WINDOW WISHING/Ronni Wallis (1967年)
米女性シンガー、ロニー・ウォリスが1967年にリリースしたシングル盤。A面が超レアなバカラック・カヴァーです。
(画像は全てクリックすると大きくなります)
A. WINDOW WISHING (2:02)
B. THAT'S THE BOY (2:33)
米女性シンガー、ロニー・ウォリスが1967年にリリースした5枚目のシングル盤です。
彼女は、1950年代にコメディエンヌとして(歌手としても)人気を博したRuth Wallis(ルース・ウォリス)のお嬢さん。Ronnie Wallis名義も含めて1965〜67年に5枚のシングルをリリースしてるようですが、お姿の画像含めて詳しいことはわからず…。検索方法が下手くそなのかなぁ。
んで、シングルA面の「 ウィンドウ・ウィッシング 」がバカラック作品。オリジナルはディオンヌ・ワーウィックで、アルバム『 HERE I AM 』(1965年)に入っていました。カヴァーは、このロニー・ウォリス版、ブロードウェイの女優&俳優によるバカラック・カヴァー・アルバム『 THE BURT BACHARACH ALBUM 』(1998年)のAlet Oury版くらいしか知りません(インスト物を除いて)。超レアなカヴァーでございます。
元気な演奏をバックにロニーは元気に歌ってるんですが、歌声が一本調子だしピッチがうわずっていて「頑張って!」と声を掛けたくなります。各フレーズの小節数(楽節)も変だし、途中で転調っぽくスケールやコード進行が変わる、バカラックらしい曲。特にBメロの1,3小節め(1コーラス目の歌詞が“Window wishing〜”のところ)のメロディは歌うと音程が取りづらそう。サラッと歌っていたディオンヌはやっぱりすごいな…と思ってしまいました。
ディオンヌ版、ロニー版、どちらもYouTubeにアップされています。興味がおありでしたら是非聴き比べを!
購入(もちろん中古で)したシングル盤のスリーブに“DECCA Phonographs(レコード再生装置の意)”の広告が…。そういや、Decca社製のカートリッジは特殊な構造をしてたんだっけなぁ(知識だけで現物見たことないですが)とか、そんなことを思い出しました。…どーでもいい話ですね💦
【データ】
「 WINDOW WISHING/THAT'S THE BOY 」
Ronni Wallis
Vocal With Chorus And Orchestra
7"Single:1967年8月リリース
レーベル:Decca (US)
番号:32175
Produced and Arranged by Fred Bailin
Recording Date:1966年12月15日
A. Written by Burt F. Bacharach - Hal David
B. Written by Barry Mann - Cynthia Weil
※ 日本のAmazonでの取り扱いは無し
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