。なお、メンボーズはCD持ってるんで過去の紹介記事にリンク貼ってます。沢田知可子さんはオマケで紹介している記事にリンクしてます。

No. タイトル アーティスト 日本語詞 リリース年 BPM 最初の音 歌い出しの歌詞 収録シングル/アルバム
1 雨にぬれても 倍賞千恵子 岩谷時子 1973 106 E 雨がふってきた
私が出てきた世のなかは
チグハグで
頭にはいつでも雨ふる
LP『 アカデミー賞主題歌を歌う 』King SKD-170
2 雨にヌレテモいーや マサ子さん マユタン 1989 146 A 外をフト見れば
わあ!大つぶの雨が
ミ・レ・ド・ラ・シ・ミで
地面にぷつぷつドットもよう
CD『 つちのこ男爵 』Ika-Ten IKA-003
3 雨にぬれても メンボーズ メンボーズ 1998 117 E 雨がふったなら
僕の胸をぬらしてくよ
手のひらをね
たたくように降り続くよ
CDシングル「 雨にぬれても 」Bad News Records BNCA-17
4 雨にぬれても 石嶺聡子 岩谷時子 2014 108 E (No.1と同じ) CD『 洋灯(らんぷ)~nostalgia for tomorrow〜 』徳間ジャパン TKCA-74143
5 雨にぬれても ヒネるズ 中川ひろたか 2020 106 F♯ 僕の薄くなった
頭の上に落ちてくる
雨のしずくが
Raindrops Keep Fallin’ on the head ポツンと
CD『 レッツ!ヒネるズ 』ソングレコード SR-2901
6 Raindrops Keep Fallin’ on the head 沢田知可子 松井五郎 2022 110 E なんにもしたくない
眠れないベッドは狭すぎる
ねぇ なんだか きっと そう
ずっと降り続く雨のせい
CD『 Vintage 』U-Can FRCA-1314

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因みに、歌い出しの原曲歌詞をGoogle翻訳してみますと…

雨粒が頭に落ちてくる
ベッドに足が大きすぎる男みたいに
何も合わないみたいだ
雨粒が頭に落ちてくる 降り続く

岩谷時子さんの日本語詞は原曲に近いのに対し、他の日本語詞はかなり意訳していますね。各者各様で面白いです。


【データ】
「 レイン・ドロップス 」 (原題:RAINDROP KEEP FALLIN' ON THE HEAD)

石毛恭子 (ISHIGE, Kyoko)

7"Single:1972年12月10日リリース (所有7"コンパクト盤は、1973年7月25日リリース)
レーベル:日本コロムビア (所有7"コンパクト盤も同じ)
番号:SCS-181 (所有7"コンパクト盤は、C-116)

フジテレビ『 ママとあそぼうピンポンパン 』から
原作詩/ハル・デビッド、作曲/バート・バカラック
作詩/中村しのぶ、編曲/前田憲男
伴奏:パレス・ミュージック
©️フジ音楽出版
©️オリジナルパブリッシャー:ブルーシーズ

<所有コンピCD>
『 ママとあそぼう!ピンポンパン ソングコレクション 石毛恭子イヤーズ(1971〜1974)』
V.A.(石毛恭子、他)

CD:2019年9月18日リリース
レーベル:日本コロムビア
番号:COCX-40951

プロデューサー:遠藤亮輔(日本コロムビア)
取材・解説:鈴木啓介
All Songs Licensed by FUJIPACIFIC MUSIC INC.
(P) 2019 NIPPON COLUMBIA CO., LTD.
©️フジテレビジョン


Amazonリンク(2019年コンピCD

2025年6月 1日 (日)

ベスト・オブ・バート・バカラック/ユニオン・オール・スターズ (1970年)

 1970年にテイチク傘下のユニオン・レコードからリリースされたイージーリスニングのバカラック集です。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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A1. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD
A2. ANY DAY NOW
A3. MESSAGE TO MICHAEL
A4. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
A5. WALK ON BY
A6. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
B1. I SAY A LITTLE PRAYER
B2. DON'T MAKE ME OVER
B3. THE WINDOWS OF THE WORLD
B4. WISHIN' AND HOPIN’
B5. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
B6. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN

収録時間約36分


1970年にテイチク傘下のユニオン・レコードからリリースされたイージーリスニングのバカラック集です。

アーティスト名義はユニオン・オール・スターズ。ユニオン・レコードのオールスターって誰? …演奏者についての解説・クレジットは一切ありません。常識的に考えるとスタジオ・ミュージシャンの寄せ集めでしょうね。ストリングス、金管、サックス(持ち替えでフルートやオーボエ)、ギター、Eベース、ドラムス、ヴィブラフォン、ピアノが鳴っています。女性コーラスも入ってますし、時折チェンバロやハモンドオルガンっぽい音も聴こえます。

一方、編曲者は2名クレジットされています。池田 孝氏は、'60年代後半〜'70年代前半にかけて大映レコードや東宝レコードからリリースされた俳優(勝新太郎、松方弘樹等)のレコードや、東芝やRCAやテイチク/ユニオンからリリースされた歌謡曲の編曲者として名前が見つかります。利根常昭氏は、同じく'60年代後半〜'70年代前半あたりのGS/歌謡曲系のソングライター&編曲者。ザ・サベージの「 この手のひらに愛を 」で作詞・作曲・編曲を、ザ・スパイダース「 太陽の翼 」では作詞・作曲を担当しているお方です。


収録されている全12曲はカヴァー定番曲ばかり。ボブ・ヒリアードと組んだA2.「 エニィ・デイ・ナウ 」を除く11曲がバカラック&デイヴィッドコンビの作品です。ライナーノーツの曲目解説の日付が1970年4月8日と記されていることから、本作は1970年春〜夏頃のリリースと思われます。従ってカーペンターズがヒット(1970年6月全米1位)させた「 遥かなる影 」は入っておりません。

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聴いてみますと…これといった売りの無い凡庸なイージーリスニングでございました。A1.「 雨にぬれても 」は映画『 明日に向って撃て! 』サントラのインスト版のコピーですし、A3.「 マイケルへのメッセージ 」とB3.「 世界の窓に光を(世界の窓と窓)」はバカラックのアルバム『 Reach Out 』の演奏を、A2.「 エニィ・デイ・ナウ 」とA6.「 ディス・ガイ 」とB5.「 サン・ホセへの道 」は同じくアルバム『 Make It Easy On Yourself 』の演奏をベースとしたアレンジ。完コピならよく再現したじゃねぇか!…という評価もできますが、完コピでもなくかといって新鮮味があるわけでなく…。その他の曲もディオンヌ・ワーウィックなどヒットしたバージョンを下敷きにしたもの。よく知ってるアレンジの無難なイージーリスニング物バカラック集といった感じなんですよねぇ。ミュージシャンの名誉のために言っておきますが、演奏自体の出来はいいんです。プロデュース/コンセプトの問題でしょう。

そんな中身とは対照的にライナーノーツは充実! 1ページ目では “バート・バカラックとはどんな男か” と題してバカラックの人となりや経歴を細かい字で詳しく紹介しているのですが、本人になりきった口調(文体)がユニークで面白いです。また、ライナーノーツの3〜4ページ目では “バカラック・サウンドを解剖する” と言うタイトルに相応しく各曲ごとに作曲面からアレンジ、プロデュース面まで含めてその特徴を分析&解説しているのですが、これまた内容・文体ともユニークなのです。B5.「 サン・ホセへの道 」で、曲作りを家作りに例えて  ─ 普通のヒット・メイカーは土台より上の部分だけで勝負しているのです。(中略)そこでバカラックの家はと言うと、土台付きの家を売っているのです。  ─ と解説しているくだりは思わず “ほぉ〜っ” と唸ってしまいました。(当時 ─ バカラックという音楽家が、そうとう厚ぼったい音楽的教養の上に、どっかと座っていることが感じられたからである。 ─ と雑誌に書いた方がいましたが、似たこと言ってるなぁ…と。→ こちら 参照)

こーゆー解説をしたかったから、本アルバムは “
バカラックがアレンジやプロデュースまで手掛けたバージョン” ベースのアレンジ&演奏にしたのかもしれません。知らんけど😅

そのライナーノーツを4ページ全て載せました。クリックして拡大すればなんとか読めると思います。興味ありましたら是非!

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【データ】
『 ベスト・オブ・バート・バカラック 』(英題:Salute to BURT BACHARACH)
ユニオン・オール・スターズ(UNION ALL STARS)

LP:1970年リリース
レーベル:ユニオン・レコード(発売元:テイチク)
番号:UPS-67-J
定価:¥2,000


編曲:池田 孝 / 利根常昭

<ライナーノーツ執筆者>
P1. バート・バカラックとはどんな男か:?(記載なし)
P2. 曲目解説:1970年4月8日、中部日本放送 片岡功氏
P3〜4. バカラック・サウンドを解剖する:ラジオ関西 井上正之助氏


<参考> 曲数・曲順・音源が同じ、キューピット・シリーズ『 ザ・ベスト・オブ・バート・バカラック 』/ユニオン・オール・スターズ(ユニオン、CJP-1026、¥1,000)もリリースされています。リリース年は不明。

※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し

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カテゴリー

  • カヴァーアルバム
    ★バカラック・カヴァー曲が主体でBacharach をアルバムのタイトルやサブタイトルに入れているアルバム ★収録曲のうち半分以上がバカラック・カヴァーのアルバム ★複数アーティストによって新たにカヴァーしたアルバム ★複数アーティストによるトリビュートコンサートのライブアルバム
  • コンピレーションアルバム
    ★複数アーティストのバカラック作品を集めたいわゆる編集盤
  • シングル
    ★シングル
  • ディオンヌ・ワーウィックのアルバム
    ★新作主体/カヴァーアルバム/コンピ集を問わず、ディオンヌ名義のアルバム
  • バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
    ★バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
  • バカラック関連ネタ
    ★バカラック作品は入っていないがバカラックと何らかの関連があるアルバム ★アルバムやシングル以外のこと。本、コンサート、ライヴ、TV、Radio、告知、独り言、イベントなどなど
  • バート・バカラックのアルバム
    ★メインのアーティストがバカラックとなっているもの ★バカラックが音楽を担当した映画等のオリジナル・サウンドトラック ★ ○○ with Bacharach のようなアルバムは含めない
  • 新作主体のアルバム
    ★『 バート・バカラックのアルバム 』と『 ディオンヌ・ワーウィックのアルバム 』以外で、バカラックが新作を多数(およそ半数以上)提供したアルバム

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