カテゴリー「新作主体のアルバム」の6件の記事

★『 バート・バカラックのアルバム 』と『 ディオンヌ・ワーウィックのアルバム 』以外で、バカラックが新作を多数(およそ半数以上)提供したアルバム

2025年3月 2日 (日)

THE SONGS OF BACHARACH & COSTELLO (2LP+4CD BOX SET)/Elvis Costello & Burt Bacharach (2023年)

エルヴィス・コステロがバート・バカラックと共作した楽曲をすべてまとめた作品集! その SUPER DELUXE EDITION たる2LP+4CD ボックスセット!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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BOX front cover/a sheet with track list

CD1:PAINTED FROM MEMORY (2023 REMASTER)
1. IN THE DARKEST PLACE  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
2. TOLEDO  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
3. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
4. THIS HOUSE IS EMPTY NOW  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
5. TEARS AT THE BIRTHDAY PARTY  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
6. SUCH UNLIKELY LOVERS  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
7. MY THIEF  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
8. THE LONG DIVISION  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
9. PAINTED FROM MEMORY  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
10. THE SWEETEST PUNCH  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
11. WHAT'S HER NAME TODAY?  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
12. GOD GIVE ME STRENGTH  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

CD2:TAKEN FROM LIFE - Songs from the stage score of Painted From Memory
1. YOU CAN HAVE HER  〜 Elvis Costello 〜  M

2. PAINTED FROM MEMORY  〜 Cassandra Wilson & Bill Frisell 〜  F
3. DON’T LOOK NOW  〜 Burt Bacharach, Elvis Costello & The Imposters 〜  M
4. EVERYONE’S PLAYING HOUSE  〜 Elvis Costello & The Imposters 〜  M
5. I LOOKED AWAY  〜 Audra Mae 〜  F
6. TAKEN FROM LIFE  〜 Elvis Costello & The Imposters 〜  M
7. MY THIEF  〜 Don Byron & Bill Frisell 〜
8. SHAMELESS  〜 Jenni Muldaur 〜  F
9. PHOTOGRAPHS CAN LIE  〜 Burt Bacharach, Elvis Costello & The Imposters 〜  M
10. IN THE DARKEST PLACE  〜 Audra Mae 〜  F
11. WHY WON’T HEAVEN HELP ME?  〜 Elvis Costello & The Imposters 〜  M
12. STRIPPING PAPER  〜 Jenni Muldaur 〜  F
13. HE’S GIVEN ME THINGS  〜 Elvis Costello & The Imposters 〜  M
14. WHAT'S HER NAME TODAY?  〜 Audra Mae 〜  F
15. LOOK UP AGAIN  〜 Elvis Costello 〜  M
16. LIE BACK & THINK OF ENGLAND  〜 Burt Bacharach 〜  M

CD3:BECAUSE IT'S A LONELY WORLD - Live
1. TOLEDO  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M

2. IN THE DARKEST PLACE  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M
3. MY THIEF  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M
4. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M
5. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M
6. GOD GIVE ME STRENGTH  〜 Elvis Costello & Steve Nieve 〜  M
7. PAINTED FROM MEMORY  〜 Elvis Costello, Steve Nieve & The Swedish Radio Symphony Orchestra 〜  M
8. WHAT'S HER NAME TODAY?  〜 Elvis Costello, Steve Nieve & The Swedish Radio Symphony Orchestra 〜  M
9. THIS HOUSE IS EMPTY NOW  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

CD4:COSTELLO SINGS BACHARACH / DAVID
1. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF  〜 Elvis Costello & The Attractions 〜  M
2. BABY IT'S YOU  〜 Elvis Costello & Nick Lowe 〜  M
3. PLEASE STAY  〜 Elvis Costello 〜  M
4. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
5. MAKE IT EASY ON YOURSELF  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
6. MY LITTLE RED BOOK  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
7. ANYONE WHO HAD A HEART  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
8. I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

LP1
Side A:PAINTED FROM MEMORY

A1. IN THE DARKEST PLACE  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
A2. TOLEDO  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
A3. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
A4. THIS HOUSE IS EMPTY NOW  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
Side B:PAINTED FROM MEMORY
B1. TEARS AT THE BIRTHDAY PARTY  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

B2. SUCH UNLIKELY LOVERS  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
B3. MY THIEF  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
B4. THE LONG DIVISION  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

LP2
Side C:PAINTED FROM MEMORY
C1. PAINTED FROM MEMORY  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M

C2. THE SWEETEST PUNCH  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
C3. WHAT'S HER NAME TODAY?  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
C4. GOD GIVE ME STRENGTH  〜 Elvis Costello & Burt Bacharach 〜  M
Side D:Songs From TAKEN FROM LIFE
D1. YOU CAN HAVE HER  〜 Elvis Costello 〜  M

D2. DON’T LOOK NOW  〜 Audra Mae & John Pagano 〜  FM
D3. I LOOKED AWAY  〜 Audra Mae 〜  F
D4. TAKEN FROM LIFE  〜 Elvis Costello & The Imposters 〜  M
D5. WHAT'S HER NAME TODAY?  〜 Audra Mae 〜  F
D6. LOOK UP AGAIN  〜 Elvis Costello 〜  M

※ メイン・ボーカル入りの曲は、F(Female-女性)、または M(Male-男性)と表記

収録時間(CD 1/2/3/4)約52分/約61分/約40分/約27分
(LP Side A/B/C/D)約17分/約17分/約19分/約23分


エルヴィス・コステロがバート・バカラックと共作した楽曲をすべてまとめた作品集! その SUPER DELUXE EDITION たる2LP+4CDボックスセットです。

リリースされて丸2年。生来のズボラな性格に加え、このボリュームに圧倒されてなかなか記事に取り掛かれずにいました。ようやく記事にすることが出来て重石が取れた気分です、ふぅ〜😮‍💨

本作、1998年のコラボ・アルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』の25周年を記念して2023年3月3日にリリースされました。バカラックさん死後1ヶ月足らずというタイミングでしたが、2023年1月10日頃には既にプレスリリース記事が発表されておりました(英語日本語)。ですので遺作ではなく追悼盤でもありません。基本形はCD2枚組ですが(前記トラックリストの CD1CD2)、他にも複数のリリース形態がありました。
① 2CD … 基本形
② 2LP+4CD

③ 2LP
④ 2SHM-CD(日本盤)
⑤ 配信

私としてはLPは要らなかったのですが、4CDが買えるのは ② 2LP+4CD しかありません。それならばと②を選択。早速1月24日にAmazonで予約しました。2月8日にバカラックさんがお亡くなりになる前のことです。米国だしリリース日から20日遅れくらいで届くかなーと思ったのですが、手にすることができたのはリリース日を約40日も過ぎた4月12日。コロナ禍だし流通に時間がかかるのは仕方がありません。開封前のパッケージはこんな感じ(下の写真)。重さは1,242gもありました。お値段は25,427円(税込)…1gあたり単価に換算すると@20.5円/g(税込)かぁ。果たして高いか安いか。いやいや、単純に高いでしょ💰。それでも予約時の値段がキープされていたのでまだ良かったほう。バカラックさん逝去以降どんどん値段上がっていきましたから😱。
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BOXは本のような仕立て。表表紙と裏表紙のポケットにそれぞれLP1枚とブックレット1冊が入っておりまして、中央の台紙にCDが4枚差し込んであります。ブックレットは、1冊が歌詞&クレジットを含む詳細な楽曲データ(全20ページ)で、もう1冊がコステロによる約1万語にも及ぶエッセイ(全20ページ)。英語音痴なものでそのエッセイを全く読む気になれなかったのですが、ちたりた様が和訳してくださいまして幸運にも内容を知ることができました。この場を借りてお礼申し上げます、ちたりた様どうもありがとうございました🙏。(ちたりた様によるエッセイの和訳はこちら
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CD1は1998年のアルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』の2023年リマスター。1998年盤と今回のリマスター盤の違いなんて正直私にはわからないのですが😅。

CD2には、TAKEN FROM LIFE - Songs from the stage score of Painted From Memory というタイトルがついてます。
─ CD2は『 ペインテッド・フロム・メモリー 』のミュージカル・スコアを想定して書かれた未発表曲や新録曲3曲などを収録した『 テイクン・フロム・ライフ 』というタイトルのディスク。  ─(プレスリリースより)
─ CD2『 テイクン・フロム・ライフ 』に収録される3曲の新録曲は、ヴィンス・メンドーサ編曲によるバカラック&コステロの共作曲「 ユー・キャン・ハヴ・ハー 」と「 ルック・アップ・アゲイン 」、これらは2021年9月にハリウッドのキャピトル・スタジオ(Capitol Studio)でバカラック指揮のもと録音。そしてエルヴィス・コステロ&ジ・インポスターズによる「 テイクン・フロム・ライフ 」、こちらはコステロ近作でおなじみのセバスチャン・クリスのプロデュースで2022年に録音された。  ─(同上)
─ この他、第62回グラミー賞「最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム」受賞作『 ルック・ナウ 』、EP「 Purse 」、ビル・フリゼールによる『 ペインテッド・フロム・メモリー 』のジャズ・アレンジ盤『 ザ・スウィーテスト・パンチ 』からもバカラック&コステロ・ソングが収録されている。  ─(同上)

文章を読んでもイマイチ頭に入ってこないので表にしてみました。
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楽曲そのものの情報(作詞作曲者、ASCAP登録年、初出アルバム)と本作収録バージョンの情報(アーティスト、未発表/新録、収録元のアルバム)を整理してみたのですが
、なんかわかりにくい。センスねぇな、自分。クレジットされてない情報には '?マーク' を付しております。自分が読み取れてないだけなんだと思いますが…。ASCAP登録年は、バカラック研究本『 SONG BY SONG 』/Serene Dominic著、及び Connor Ratliff さんのブログ(2014年2月3日付け記事)に基づき記載しました。

楽曲そのものは、全16曲のうちコステロ1人で作った2曲(T-11,12)を除く14曲がバカラック&コステロの共作曲です。アルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』からの曲が4曲(T-2,7,10,14)あり、他10曲がのちに作った曲。うち
9曲は2014年にASCAP登録されています(T-16の1曲だけは未確認)。コステロがエッセイの中で   ─ 私が見つけたミュージカルの最後の脚本ドラフトは 2013年のものです。  ─ と証言していることから、ひとまず出来上がったので2014年にASCAP登録したワケですね。

さて、聴いてみましょう。んーと、今回再収録した7曲については収録元アルバムの過去記事を参照いただければと思います。T-2,7 👉 『 The Sweetest Punch 』、T-3,4,9,11,13 👉 『 Look Now 』(おまけで『 Purse EP 』) 

新録曲を含む未発表曲9曲のうち、3曲は初出
ではありません。オードラ・メイが歌うT-10.「 イン・ザ・ダーケスト・プレイス 」とT-14.「 ホワッツ・ハー・ネーム・トゥデイ? 」の2曲はアルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』の曲。どちらの曲も淡々としたピアノ伴奏をバックに若干掠れ声ではあるけれどブライト且つ力強くエネルギッシュな歌声を聴かせます。T-15.「 ルック・アップ・アゲイン 」は2016年にハーブ・アルパートがフリューゲルホーンを吹いたインスト物がオリジナル。今回、ストリングス+ピアノトリオをバックにコステロが歌詞付きで歌います。いかにもコステロといったエモーショナルな歌唱でございます。

残り6曲は本作で初めて世に出る楽曲。T-1.「 ユー・キャン・ハヴ・ハー 」とT-15.「 ルック・アップ・アゲイン 」は前述の通りバカラック指揮のオケをバックにコステロが歌唱しています。前者はダイナミックな曲調でエモーショナルなコステロの歌声が堪能できます。後者はしっとりした8分の6拍子のバラード曲で、こちらの曲の方がバカラック味強めでしょうか。T-6.「 テイクン・フロム・ライフ 」はエルヴィス・コステロ&ジ・インポスターズによるパフォーマンス。あっちこっちにメロディが跳ぶ転調の多い3拍子のバラード曲です。T-5.「 アイ・ルックト・アウェイ 」は変拍子チックなバカラック臭の強いメロディのバラード曲で、オードラ・メイがピアノ伴奏をバックに歌唱しています。T-8.「 シェイムレス 」は軽妙な曲で、ジェニー・マルダーがいかにもミュージカルっぽく大げさに歌唱しています。同じくジェニー・マルダーが歌うT-12.「 ストリッピング・ペーパー 」はバカラック曲ではないのでスルーします。

ここでシンガーのお二人をちょろっとご紹介。
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オードラ・メイ(Audra Mae, 1984-)は、オクラホマ州オクラホマシティ出身のアメリカのシンガーソングライター。あのジュディ・ガーランドの曾姪なんだとか。
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ジェニー・マルダー(Jenni Muldaur, 1965-)は、マサチューセッツ州ボストン生まれのアメリカのブルース/フォークロックのシンガーソングライター。米国のブルース/ジャズ・シンガー、マリア・マルダー(Maria Muldaur)の娘だそう。

CD3は BECAUSE IT'S A LONELY WORLD - Live というサブタイトルがついたバカラック&コステロ曲のライヴ選集。どうしてそんなタイトルなのか? 1998年10月18日に行われたライヴ『 Sessions at west 54th/Elvis Costello & Burt Bacharach 』の映像と2人の対談で構成されたTVドキュメンタリー『 ELVIS COSTELLO & BURT BACHARACH - Because It's A Lonely World 』のサブタイトルから取ったとのこと。ドキュメンタリーの対談でコステロがこんなこと言ってます(ドキュメンタリー動画の49:21から。日本語版の動画では48:17から)。

─ 「 PAINTED FROM MEMORY 」はアルバムのタイトルにもなっているけど特別な曲ではないんだ。変な先入観を与えたくないから実にいろいろなタイトルを検討したよ。サブタイトルは「 WHAT’S HER NAME TODAY? 」という曲から取ったんだけど “なぜバカラックと共作を?” と訊かれたらこう答えることにしている。“孤独な世の中だからね(Because It’s a Lonely World)”って。(笑)  ─

「 WHAT’S HER NAME TODAY? 」の歌詞には確かに "Because it's a lonely world" の一節があります。ホントはこれをアルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』のタイトルにしたかったってことか。

全9曲を表に整理してみました。
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バカラックとコステロはアルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』リリース後の1998年10月、バカラック・バンドとストリングス及びスティーヴ・ニーヴを加えて米国&英国を短期間ツアー。翌11月に米NBC テレビの深夜トーク・バラエティ番組『 レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン 』に出演しており、その時演奏した曲の一つがT-9.「 ディス・ハウス・エンプティ・ナウ 」。年が明けて1999年、コステロはスティーヴ・ニーヴらと "The Lonely World Tour" に出ます。T-1〜8.の8曲はそのツアーからの音源です。

9曲のうち未発表音源は4曲。とはいえ、T-7,8の2曲は収録元アルバムが非公式盤なので未発表音源は実質6曲かと。バカラックさんではなくスティーヴ・ニーヴがピアノを弾くと雰囲気ちょっと違いますね。そういう意味でバカラックさんがピアノを弾いているT-9.「 ディス・ハウス・エンプティ・ナウ 」は耳に馴染んでいるからか聴くと落ち着きます🤗。

CD4はコステロによるバカラック&デイヴィッド曲のカヴァー集とのこと。CD4も全8曲を表に整理しました。
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コステロはデビューした1977年の秋に所属レーベルのライヴ・ツアー "Live Stiffs Tour" で、エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズとしてT-1.「 恋のとまどい 」を演奏。翌年リリースされたStiffレーベルのライヴ・アルバムに収録されました。アンプラグド(ではないけれど)的で素朴な肌触りです。それから10年後の1987年にニック・ロウとのデュオ名義でT-2.「 ベイビー・イッツ・ユー 」をカヴァー。ビートルズ版に寄せてる印象ですが歌唱はコステロ節ですね。そして1995年にリリースしたカバー曲ばかりのアルバムでT-3.「 プリーズ・ステイ 」をカヴァー。録音したのは1990年で、コステロはゆったり&しっとり歌っています。1999年のT-4.「 恋よ、さようなら 」は映画『 オースティン・パワーズ:デラックス 』のサントラ記事を参照ください。

T-5〜8.の4曲は(CD3 で触れた)アルバム『 PAINTED FROM MEMORY 』リリース後の米国&英国短期間ツアーからの音源。エッセイの中でコステロは、T-5.「 涙でさようなら 」とT-6.「 マイ・リトル・レッド・ブック 」を初めて歌ったけれどそれは自分へのご褒美だった、またバカラックの指揮でT-7.「 恋するハート 」を歌えたことはとてもスリリングだった…と述懐しています。T-8.「 恋のとまどい 」は前述の通りコステロにとって初めてカヴァーしたバカラックソングですから、思い入れも相当でしょう。

さて、アナログ盤については、LP1 のA面、B面、LP2 のC面までがCD1『 PAINTED FROM MEMORY 』全曲、D面はCD2『 TAKEN FROM LIFE 』からのハイライトとなっております。

重量はLP1が実測148g、LP2が実測149gありました。普通のLP盤(120g台〜130g台、ペラペラのものだと100g台)よりは重いですが、こちとら高いお金払ってんだから180g級の重量盤にして欲しかったっすねー、ユニバーサルさん。

音源はCDと同じと思っていたのですが、LP2のD2.「 ドント・ルック・ナウ 」だけはオードラ・メイとジョン・パガーノがピアノのみをバックに歌うバージョンでして、CD2に収録されていない音源でございます。これだけはLPにしか収録されていないってことです。LP購入者への
特典ってこと??? そんなセコいことやめよーよ、ユニバーサルさん。CD2にこの音源も収録すればいいことでしょう、プンプン😠

結論! 萩原健太さんが薦めておられるように(こちら参照)、ブツとしては基本形のCD2枚組(解説付きの日本盤が良いでしょう)を購入して、CD3やCD4の音源は配信で楽しむ…というのがBESTです。どーしてもアナログの音を聴きたいという方は、別にLP2枚組を買い足せばよろしいかと。


【データ】
『 THE SONGS OF BACHARACH & COSTELLO (2LP+4CD BOX SET) 』
Elvis Costello & Burt Bacharach

CD+LP:2023年3月3日リリース
レーベル:Universal
番号:B0036682-00

Box Set Produced by Elvis Costello and Steve Berkowitz
CD1:Produced by Burt Bacharach and Elvis Costello
CD2:Produced by Burt Bacharach and Elvis Costello (except T-2,3,4,6,7,9,11,13)、Produced by Lee Townsend (T-2,7)、Produced by Elvis Costello and Sebastian Krys (T-3,4,6,9,11,13)
CD3:Produced by Burt Bacharach and Elvis Costello (except T-7,8)、Produced by Jan B. Larsson (T-7,8)
CD4:Produced by Tim Summerhayes and Mick Crickmer (T-1)、Produced by Nick Lowe, Elvis Costello and Paul "Bassman" Riley (T-2)、Produced by Elvis Costello and Kevin Killen (T-3)、Produced by Elvis Costello and Burt Bacharach (T-4)、Produced by Burt Bacharach and Elvis Costello (T-5〜8)

その他のクレジットは割愛させていただきます🙇‍♂️

(注)本アルバムのカテゴリーは、"カヴァーアルバム" と "新作主体のアルバム" の2種類を設定しました。

A Universal Music Enterprises release; ©️2023 UMG Recordings Inc.

Amazonリンク
① 2CD … 基本形
② 2LP+4CD
③ 2LP
④ 2SHM-CD(日本盤)

2023年2月19日 (日)

SOMETIMES LATE AT NIGHT/Carole Bayer Sager (1981年) - 2回目

キャロル・ベイヤー・セイガーが1981年にリリースしたサード・アルバムです。今月(2023年2月)ボーナストラック入りで再リイシューされました。バカラックさん追悼を兼ねて本アルバムを再度取り上げます。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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今回リイシューCDのジャケット表/ケース裏

全18トラック中、バカラック作品は12トラック(11曲)

1. Prologue
2. I WON'T BREAK
3. JUST FRIENDS
4. TELL HER
5. SOMEBODY'S BEEN LYING
6. ON THE WAY TO THE SKY
7. YOU AND ME (WE WANTED IT ALL)
8. SOMETIMES LATE AT NIGHT
9. WILD AGAIN
10. EASY TO LOVE AGAIN  (4:14)
11. STRONGER THAN BEFORE  (3:57)
12. YOU DON'T KNOW ME
13. Reprise
<Bounus Tracks>
"THE CAROLE BAYER SAGER RADIO SPECIAL With Burt Bacharach"
14. Conversation with Carole and Burt  (3:37)
15. STRONGER THAN BEFORE (single version)  (3:36)
16. Conversation with Carole and Burt  (3:44)
17. EASY TO LOVE AGAIN (single version)  (3:49)
18. Conversation with Carole and Burt  (9:11)

収録時間約67分(うちボーナストラック約24分)


この2月8日にお亡くなりになったバート・バカラック(1928年5月12日生 − 2023年2月8日没、享年94歳)。報道では、ご自宅で自然死だったとのこと。2008年来日時のTVインタビューで「どこまで現役を続けるのか」という膳場アナの問いに「気分がいい限りどこまでも」と答えておられましたが、バカラックさんは本当にそういう人生を送られたんだなぁと…。感慨深いものがありますね。

そんな折、キャロル・ベイヤー・セイガーが1981年にリリースしたサード・アルバム『 SOMETIMES LATE AT NIGHT 』がボーナストラック入りで再リイシューされました。アルバム本編&キャロル・ベイヤー・セイガーについては過去記事にしておりますので、今回はボーナストラックについて触れることとします。

ボーナストラックに収められているのは、プロモーション用LP『 THE CAROLE BAYER SAGER RADIO SPECIAL With Burt Bacharach 』より、「 Conversation With Carole And Burt/Stronger Than Before 」(→ T-14,16.)と「 Conversation With Carole And Burt/Easy To Love Again 」(→ T-18.)。それに、シングルバージョンのT-15.「 STRONGER THAN BEFORE(愛は果てしなく)」とT-17.「 EASY TO LOVE AGAIN(甘い誘惑)」の計5トラック。

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『 THE CAROLE BAYER SAGER RADIO SPECIAL With Burt Bacharach 』の内容は、Discogsによれば全編ダイアログおよびインタビュー。
A1. Conversation With Carole And Burt/Stronger Than Before  (7:35)
A2. Conversation With Carole And Burt/Easy To Love Again  (9:10)
B1. Conversation With Carole And Burt/I Won't Break  (8:45)
B2. Conversation With Carole And Burt/Sometimes Late At Night  (8:10)
B3. Carole Discusses Bacharach Arrangements  (1:00)
B4. Carole Discusses Her Songwriting  (1:35)
B5. Carole Discusses Neil Bogart And Bacharach's Confidence In Her Singing  (1:25)
このうち、シングルバージョンの2曲について語っている部分をボーナストラックとして収めたワケですね。もちろん英語なので、何言ってるか珍紛漢紛です^^;。なお、B5.の Neil Bogart は Boardwalkレーベルを立ち上げたお方です。

アルバム本編は、LP時代同様A面(CDのT-1〜7.)とB面(CDのT-8〜13.)それぞれ各曲をクロスフェードでつないでいます。シングル化するにあたり、T-15.「 愛は果てしなく 」はクロスフェードを取り除いた上にイントロを短くし、リミックスでイントロだけ派手めにお化粧しています。T-17.「 甘い誘惑 」もシングル化の手法は同様で、加えてアウトロも短くしています。

既に本アルバムをお持ちであれば、あえてこのCDに手を出さなくてもよいのでは…と思いました。もちろん、セイガーやバカラックの語りは貴重だと思いますので、それを聴きたいのであればその限りではありません。それに、24ページに及ぶブックレットの解説も充実しています。是非どなたか和訳して内容を教えていただけるとありがたいです。

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今回リイシューCDのジャケット裏/CDトレイの下

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今回リイシューCDのジャケット(24ページのブックレット)の12-13ページ


【データ】
『 SOMETIMES LATE AT NIGHT 』(邦題:真夜中のくちづけ)
Carole Bayer Sager

LP:1981年4月リリース (今回リイシューCD:2023年2月3日リイシューのUS盤、解説:Joe Marchese September, 2022)
レーベル:Boardwalk (今回リイシューCD:Boardwalk/Iconoclassic Records)
番号:FW 37069 (今回リイシューCD:ICON 1056)

Produced by Burt Bacharach and Brooks Arthur
T-3. Produced by Michael Jackson and Burt Bacharach
T-6. Track Produced by Neil Diamond and Dennis St. John

<Bounus Tracks>
T-15.「 STRONGER THAN BEFORE 」(single version)
7'':1981年4月リリース、c/w「 SOMEBODY'S BEEN LYING 」
レーベル:Boardwalk
番号:WS8 02054


T-17.「 EASY TO LOVE AGAIN 」(single version)
7'':1981年8月リリース、c/w「 WILD AGAIN 」
レーベル:Boardwalk
番号:NB7-11-118


T-14,16,18. from『 THE CAROLE BAYER SAGER RADIO SPECIAL With Burt Bacharach 』
LP:1981年 … PROMOTIONAL COPY NOT FOR SALE
レーベル:Boardwalk
番号:NBS-002

Produced by Fred Robbins

リンク先消滅したためリンク貼り直し(2024/1/14)
Amazonリンク(リイシューCD

2016年6月 8日 (水)

SOMETIMES LATE AT NIGHT/Carole Bayer Sager (1981年)

キャロル・ベイヤー・セイガーが1981年にリリースしたサード・アルバムです。キャロル&バカラックの共作曲を9曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外では上手くいかないかも^^;)

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Original LP front cover/back cover

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所有CDのジャケット表/ケース裏

全13トラック中、バカラック作品は10トラック(9曲)

1. Prologue
2. I WON'T BREAK
3. JUST FRIENDS
4. TELL HER
5. SOMEBODY'S BEEN LYING
6. ON THE WAY TO THE SKY

7. YOU AND ME (WE WANTED IT ALL)
8. SOMETIMES LATE AT NIGHT
9. WILD AGAIN
10. EASY TO LOVE AGAIN
11. STRONGER THAN BEFORE
12. YOU DON'T KNOW ME
13. Reprise

収録時間約43分


キャロル・ベイヤー・セイガーが1981年にリリースしたサード・アルバムです。邦題は、真夜中にくちづけ。

キャロルは1947年生まれでニューヨーク出身。ハイスクール・オブ・ミュージック&アートに在籍中だった15歳の時にドン・カーシュナーの音楽出版社 “ スクリーン・ゲイムス ” と契約を交わし、作詞家としてのキャリアを踏み出します。「 A Groovy Kind Of Love(恋はごきげん) 」(1966年:マインドベンダーズ/1988年:フィル・コリンズがリヴァイヴァル) を手がけ、ニール・セダカと共作したり、ブロードウェイのミュージカルを手がけたのちに退社。その後、ベット・ミドラーのバック・コーラスを務めていたメリサ・マンチェスターのデビュー・アルバム『 Home To Myself 』(1973年)に作品を提供して注目を集め、1975年に「 Midnight Blue 」の大ヒットが生まれました。それからは、アルバート・ハモンドと共作したレオ・セイヤーの全米1位ヒット「 When I Need You(はるかなる想い)」、マーヴィン・ハムリッシュと共作したアレサ・フランクリンの「 Break It To Me Gently(やさしくうちあけて)」など、多くの歌手が彼女の曲を取り上げるようになります。

Img217aaImg216aaキャロル自身もエレクトラから歌手としてデビュー。
1977年に『 Carole Bayer Sager(私自身)』(画像左)、1978年に『 TOO 』(画像右)と2枚のアルバムをリリース。この2枚は私も所有(1990年CDリイシュー盤)していますが、主な共作者はメリサ・マンチェスター、マーヴィン・ハムリッシュ、デイヴィッド・フォスター、ピーター・アレン、ブルース・ロバーツ、ベット・ミドラーなど錚々たる面々。参加ミュージシャン&ヴォーカリストも、ジェフ・ポーカロ、ジム・ケルトナー、リー・スクラー、デイヴィッド・ハンゲイト、リー・リトナー、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、デイヴィッド・フォスター、スティーヴ・ポーカロ、ブルース・ロバーツ、マーヴィン・ハムリッシュ、メリサ・マンチェスター、ベット・ミドラー、ピーター・アレン、ビル・チャンプリン、マイケル・マクドナルドなどなど。とても豪華です。2枚ともプロデューサーはブルックス・アーサー。キャロルの歌は素朴でざっくりした肌触り。アレンジもさっぱりしています。2枚ともAORと言うよりはMOR/ポップスといった感じ。地味ながらも佳曲が揃っていて、聴いていて気持ちが温かくなるアルバムです。

1979年~1980年ころ、TV番組『 マイク・ダグラス・ショウ 』にふたりが出演したのをきっかけに、キャロルとバカラックは一緒に仕事をするようになります。前回記事で紹介したとおり、最初の共作曲が世に出たのは、ポインタ・シスターズが1980年8月にリリースしたアルバム『 SPECIAL THINGS 』でした。 

Img207cc─ それから1年ほどして、わたしたちは男女関係をテーマにした『 真夜中にくちづけ 』というコンセプト・アルバムを、キャロルの親友だったニール(・ダイアモンド)とジョイス・ボガートが所有するレーベル、ボードウォーク・レコードからリリースした。 ─ (バカラック自伝より)

本アルバムについて、キャロルはこうコメントしています。

─ 『 真夜中のくちづけ 』はわたしたちの関係をうたっているように聞こえるけど、当時はそれに気づかなかった。あれは全部の曲が継続しているような感じで次の曲に移っていく、愛に関するコンセプトアルバムだったの。ふり返ってみると、自分でも気づいていなかった気持ちを先取りしてるようなところもあったと思うわ。 ─ (バカラック自伝より)

ゴージャスな衣装をまとい悩殺ポーズでキメてるジャケ写は、素っ気なかった過去2枚のアルバムからは想像できない変わりよう。ジャケ裏の写真に至ってはバカラックとイチャついてるし。それなのに気づかなかったって言われても、ねぇ…^^;。

過去2枚を手掛けたブルックス・アーサーとバカラックの共同プロデュース。ただし、T-3. はマイケル・ジャクソン&バカラックがプロデュース。また、T-6. のバック・トラックはニール・ダイアモンドとデニス・St.・ジョンがプロデュース。
T-1. とT-13. を除く11曲のなかで、T-2~5. とT-8~12. の計9曲がキャロルとバカラックの共作(うちT-2. とT-4. の2曲はピーター・アレンも加えた3人、T-11. はブルース・ロバーツを加えた3人による共作)。うち6曲ではアレンジもバカラックが担当しています。コンボとバック・コーラスは、それまでのキャロルのアルバムに参加していた豪華な面々。それに、ストリングス&ホーンのオケが加わります。作者、アレンジ、ミュージシャン、バック・コーラスの詳細については、後述する【データ】の表を参照ください。

キャロルのコメントにもあったように、LP時代のA面(CDのT-1~7.)とB面(CDのT-8~13.)それぞれの各曲をクロスフェードでつないでいます。この演出のせいだと思うのですが、アルバム全体になんともいえない芳香が漂っています。ちなみに、T-1.「 プロローグ 」は、A面最後のT-7.「 あなたと私」のサビの部分。T-13.「 リプライズ 」は、B面最初のアルバム・タイトル曲T-8.「 真夜中にくちづけ 」のリプライズ。A面、B面それぞれをひとつの物語にしようという意図がうかがえます。

個々の曲は、ミディアム・テンポの落ち着いたポップス又はスロー・バラードのいずれか。
以下、バカラックが提供した曲達について少し考察してみます。こんなスウィートなアルバムでも、バカラックは変拍子をやめません(笑)。さすがに乱用することはありませんが…。また、普通のポップス曲は一般的に8小節単位で構成されているのですが、そんな普通の曲は1曲もありません。例えばT-2.「 愛のアレンジメント 」の場合、1コーラスの構成はA-B-A’という形式なのですが、小節数は各々Aが10小節、Bが9小節、A'が12小節。ポップス向けに作曲しつつも、こういった “ バカラック印 ” ともいえる特徴をねじ込んでくるとは(゜゜)。ここで一句。

 転んでも タダでは起きない バカラック (字余り^^;)

T-3.「 ジャスト・フレンズ 」はマイケル・ジャクソンがバック・コーラスで参加し、前述したようにバカラックと共同でプロデュースも手がけました。2枚目のアルバム『 TOO 』に入っていたデイヴィッド・フォスターとの共作曲「 IT'S THE FALLING IN LOVE(恋をしましょう)」をマイケルが1979年のアルバム『 OFF THE WALL 』でカヴァーしたご縁によるものと思われます。バカラック自伝にこの曲の裏話がありましたので、引用します。 ─ 「 ジャスト・フレンズ 」というデュエット・ナンバーでは、マイケル・ジャクソンがスタジオにやって来て、キャロルといっしょにうたってくれた。アレンジはわたしが書き、ストリング・セクションとリズム・セクションを勢ぞろいさせて待っていると、マイケルが「 何分かもらえませんか? ちょっと、ためしてみたいことがあるんです 」と言いだした。彼はその日のギタリストだったポール・ジャクソン・ジュニアを連れてトイレに入り、この曲のために、わたしが考えていたものより5倍はすばらしい、まったく別種の流れとコンセプトを考え出した。あの曲でいっしょにうたうキャロルとマイケルを聞いていると、「 どっちがマイケルで、どっちがキャロルなんだろう? 」と不思議になってくるはずだ。それくらい、ふたりの声はうまくフィットしていた。 ─ (バカラック自伝より)

このマイケルの例からもわかるように、バカラックのアレンジはイマイチ時代についていってない感じを受けます。はっきり言うと、80年代っぽくないんですね。デイヴィッド・フォスターがアレンジを担当したT-11.「 愛は果てしなく 」が、あちこち(特にシンセの音色&フレージングやパーカッションの使い方など)に80年代を感じるのとは対照的です。この「 愛は果てしなく 」は、本アルバムからシングル・カットされて全米30位を記録(WS8 02054、A面)。キャロルにとって歌手として唯一のTOP30入りを果たし、バカラックにとっても久々のTOP30入りとなりました。1984年チャカ・カーン1985年ディオンヌ・ワーウィック2006年Lyrico2007年トレインチャどのカヴァーがあります。

また、T-5.「 愛にゆれる 」は、カーペンターズが同年(1981年)のアルバム『 Made In America 』でカヴァーしています。ドリーミーでドラマチックなカーペンターズ版の方が出来としては上だと思います。

─ 『 真夜中にくちづけ 』をつくったあとで、キャロルとわたしはツアーに出た。アルバムの売れ行きは決してよくなかったが、世間の人たちはそう思っていなかった。シングルの「 愛は果てしなく 」が、チャートでそこそこ健闘していたからだ。おかげでキャロルとわたしがLAのサンセット・ストリップにあるロキシーでやった5夜の公演は、全回がソールドアウトになった。 ─ (バカラック自伝より)

何はともあれ、バカラックはキャロルのおかげで息を吹き返すことができました。キャロルとバカラックが結婚するのは翌1982年のことです。

※ 2023/2/19 追記:2023年リイシューのボーナストラック入りCDは、本アルバムの2回目記事にてご紹介
。 →  こちら


【データ】
『 SOMETIMES LATE AT NIGHT 』 (邦題:真夜中のくちづけ)
Carole Bayer Sager

LP:1981年4月リリース (所有CD:2002年5月2日リイシューの日本盤)
レーベル:Boardwalk (所有CD:ビクター・エンタテインメント)
番号:FW 37069 (所有CD:VICP-61840)

Produced by Burt Bacharach and Brooks Arthur
T-3. Produced by Micheal Jackson and Burt Bacharach
T-6. Track Produced by Neil Diamond and Dennis St. John

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Recording at Studio 55, Los Angels and Record Plant, Los Angels
Additional Recording at The Hit Factory, New York

リンク先消滅したためリンク貼り直し(2024/1/28)
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2014年12月14日 (日)

FOR THE FIRST TIME/Stephanie Mills (1975年)

米女性R&Bシンガーのステファニー・ミルズが1975年にリリースした、全篇バカラック&デイヴィッド作品のアルバムです!

(画像は全てクリックすると大きくなります。PC以外ではうまくいきませんが^^;)
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1. TOOK MY STRENGTH FROM YOU
2. LIVING ON PLASTIC
3. NO ONE REMEMBERS MY NAME
4. IF YOU CAN LEARN HOW TO CRY
5. LONELINESS REMEMBERS (WHAT HAPPINESS FORGETS)
6. THIS EMPTY PLACE
7. THE WAY I FEEL ABOUT YOU
8. I SEE YOU FOR THE FIRST TIME
9. ALL THE WAY TO PARADISE
10. PLEASE LET GO

収録時間約33分


米女性シンガーのステファニー・ミルズが1975年にリリースした、全篇バート・バカラック&ハル・デイヴィッド作品のアルバムです。

ステファニー・ミルズは、1957年ブルックリン生まれ。1975年にブロードウェイのミュージカル『 The Wiz(ウィズ)』のドロシー役に抜擢され、トニー賞も獲得。1979年以降80年代は20世紀FOX他でソウル/R&B歌手としてヒットを飛ばします。

ミュージカルと並行して1974年にABCからファースト・アルバム『 MOVIN' IN THE RIGHT DIRECTION 』をリリースしますがヒットせず、MOTOWNに移籍してリリースしたセカンド・アルバムが本アルバムでございます。前述したとおり、全10曲バート・バカラック&ハル・デイヴィッド作品です。プロデュースもこのコンビ。しかも、8曲が書き下ろし曲! (残り2曲はディオンヌ・ワーウィックのカヴァー)

一度1991年にMOTOWNからCD化されたようなのですが、とっくに廃盤で中古もみつからず。CD再発されないかとず~っと願ってきましたが、半ば諦めて最近はAmazonチェックもサボってました。ところが、レコード・コレクターズ(2014年12月号)を立ち読みしてたら…、リイシューの海外盤紹介コーナーにこのCDが載ってるじゃないですか。速攻ゲットした次第です。まぁ、私の師匠であるまったりさんは 「 それやったらLPで持ってまっせ 」 と仰りそうですが。

Steven E. Flemming, Jr. という方がライナー・ノーツで全曲にコメントを寄せています(モチロン英語)。分かる範囲で参考にしつつ、簡単ではありますが全曲をご紹介します。編曲は特記ない限りバカラックです。

─ ♪ ─ ♪ ─

T-1. 「 TOOK MY STRENGTH FROM YOU 」  ミディアムスローなテンポで、ソフト・ソウル&ブルースっぽいナンバー。メロディも書き下ろし曲の中では最も取っつき易く、個人的には好きな曲。

T-2. 「 LIVING ON PLASTIC 」  ミディアムテンポで、ポップ/ロック調のナンバー。イントロ/間奏でのブラスやサックスもところどころアクセントになっています。

T-3. 「 NO ONE REMEMBERS MY NAME 」  ちょっとセンチメンタルなスロー・ナンバー。山谷がある展開でミュージカルの趣もありますね。ちょこっと変拍子もあります。バカラック自身、1977年のアルバム『 FUTURES 』でセルフ・カヴァーしています。

T-4. 「 IF YOU CAN LEARN HOW TO CRY 」  ミディアムテンポのポップナンバー。意表を突いたメロディとコード進行がいかにもバカラック。転調に変拍子もセットでもれなくついてます。編曲は Bill Eaton 。

T-5. 「 ロンリネス・ハッピネス 」  オリジナルはディオンヌで、1970年のアルバム『 I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN 』に収録。カヴァーしているのは私の知る限りステファニー・ミルズだけ。アップテンポのライトな小品で、アレンジはオリジナルのほぼコピーでキーも同じ(編曲は Dave Mathews )。軽やかに歌うディオンヌに対して、ステファニー・ミルズは若干テンポを落として柔らかにねばっこく歌っています。

T-6. 「 ディス・エンプティ・プレイス 」  こちらもオリジナルはディオンヌ。1963年3月23日に全米83位にランクされた3枚目のシングルで、デビュー・アルバム『 PRESENTING DIONNE WARWICK 』に収録されています。ステファニー版のR&B色の強いベースラインは、オリジナルや他のカヴァーでは聴かれない特徴的なアレンジ。この曲の黒い部分をよく引き出してると思います。編曲は Kenny Asher 。本アルバムからの唯一のシングルとして、T-8.「 I SEE YOU FOR THE FIRST TIME 」とのカップリングで1975年12月にリリース(M-1382F)。残念ながらチャート・アクションはなし。

T-7. 「 THE WAY I FEEL ABOUT YOU 」 ミディアム・テンポのミュージカルチックな小品。これまたメロディとコード進行が独特なバカラック節。変拍子に加えて転調もあります。

T-8. 「 I SEE YOU FOR THE FIRST TIME 」 バロック的な香りのイントロが印象的な、バウンス・シャッフルのナンバー。リズム隊とブラスの刻みもなかなか特徴的。同じモチーフの繰り返しが多いメロディも独特です。編曲はT-6. と同じ Kenny Asher 。

T-9. 「 ALL THE WAY TO PARADISE 」  R&B調のスロー・バラード。この曲もコード進行とメロディはバカラック節。転調も多く歌いにくいだろうに、彼女は難なく歌っています。

T-10. 「 PLEASE LET GO 」  イントロのチェンバロっぽいキーボードの和音の刻みだけ聴くと、サントラ『 LOST HORIZON(失われた地平線)』の「 THE THINGS I WILL NOT MISS 」かと思ってしまいます。でも全然違う曲です。ミュージカル調のシンフォニックなナンバーです。

─ ♪ ─ ♪ ─

ステファニー・ミルズの歌は、パワフル且つダイナミックの上に繊細な表現力もあり、上手いです。バックもバンド+オケで、ミュージカル歌手としての彼女を引き立たせたかったんだろうと思いますが、バカラック&デイヴィッドの試みは成功しているとは言えません。歌唱力を前面に出すには曲が凝り過ぎてますし、何よりメロディにあまり魅力がありません。まぁ、バカラック節はたっぷり聴けるので私的には満足ですが。結局このアルバム、ヒットしませんでした。

Img825尚、CDにはボーナス・トラックを7曲収録。これは、1982年にMOTOWNから未発表曲集としてリリースされたアルバム『 LOVE HAS LIFTED ME 』から、本アルバムと重複する「 THIS EMPTY PLACE 」を除いた全曲でございます。先に紹介したレコード・コレクターズには、こんな風に書かれていました。 ─ このCDの目玉は、未発表曲集の『 LOVE HAS LIFTED ME 』と言ってよいであろう ─  可哀想な『 FOR THE FIRST TIME 』。でもでも、聴いていて一般受けするなぁと思うのは『 LOVE HAS LIFTED ME 』なんですよね。

本アルバムのジャケット裏面を見ると、上の方に SONGS BY BURT BACHARACH and HAL DAVID とあり、下の方は PRODUCED BY HAL DAVID & BURT BACHARACH となっています。二人の名前の順番が逆です。映画『 失われた地平線 』で仲違いしたけれど、事情があって二人は本アルバムを手掛けなくてはならなかったのでしょう。お互いのメンツを立てるために名前の順番にもいちいち気を配らなくてはならなかった…。そりゃ、協力していい曲を作ろうっていう雰囲気じゃないよなー。

因みに、単行本『 バートバカラック自伝 』に本アルバムのことは一切出てきません(>_<)。


【データ】
『 FOR THE FIRST TIME 』
Stephanie Mills

LP:1975年10月リリース (所有CDは、2014年8月4日リイシューのUK盤)
レーベル:MOTOWN (所有CDは、Big Break Records, UK)
番号:M5-227V1 (所有CDは、CDBBRX0301)

Produced by Hal David & Burt Bacharach
Directed by Phil Ramone
Songs by Burt Bacharach & Hal David
Arranged by Burt Bacharach
except Bill Eaton (T-4.), Dave Mathews (T-5.), Kenny Asher (T-6,8.)

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2013年8月25日 (日)

HEARTLIGHT/Neil Diamond (1982年)

ニール・ダイアモンドが1982年にリリースしたアルバムです。バカラックの新作(ニール・ダイアモンド、C・B・セイガーとの共作)を6曲収録!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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全11トラック中、バカラック作品は6トラック

1. HEARTLIGHT (4:26)
3. I'M GUILTY (3:15)
4. HURRICANE (4:16)
5. LOST AMONG THE STARS (3:54)
6. IN ENSENADA (3:50)
9. FRONT PAGE STORY (4:29)

(T-2,7,8,10,11は、バカラック作品ではありません)

収録時間約40分


アメリカのポップアーティストであるニール・ダイアモンドが1982年にリリースしたアルバムです。

半数の6曲をバカラックの新作(ニール・ダイアモンド及びC.・B・セイガーとの共作)が占めていて、スローバラード或いはミディアムテンポの落ち着いたアダルト・コンテンポラリーでございます。ニール・ダイアモンドの歌声も味わいがあります。シブい!

シングルカットもされ、6曲のうちで一番ポップなアルバムタイトル曲のT-1.「 HEARTLIGHT 」は、1982年公開の映画『 E.T. 』にインスパイアされて作られたんだそうです。歌詞には特に『 E.T. 』の登場人物等は出てこないらしいのですが…。

私が尊敬するまったりさんは、1982年当時このアルバムをお買い求めになり、特にT-9.「FRONT PAGE STORY」を音盤が擦り切れるほど繰り返しお聴きになったとご自身のブログで紹介しておられます。T-1.「 HEARTLIGHT 」もブログで紹介しておられるはずなのですが、探し出せませんでした^^;


【データ】
『 HEARTLIGHT 』 (邦題:ハートライト)
Neil Diamond

LP:1982年リリース (所有CDは、1990年USリイシュー盤です)
レーベル:COLUMBIA (所有CDも同じ)
番号:TC 38359 (所有CDは、CK 38359)

T-1,3,4,5,6,9
Produced by Burt Bacharach, Carole Bayer Sager and Neil Diamond
Arranged and Conducted by Burt Bacharach
Musician, etc. ↓ (クリックして拡大してご覧ください)
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2013年7月 7日 (日)

PAINTED FROM MEMORY/ELVIS COSTELLO with BURT BACHARACH (1998年)

エルヴィス・コステロとバカラックが共作した渋い大人の失恋ソングを、コステロがバカラックのピアノと共に歌う、渾身のアルバムです!

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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1. IN THE DARKEST PLACE
2. TOLEDO
3. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL
4. THIS HOUSE IS EMPTY NOW
5. TEARS AT THE BIRTHDAY PARTY
6. SUCH UNLIKELY LOVERS
7. MY THIEF
8. THE LONG DIVISION
9. PAINTED FROM MEMORY
10. THE SWEETEST PUNCH
11. WHAT'S HER NAME TODAY ?
12. GOD GIVE ME STRENGTH

<ツアー・エディション>のみ DISC 2(ライブ音源)
1. THIS HOUSE IS EMPTY NOW
2. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL
3. IN THE DARKEST PLACE
4. PAINTED FROM MEMORY
5. WHAT'S HER NAME TODAY ?

収録時間約52分
  Disc2 約21分


1996年に映画『GRACE OF MY HEART』の主題歌T-12.「 GOD GIVE ME STRENGTH 」を共作したコステロとバカラックが、意気投合して全曲共作して1998年にリリース。渋い大人の失恋ソングを、コステロがバカラックのピアノと共に歌う、渾身のアルバムです。

リリース当時、国内盤が待ち切れずまず輸入盤を購入しました。日本語ライナーもないしとにかく聴いてみました…。深く沈んだようなT-1.「 IN THE DARKEST PLACE 」から始まり、T-4.まで重い曲調が続くのにちょっと耐えられず、一旦CDプレイヤーを止めたことを憶えています

あれからもう15年も経つんですね~。今ではそれぞれの曲の良さが少しは分かってきたかもしれません。T-12.は既に多くのアーティストがカヴァーしていますし、T-4.「 THIS HOUSE IS EMPTY NOW 」やアルバムタイトルにもなっているT-9.もよくカヴァーされています。やっぱりいい曲が揃ってると思いますし、テーマは失恋でも実はけっこうバラエティに富んでるんですよね。

聴いてて楽しくなるとかそういうアルバムではないので、聴くシチュエーションは選ぶかもしれません。そういうアルバムもあっていいかなと思います。

その後、ライナー読みたさに結局国内盤も購入しました。ライブ音源欲しさにツアー・エディションも国内盤を購入…、でもライナーは通常盤と同じでちょっとがっかり。ツアー・エディションだけのDISC 2は、ライブ音源5トラックを収録。T-1.のみバカラックがピアノを弾いていて、他のT-2~5.はStieve Nieveが弾いてます。良いのですが、ライブはどうせならCDじゃなくて映像(DVD)で視聴したいなぁ~、と思いました。当時のDVDはまだ普及の初期段階だったので、無理だったでしょうけど!

本当は晩秋か冬が似合うアルバムかと思いますが、せっかくなのでツアー・エディション国内盤のリリース日でもある七夕の今日、久々にツアー・エデョション全曲聴いてみようと思います~


【データ】
『PAINTED FROM MEMORY』
ELVIS COSTELLO with BURT BACHARACH

<通常版>
CD:1998年9月25日リリース (国内盤は、1998年10月7日リリース)
レーベル:Mercury/PolyGram (国内盤も同じ)
番号:314 538 002-2 (国内盤は、PHCR-1655)

<ツアー・エディション>
CD:1999年4月27日リリース (国内盤は、1999年7月7日リリース)
レーベル:Mercury/Universal (国内盤も同じ)
番号:? (国内盤は、PHCR-4084/5)

Producer, Musician, etc. ↓
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<ツアー・エディション>のみ DISC 2
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Amazonリンク日本盤


カテゴリー

  • カヴァーアルバム
    ★バカラック・カヴァー曲が主体でBacharach をアルバムのタイトルやサブタイトルに入れているアルバム ★収録曲のうち半分以上がバカラック・カヴァーのアルバム ★複数アーティストによって新たにカヴァーしたアルバム ★複数アーティストによるトリビュートコンサートのライブアルバム
  • コンピレーションアルバム
    ★複数アーティストのバカラック作品を集めたいわゆる編集盤
  • シングル
    ★シングル
  • ディオンヌ・ワーウィックのアルバム
    ★新作主体/カヴァーアルバム/コンピ集を問わず、ディオンヌ名義のアルバム
  • バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
    ★バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
  • バカラック関連ネタ
    ★バカラック作品は入っていないがバカラックと何らかの関連があるアルバム ★アルバムやシングル以外のこと。本、コンサート、ライヴ、TV、Radio、告知、独り言、イベントなどなど
  • バート・バカラックのアルバム
    ★メインのアーティストがバカラックとなっているもの ★バカラックが音楽を担当した映画等のオリジナル・サウンドトラック ★ ○○ with Bacharach のようなアルバムは含めない
  • 新作主体のアルバム
    ★『 バート・バカラックのアルバム 』と『 ディオンヌ・ワーウィックのアルバム 』以外で、バカラックが新作を多数(およそ半数以上)提供したアルバム

★ リンク ★

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