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2025年7月19日 (土)

2025年7月12日 FM COCOLO『 My Life, 10 Stories 』ゲストの岸谷香さん、1曲目は「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」!

2025年7月12日 FM COCOLO『 My Life, 10 Stories 』ゲストの岸谷香さん、1曲目は「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」!

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2025年7月12日(土) 23:00〜24:00
FM COCOLO『 My Life, 10 Stories 』
DJ:中西建夫 / ちわきまゆみ

ゲスト:岸谷香

このラジオ番組について
さまざまなシーンで活躍されているゲストを迎え、「私の人生のサウンドトラック」をテーマに、彼らの人生の中で特に強く影響を受けた曲、印象深かった曲を10曲選曲いただきます。(ゲストは2週にわたり5曲ずつ紹介) 音楽が持つ普遍的な魅力や、その背景にあるエピソードを通して、各々の曲がどのように心を動かし、どんな意味を持つのか、多彩なゲストの経歴とともに掘り下げます。

<音楽家>岸谷香さんをお迎えして「人生のサウンドトラック」今週はまず5曲をご紹介頂きました✨

🎵今週のオンエアリストは…
M1. One Less Bell To Answer / Burt Bacharach
M2. When A Man Loves A Woman / Bette Midler

M3. Jackson Cannery / Ben Folds Five
M4. Love Has No Pride / Bonnie Raitt
M5. Mack The Knife / Ella Fitzgerald

「自分は凄い歌手でも、凄い作家でも、凄いギタリストでもない。<総合点>で勝負するタイプ」と仰る岸谷香さんが、「この人に出逢わなかったら、今の私はない」とご紹介頂いた楽曲たちです💫

「“美しい”とはこういうことかと、<作家>としてのターニングポイントとなったBurt Bacharach」
「この人に出逢わなかった自分がどんな歌手になっていたかわからないというBette Midler」

「実は自分にとって一番付き合いが長い楽器ーピアノーとの新たな気付きを得られたBen Folds Five」
「ギタリストとしての“幹”みたいなものが無いと思っていた自分が出逢えた、これからもっと好きになる予定のBonnie Raitt」
「ROCK BAND、弾き語り、BIG BAND…色んなスタイルのパフォーマンスが出来る自分が、BIG BANDとの繋がりを感じたElla Fitzgerald」
どの楽曲についても、<音楽家・岸谷香>を構成するに欠かせないエピソードと共にご紹介頂きました🥰

DJの中西さんとはお互いのお子さんを通じて、もはや親戚のようなお付き合いをされているからこそ聴ける、リラックスしたムードの中でのお喋り☀️
40年以上にわたる自身の活動についても、とても明るくポップにお話されるので、1時間があっという間に感じられるはずです👍
----------<以上、番組のXより引用しました>

リアタイでは聴けず、radikoで後から聴きました。1曲目のバカラック関連部分のみ文字起こしします。

 岸谷香さん
 中西建夫さん
 ちわきまゆみさん

*****  文字起こし開始:タイムカウンター 04'00"〜
今夜はこの方をお迎えしております。
こんばんは、岸谷香です。
こんばんは〜、よろしくお願いいします。(3人)
ということでねー、家族ぐるみって言うかね、うちのバカ息子と香ちゃんのバカ息子があったりとか…。
息子さんなんですね。
そうなんですよ、だから…ホント中西さんももはや親戚ですね、これは。
親戚のおじさんですねー。
親戚のおじさんとおばさんって言う感じですけど。
ただねぇあの〜、香ちゃんはやっぱホント真っ直ぐな方なんで、特にあの〜ここ10年かなぁ、まぁ子供たちが海外行ったこともあるけど、急に海外旅行というか海外に足を伸ばし出して。
そうですねー、めっちゃ足を伸ばし出しましたねー。
英語も勉強してるし、すごいモチベーション高いなぁと思って。
いや、でも、やっぱりあの勿体無いな〜と思って。なんか時間とか人生とか。だからまぁ中西さんなんてほらこうやって一生現役でやってらっしゃるし。
とうとうラジオまで。
ほんとですよ。
ホンマや。
だから私も中西さんに追いつき追い越せ、ついて行きますっつー感じで。
色々多彩なことを。
楽しいこととか、なんだろう、好きな人がけっこう近いから、そこが仲良くなってるとこかも。
うん、あと中西さんの好きなところは、あんまり言わないんだけど、例えば飲んでたりとかして、お知り合いとかも死ぬほどいらっしゃるから、ばったり会ったりして、なんかこぅ俺ちょっと話してくるね〜とか言ってその方と話して戻ってきたら、例えばこうなんか盛り上がって、なんかのイベントがあるんだけど、香ちゃんそこでダイヤモンド歌ってくんない?みたいなもぅ、盛り上がっちゃってんの! だからそれが無いとダメじゃないかな人間て、って思う、なんかこういつまでも。
常に、プロデュース能力というか、そういうのがこう、発揮しちゃう。
ま、そん時はね国立競技場で歌うってけっこう大きい話だったんで。
そうでしたね。
はぁ、立ち話でそんなことを。
飲み話でそうなっちゃって。
なんかそのイメージって急に思いつく時あるじゃないですか。考えてることじゃなくてその場でね。そういうのが楽しいんじゃないかなあ。
沢山のひらめきで、はい。
ひらめき、んで奇跡が。
そうですね、中西さんの、沢山沢山そばにいるとあります。

…ということで、今日は香ちゃんの人生を紐解いて行きたいと思ってるんで。まず何から行きますかね、今日の1曲目。
今日ねぇ、実はアンケートいただいて、迷ったんですよ色々どうしようかなぁ、なかなか難しいじゃないですか自分の人生のね。
10曲、大変ですよね。
そう。なんだけど、だからあのひとつは、私が他の人と違うとこってどこかなぁと思ったら、なんかこう、シンガーかって言われるとシンガーだけでもないし、作家かって言われると作家だけでもないし、なんかこうギタリストかって言われると別にギタリストでもないしみたいなこう、なんとなく私ってこうあの総合点で勝負するタイプだと思ったので、それをひとつずつ自分でも考えてフォーカスしてみようかなっと思ったんですね、まず。で、やっぱりまずは作曲家ってか作家としての自分っていうのが一番最初に、こう芽生えたっていうか自分の中で音楽家として一番最初に大きくこだわりを持ったのは、作品だったような気がしたのでまずは作曲家…作家としてのターニングポイントていうか自分の人生のターニングポイントについて考えてみました。
なるほど。
ハイ。で、選んだのが、バート・バカラックなんですけど。
大巨匠ですよねぇ。
そうなんですよねー、なんかあの10代の頃とかこう当たり前にもうほんとに洋楽のロックとかメタルも勿論好きでしたし、なんかもう学校でバンドやってますみたいな感じであの〜ほんとハードなもの大好きだったし、ポップなものばっかり聴いてたんだけど、やっぱ20代の…23,4,5…「 Diamonds 」の後ぐらいかなぁ、なんか色々なものにやっぱ興味が出てきて、でまぁそのぉ歌モノだけじゃなくて、バート・バカラックの美しいメロディの世界観とか、ロックと全くあの真反対なのかもしれないんだけど、なんかロックだロックだって言ってる反面、そうじゃないものをすごく求めだした時期があったんですね。でそん時、ホントにハマって、そんなのばっかり寄せ集めたようなアルバムを作っちゃったし、もうあのマニアックすぎて多分ファンも “え〜〜っ” って感じだったと思うし。
プリンセス プリンセスでいうと、どのアルバムがそれに当たるんですか。
あのねぇ、大体ねぇそのプリンセス プリンセスでいうと『 DOLLS IN ACTION 』っていうアルバムぐらいからちょっとその片鱗が出始めて、であの転調とか激しくするようになって、であのそれも自分でもう恥ずかしいっていうか若気の至りなんだけど、もぅそん時はそういうのやりたいから、周りに “なんか難しい” とか “ややこしい” とか言われても “うるさい!” みたいに、 “いいの、コレやりたいの” みたいな。
聞いてないよって。
もうね、ホント猪突猛進で。んで、しまいに、プリプリだとやっぱでもやっぱ、ね、「 Diamonds 」歌ったプリプリが、突然バート・バカラックはできないから、だからやっぱりある程度ここはプリプリじゃないと…ここはまぁやっぱポップじゃないと…ってなって、それで物足りなくなってソロ・アルバムを作ったんですね
。そん時に作ったアルバムが『 Renaissance 』ってアルバムなんだけど、そりゃもうやり放題やりまくってあのバート・バカラックの世界をやって、もうホンットに満足しました。
満足(笑)
じゃあその曲を聴いてみましょうか。
まずじゃぁその沢山数多あるバート・バカラック作品の中から。
はい! モチロン死ぬほど好きな曲あるし、有名な曲もねぇあの「 RAINDROPS FALLIN' ON MY HEAD 」とか「 CLOSE TO YOU 」とかいっぱいありますけど、コレ私歌ったことがあって、あのホントに美しい曲だなぁと思って、こういうなんて言うんだろ、ジャンル何コレ?みたいな、そういうのに凄く憧れたんですね。なんで、今日は変わりどころと言うことでバート・バカラックの曲を選んでみました。はい、バート・バカラックで「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」。

♪:Burt Bacharach "ONE LESS BELL TO ANSWER" 悲しみは鐘の音とともに (1971) …収録アルバムについてはこちら

お届けしたのは、岸谷香さんの人生のサウンドトラックから、バート・バカラック「 ONE LESS BELL TO ANSWER 」。
もうホント、数小節聴いただけで “はい、ごめんなさい!” みたいな、 “負けたぁ!” みたいなね、ってるわけじゃないけど。
でもホント、
バート・バカラックの音像感って独特のもぅありますよね、スタイルと響きがね。
このなんか、もう、誰にも勝てないロマンチストな感じというか。
もう素晴らしかった。
素晴らしく感動しちゃった。
あのーなんだろう、いっぱいその頃こういう人達いたじゃん。ポール・モーリアとかさ、あと映画音楽作る人って。
そうですね。
特殊だね、バート・バカラックは。
うーん。なんでしょうね、だけどやっぱりこの人って、映画音楽を作る人ではないと思うんです。勿論いっぱいね書いてるけど、メロディが美しいんですよねー。
あと弦アレンジ。
そうですねー。
なんかこの時代の人って弦アレンジがすごい。
ねー。
この曲、てかバート・バカラックとジョン・ウィリアムスに出逢わなかったら、今の私はちょっと作曲家として違う作曲家になってたと思いますね。
その、曲を書く身としてはバート・バカラックはどういうところが凄いっていう…。
いやー、やっぱり美しいってこういうことかっていう、自分の中のなんか求める美しさみたいな、そういうのがもう絶対的にバート・バカラック、ロマンチックだっていう。
そうですよねー。またこの曲、ちょっと歌詞がいいじゃないですか。これ、ハル・デイヴィッドの歌詞ですけど、そのもう、彼と別れて、ベルが鳴らないのは、なんか嬉しい。
あっ? “嬉しい” なの、それ

なんだけど、でも嬉しいって言いながら実はそうじゃない。
で、悲しいんだよね。
そうそうそう。卵焼く卵も1個でいいからせいせいしたわ、みたいな感じなんだけど。
全部裏返しのねー。
そう、そうですね。
なんか、そういう歌詞最近沁みる。
どうしたんすか、あっはっは。
中西さん〜(笑)
なーんか、わかるー。
それはあの飲みの席で、続きは(笑)。
はい。
…という意味では、なんでしょう、ある種キャリアにおいての、作曲家としての。
うん、ターニングポイントってここには書いてありますけど、やっぱりこの人に出逢わなかったら今の私は無い、っていうのをテーマに今日は全部選んでみました。
楽しみだなぁ、どの曲も。
そうですね〜。
ということで、Lifetime Music Station FM COCOLO『 My Life, 10 Stories 』、お知らせの後も、まだまだ。人生のサウンドトラックについてのお話し、伺って参ります。

*****  文字起こし終了:タイムカウンター 〜15'22"

…この番組を聴くまで、岸谷香さん(奥居香さん)がそういうお方だとは全く知りませんでした。チョイスした曲が「 ONE LESS BELL TO ANSWER(悲しみは鐘の音とともに)」ですからね。選曲からも彼女がガチのバカラック・マニアだとわかります。

radiko はタイムフリーで今日まで(タイムフリー30プランでは8/11まで)聴取可能ですので!

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彼女初のソロ・アルバム『 Renaissance 』(1994年11月21日リリース)をざっと聴いてみました。ブラスやストリングスも入った良質なポップアルバムなのですが、転調が多く、ちょっと捻ったコード進行&メロディラインの曲が多くて、確かにバカラックっぽいです。アレンジ面でも、ソフトな音色のトランペットソロや、フルートによるポップなオブリガートにバカラックの影響を感じます。中でもT-7.「 天使とピストル 」。バカラックの「 WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めている)」をオマージュしたであろうミディアムテンポの3拍子曲で、特に3:18からの間奏なんて思わず笑っちゃうほど “そのまんま”😅。このアルバムのファンになっちゃいました😄。

この日の放送では、他に4曲のアーティストが紹介されました。そのうち3曲のアーティストは以下の通りバカラックをカヴァーしてるんですね。※(こちら)は拙ブログの紹介記事にリンクしています。

Bette Midler(ベット・ミドラー)は「 BABY IT'S YOU 」と「 GOD GIVE ME STRENGTH 」をカヴァー(こちら)。
Ben Folds Five(ベン・フォールズ・ファイヴ)はバカラック・トリビュート・コンサートで「雨にぬれても」をカヴァー(こちら)。
Ella Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)は女性ジャズシンガーの大御所で、何曲も歌っておいでです(こちら)。

岸谷香さんと私、音楽の好みが結構近いのかもしれません。


2025年6月29日 (日)

2025年6月28日 NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』1曲目は「 I SAY A LITTLE PRAYER 」!

2025年6月28日 NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』1曲目は「 I SAY A LITTLE PRAYER 」!

(画像は全てクリックすると大きくなります)↓ は画像です、動画ではありません。
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2025年6月28日(土) 22:00〜22:29
NHK Eテレ『 未来へのプレイリスト 』第1回
ピーター・バラカン プレゼンツ ラブソング with 矢野顕子

ピーター・バラカンさんがゲストとともに名曲を紹介するテレビ番組『未来へのプレイリスト』が昨日(2025年6月28日)スタートしました。第1回のテーマはラブソング(ゲストは矢野顕子さん)。んで、なんとその1曲目がバカラック作品の「 I SAY A LITTLE PRAYER 」でございました。関連して他のバカラック作品2曲もちらっと紹介されました。👏👏👏

<第1回のプレイリスト>
M1. I SAY A LITTLE PRAYER(小さな願い) 〜 Aretha Franklin 〜
      RAINDROPS KEEP FALLIN' ON THE HEAD(雨にぬれても) 〜 B.J. Thomas 〜
      ALFIE(アルフィー) 〜 Dionne Warwick 〜
      MOONDANCE  〜 Van Morrison 〜
M2. HAVE I TOLD YOU LATELY  〜 Van Morrison 〜
      I WILL BE THERE  〜 Van Morrison 〜
M3. CRY ME A RIVER  〜 Julie London 〜
      CRY ME A RIVER  〜Joe Cocker 〜
      MY OH MY  〜 Punch Brothers 〜
      POLICE DOG BLUES  〜 Muireann Bradley 〜
M4. DRIFT AWAY  〜 Dobie Gray 〜

私はリアルタイムで試聴できず…。だって番組のこと(10日前には告知されていたようです)知らなかったんだもん😢。今朝になってXで知り早速NHK+で視聴した次第。記念に文字起こしをします(バカラック作品部分のみ)。


 出演
 ピーター・バラカンさん
 矢野顕子さん

*****  文字起こし開始
第1回はラブソングを取り上げることにしました。ゲストとしてこの方をお招きしました、矢野顕子さんです。今日はどうも。

どうもどうも。
よろしくお願いします。
お招きいただきました、ハイ。
お久しぶりと言おうと思ったんだけど、意外にそれほどでも。
そうだよね。
毎年なんだかんだ何処かでお会いしています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。

ラブソングっていうものは、ボブ・ディランが現れるまでは、英語圏ではもうポピュラー音楽って言ったらほぼ全てラブソングだったと思うんですけど。
やっぱりラブソング = ポピュラーミュージックみたいな。
わりと月並みなラブソングが多いと思う。で、どちらかというと大ヒットするのはそのタイプかもしれませんけど、今日はどちらかというとちょっと一風変わったそういうラブソングを選びたいなぁと思いました。
ピーター・バラカン、真骨頂でございます。

じゃ、今日最初に選んだのは「 I SAY A LITTLE PRAYER 」。アリーサ・フランクリンが1968年に歌ったものです。邦題は「 小さな願い 」だったと思います。曲は当然知ってると思いますけれども。
もうリアルタイムで、ハイ、聴いておりました。
元々ディオンヌ・ワーウィックが歌ってたものを、その直後ぐらいにアリーサ・フランクリンが取り上げていますけど。まぁアリーサというと生前史上最高のヴォーカリストの投票みたいなものがあると大体1位になるような人だったんですけど。
なりますでしょうね、ハイ。
ものすごく個性的な歌い方…と思いませんか?
ハイ、だって誰が聴いてもこぅパッと、ホントにフレーズ短いのパッと聴いただけでもアリーサでしょってすぐ、ねっ。
ですよね、ハイ。でまぁこの曲ちょっと面白いと思うのは、直接的な愛の表現ではなく、日常のいろんな細かい描写を淡々と語っているようなそういうところが面白いと思います。
なるほど。
じゃぁビデオを用意したのでご覧いただきましょう。

🎥:Aretha Franklin "I SAY A LITTLE PRAYER" 小さな願い(1968)  映像提供:BBC Motion Gallery/Getty Images
(約2分)オリジナルの詞と訳詞をテロップ表示。訳詞はピーター・バラカンさん。

いいねぇ。
いいねぇ。
もぅ何年経ってもいい曲だゎ。じゃ、ちょっと歌詞をみましょうか。まずこのタイトルなんですけど、当時の邦題はさっき言ったように「 小さな願い 」だったんですけど、Prayerですね、Prayはやっぱり祈りです。で、あの、目覚めた途端に、メイクする前にも、あなたのために、まっ僕、ささやかに祈っている…という風に訳してみたんですね。で、髪をとかして、今日どんな服着ようかなぁと思っているときにも、あなたのためにささやかに祈っている。という、どういう設定かっていうと、当時全く分からなかったんだけど随分後になって、コレ'68年だからベトナム戦争ん時。で、恋人なのか夫なのか戦場に行っている人、それが今日生き延びるかどうかっていうそういう心配っていうかちょっとした不安がずっと消えずに、その女性が独り言のように歌ってるその感じが凄く良くてね。通勤するバスに乗るために走って行く時にも、或いは会社でコーヒー飲む時も、ずっとあなたのことを考えてささやかに祈っている…という。

この曲を作ったのはバート・バカラックとハル・デイヴィッドのふたりで。バート・バカラックはソングライターとしてどう思ってました? 或いは今どう思ってます?
も〜う、だって、20世紀の偉大な作曲家のひとり。

♪:B.J. Thomas "RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD" 雨にぬれても(1969)
(BGMとして約35秒)


あの2人が作ったヒット曲がもぅ無数にあるぐらい。で、子供の頃からラジオで、彼らが作ったことを知らないでずっと聴いてたものもあるんだけど、後から知るとあっやっぱりバート・バカラックが作る曲ってこういう変わったメロディが多いなぁとか、コード進行が普通とはちょっと違うなぁとか、案外難しいんじゃないかっていう気がするんだけど、ソングライターとしてバカラック或いはハル・デイヴィッドに直接影響を受けたことってあります?
もぅ、多分有形無形でありますねぇ。作詞作曲する場合、言葉が音楽の…音とかメロディの犠牲になるのは嫌なわけ。一番印象的なのはやっぱり

🎤:矢野顕子 "ALFIE" 冒頭2小節を生歌唱
(約3秒)

♪:Dionne Warwick "ALFIE" アルフィー(1966) 矢野顕子さんおすすめ
(BGMとして約40秒)

っていう、その…もうそれだけで私たちはそこにこうポンッと入れる。どっかでやっぱりバート・バカラックが言葉がちゃんと伝わるような音列にしている。その、ホントに会話のような音楽なんですよねぇ。だから、実際譜面にすると、変拍子ここで入ってる、おっおってこうあの、えっえっみたいになるんですけど、一緒に歌うとぜーんぜん普通にいけるんですよね。それが、そのぉ自分の曲作りにやっぱり影響しているんじゃないかなっ、と今は思いますね。
*****  文字起こし終了

こういう番組、いいですね〜。月イチじゃなく、週イチで(いや隔週でもイイんで)やって欲しいところです。
NHK+の配信は7/5(土) 22:29 までだそうです。見逃した方は是非!

2025年1月 5日 (日)

「バート・バカラック2008年来日時のTV出演!」をYouTubeにアップしました!

「バート・バカラック2008年来日時のTV出演!」をYouTubeにアップしました!

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数年前に放送内容を文字起こしして記事にしたのですが、今回、放送内容=当時録画したものをYouTube上で公開しました。TV局さんがなかなかアーカイヴを公開しないので、業を煮やして一昨日つい…😅。 画質・音質ともあまり良くありません、悪しからず🙇‍♂️。

【動画リンク】
https://youtu.be/u_7pilPiQOg


2025年1月 1日 (水)

2025年もよろしくお願い申し上げます

2025年も『 いつもあなたとバカラック 』をよろしくお願い申し上げます あるでお


🔸ウェブページの “ 本ブログとバカラックについて ” を改訂しました。スマホの方は参照先が画面に表示されないようですのでリンクを貼っておきます。(こちら

🔸ページビュー数(PV数)ランキング:昨年(2024年)閲覧数が多かったページTOP30をランキング形式で表示します。順位の (  ) は前年のランキングで (-) は30位圏外を意味します。集計対象期間は 2024/1/1〜2024/12/31。因みに、最低は858位/PV数1 でした。
2015/1/3追記:リンクが繋がってなかったのであらためてリンクを貼り直しました🙇‍♂️

順位 TITLE 記事DATE
(年/月)
カテゴリー PV数 入口回数
1 (1) いつもあなたとバカラック - - 3,273 1,400
2 (4) 国立国会図書館での録音資料閲覧体験 2018/11 ネタ 919 723
3 (3) THE APRIL FOOLS/O.S.T. (1969年) 2017/07 IN 439 313
4 (14) Alfie/Vanessa Williams (1996年) 2015/10 EP 371 337
5 (11) カヴァーアルバム - CV 326 103
6 (21) 関連CD バカラックがビートルズに逢った時/筒美京平 (1971年) 2013/10 ネタ 314 264
7 (20) 本ブログとバカラックについて - - 314 154
8 (9) ディオンヌ・ワーウィックのアルバム - DW 271 116
9 (5) コンピレーションアルバム - CP 229 50
10 (-) MORE TODAY THAN YESTERDAY/Spiral Starecase (1969年) 2017/02 IN 185 162
11 (29) 10月9日 NHK-FM『 今日は一日“バート・バカラック名曲”三昧 』プレイリスト 2023/10 ネタ 168 96
12 (15) I SAY A LITTLE PRAYER/DIANA KING (1997年) 2015/10 EP 163 138
13 (7) バート・バカラックのアルバム - BB 158 50
14 (28) THE BEST OF ME/David Foster (1983年) 2016/06 IN 141 111
15 (-) RESERVATIONS FOR TWO/Dionne Warwick (1987年) 2016/07 DW 138 102
16 (-) REACH OUT/Burt Bacharach (1967年) 2016/03 BB 138 103
17 (8) LIVE IN JAPAN/Burt Bacharach (1971年) 2014/04 BB 135 106
18 (-) Your Eyes/Nancy Wilson (1983年) 2020/05 IN 133 108
19 (13) LOST HORIZON/O.S.T. (1972年) 2016/05 BB 123 76
20 (25) LIVING TOGETHER/Burt Bacharach (1973年) 2016/05 BB 123 65
21 (23) MAKE IT EASY ON YOURSELF/Burt Bacharach (1969年) 2016/04 BB 123 90
22 (17) BURT BACHARACH A LIFE IN SONG バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015/V.A. (2016年) 2016/03 CV 123 90
23 (10) バカラックの曲がちょっと入ったアルバム - IN 122 33
24 (-) CASINO ROYALE/O.S.T. (1967年) 2016/03 BB 120 90
25 (26) the look of love the Burt Bacharach collection/V.A. (1998年) 2018/01 CP 119 73
26 (22) 狐火/郷ひろみ (2021年) 2021/08 EP 117 100
27 (-) THE WINDOWS OF THE WORLD/Dionne Warwick (1967年) 2016/03 DW 112 77
28 (18) 布施明がバカラックに会った時/布施明 (1971年) 2014/04 CV 111 91
29 (-) Royal Straight Soul Ⅲ Vol.2/V.A. (1992年) 2019/12 IN 106 92
30 (-) TOY BOX/椎名 恵 (1996年) 2014/11 IN 104 91

カテゴリー略号の意味
CV:カヴァーアルバム、CP:コンピレーションアルバム、EP:シングル、DW:ディオンヌ・ワーウィックのアルバム、IN:バカラックの曲がちょっと入ったアルバム、ネタ:バカラック関連ネタ、BB:バート・バカラックのアルバム、NW:新作主体のアルバム

2024年12月30日 (月)

ライブの感想 Yammy* sings Burt Bacharach Dec. 22, 2024

Yammy* sings Burt Bacharach(以降 YsBBと表す)〜 これまでのYsBBの中で最も渋い大人の選曲かも

2024年12月22日(日) 18:00開場 19:00開演
Premium Marche Azul Terrace アズールテラス@大阪梅田(公式サイト
Yammy*(Vo)、Sasapong(P)、堂地誠人(Soprano Sax)

年末恒例となったYammy*さんのライヴ、実は今回所用のため参戦できませんでした。ところが翌日、Yammy*さんのプロデューサーである廣瀬紳一さんより一足早いクリスマスプレゼントが…。
─ 昨夜も無事にYammy* sings Burt Bacharachを終えました。〇〇さんにも聴いていただきたいと思いますので、昨夜の音源を送らせていただきます。またお時間のある時に聴いてみてください。  ─ 
送ってくださったのはPAアウト音源。再生してみると拍手や残響もあり十分鑑賞できるもの(MCが所々カットされていたのはチト残念でしたが)。聴けないと思ったライヴを聴けたのは望外の歓びでした。廣瀬サンタさんの粋な計らいに感謝!

…というワケで、そのPAアウト音源を自宅オーディオで聴いての感想です。なお、画像は全て Yammy*さんの Facebook より拝借いたしました、悪しからず。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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<1st stage>
1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 世界は愛を求めている(愛をもとめて) 【T-8.】

2. WALK ON BY ウォーク・オン・バイ 【T-9.】
3. THIS HOUSE IS EMPTY NOW ディス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ
4. A HOUSE IS NOT A HOME ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム … w/Sasapong 【T-10.】
5. GOD GIVE ME STRENGTH ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 【T-7.】
6. DON'T MAKE ME OVER ドント・メイク・ミー・オーヴァー
7. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) ニューヨーク・シティ・セレナーデ

<2nd stage>
1. WIVES AND LOVERS 素晴らしき恋人たち
2. ON MY OWN オン・マイ・オウン
3. THE BELLS OF ST. AUGUSTINE ベルズ・オブ・セント・オーガスティン
4. THE APRIL FOOLS エイプリル・フール
5. ALFIE アルフィー … w/Sasapong 【T-1.】
6. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール
7. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE サン・ホセへの道
8. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU 遥かなる影 【T-2.】

<Encore>
1. THE BELL THAT COULDN'T JINGLE ザ・ベル・ザット・クドゥント・ジングル
2. I SAY A LITTLE PRAYER 小さな願い

※ セットリストの最後に添えた【T- .】はアルバム『 Yammy* sings Burt Bacharach 』(2020年)のトラック番号



1st Stageは1-1.「 世界は愛を求めている 」からスタート。これまで、この曲を冒頭インストで使うことはあっても(2019年がそうでした)この3拍子のメッセージソングからYsBBを歌い始めるのは初めてのはず…。“ 世界に必要なのは愛 ”、Yammy*さんの気持ちが今年は特に強いのかもしれません。1-4.「 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」は、曲の前に ─ 普段とはちょっと違った想いで歌いたいと思います ─ と仰り、日本語詞で歌唱。最初に音源を聴いた時は日本語詞に気づかなかったくらい自然でした。廣瀬さんから澤田知可子バージョンから拝借したと伺い、改めて確認・納得した次第。その後、1-5.「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」('90年代、エルヴィス・コステロ)、1-6.「 ドント・メイク・ミー・オーヴァー 」('60年代、ハル・デイヴィッド)、1-7.「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」('80年代、キャロル・ベイヤー・セイガー)とそれぞれ時代&作詞家そして曲調も違う3曲を歌って1st Stageを終了します。

2nd Stageの2曲め、2-2.「 オン・マイ・オウン 」は1986年にパティ・ラベルとマイケル・マクドナルドのデュエットで全米1位になった曲。これはYsBB初登場曲。Yammy*さんの歌唱に堂地さんのソプラノサックスがうまく絡まっていました。更に熱くなってもいいかも。また、2-7.「 サン・ホセへの道 」もYsBB初登場曲だと思います。オリジナルのディオンヌ・ワーウィック版ではなくてBossa Rio版をベースにカヴァーしたもの。ディオンヌよりも賑やかですからねー。そう言えば森高千里さんも1988年にBosssa Rioベースでカヴァーしてましたし。曲のラストがちょっとドタバタしたのはやっぱり初めてだったからか。2nd Stageは2-8.「 遥かなる影 」で締め、アンコールでサプライズが!

アンコール1曲目は「 ザ・ベル・ザット・クドゥント・ジングル 」。バカラックの数少ないクリスマスソングで、ましてやこの時期。日本ではほとんど知られていませんが、以前より私がYsBBで歌って欲しいと願っていた曲です。いや〜やっぱりライヴ行きたかった!と思った次第。この曲はポール・エヴァンスが1962年に歌ったのがオリジナル。有名なのはハーブ・アルパート&ティファナ・ブラスのカヴァーでしょうか。Yammy*さんは野宮真貴さん版の日本語詞でカヴァーされたんですね。どうアレンジするか苦労されたんじゃないかと思いますが、楽しく仕上がっていたと思います。ちなみにこの曲は中嶋美智代さんも日本語詞で歌っているのですが、「 ベルガモットに月は泳いで 」という曲名で歌詞の内容もかけ離れたものになっています(こちらに収録)。そしてアンコール2曲目は「 小さな願い 」。YsBBでは最近2022年2023年と続けてアンコールで歌っており定番となりつつあります。

改めてセットリストを眺めてみると、「 RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD(雨にぬれても)」「 THE LOOK OF LOVE(恋の面影)」「 THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU(ディス・ガイ)」「 I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN(恋よ、さようなら)」「 ONE LESS BELL TO ANSWER(悲しみは鐘の音とともに)」等の有名曲はありません。これまでのYsBBの中で最も渋い大人の選曲かも。それだけYsBBは回を重ねて熟成してきているんだなぁと感じました。

それでは皆さん、良いお年を!

2024年6月16日 (日)

ライヴの感想 Something nice June 15, 2024

谷岡久美さんと龍尺千秋さんのお二人が主催するライヴ『 Something nice 』を聴いてきました。友情出演の伊田恵美さんがバカラック・カヴァー1曲を歌唱!

2024年6月15日(土)

  12:15  受付開始
  12:30  開場
  13:00過ぎ  開演 → 約10分の休憩を挟み、15:30過ぎに終演
@高円寺  Studio K  2F-スタジオ2
Something nice 10  〜 なにかいいこと!〜  10回目ありがとう公演!


JR総武線高円寺駅南口から東に徒歩7分。環七通りに突き当たって右に見える茶色いビルの2階にありました、Studio K。

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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私が参戦したのは6月14〜16日計5公演のうち2公演目。受付して1ドリンク+お菓子2袋をチョイスしたあと、しばし待機。12:30に開場し、会場真ん中あたりの端っこに座りました。座席は100席弱。最終的にほぼ満席となりました。前説の方が「 公演始まると行きづらいので今のうちにトイレへ 」と再三申し訳なさそうに頼んでいたのが可笑しかったです。

13:00ちょっと過ぎに開演。出演者及びセトリは当日配られたパンフレット ↓ を参照ください。
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最初のMCで、谷岡久美さん(ピアノ&作曲)が “ サムシング ”、龍尺千秋さん(ボーカル&作詞&脚本&演出)が “ ナイス ”、二人合わせて “ サムシングナイス ” …という説明がありました。そーゆーことかと納得。お二人を軸にゲストの方やコントの方が入れ替わり立ち替わり、歌、踊り、歌語り、シュールコントを次々に披露していく、そんな楽しい公演でした。

最初に龍尺さんが3曲歌い、コントの乱入(セトリにはありません)があった後、「 久々の復活、北のディーヴァ 伊田恵美!
」というMCに導かれてお目当ての伊田恵美さんが登場!

伊田恵美(いだめぐみ)さんは北海道在住(BARKSサイトのプロフィールにリンク)。ゲームに疎い私は知らなかったのですが、ファイナルファンタジーⅣ 愛のテーマ「 月の明り 」を歌ったスゴいお方。その伊田さんはバカラックさんが亡くなったことを昨年暮れに知り、X(旧Twitter)で回ってきた「 アルフィー 」を弾き語りするバカラックさんの動画に感動してバカラックさんの歌を歌い継いでいこうと思われたんだそうです。さっそく今年3月には「 雨にぬれても 」をピアノで弾き語りしてYouTubeにアップしとられます。


拙ブログも覗いてくださり、SNSでやりとりさせていただくなかで本公演を知った次第。

今回歌ってくださったバカラック・カヴァーは
「 CLOSE TO YOU(遥かなる影)」。登場時に両手に抱えていたバカラックさんのLPや自作の推しうちわをピアノの前に捧げてから歌いはじめました。バックの演奏は、ピアノ(谷岡さん)、バイオリン(多ヶ谷樹さん)、ドラムス(鈴木淳一さん)のトリオ。伊田さんのこだわりで、アレンジのベースはシャッフルのカーペンターズ版ではなく4つ刻みのバカラック版。ピアノのイントロから始まったので、イントロのない1971年リリースのアルバム『 BURT BACHARACH 』『 LIVE IN JAPAN 』ではなく、イントロのある最近のライヴを参考にしたんでしょう(音源としては2008年リリースのアルバム『 LIVE AT THE SYDNEY OPERA HOUSE 』あたりかと)。
伊田さんの歌声は若干ハスキー。派手さはありませんが、実に情感のこもった、たおやかな歌唱でした。アウトロのハミングも素敵でしたねー。バカラック愛をひしひしと感じました。柔らかいタッチの谷岡さんのピアノはバカラックさんのピアノをより膨らませたものでしたし、バイオリンのオブリガートも素敵でした。この曲もぜひYouTubeにアップして欲しいナ…と思いました。

…と思っていましたら、伊田さんより「 動画を YouTubeに公開しました 」との連絡が届きました! 私が参戦した2日目昼公演ではなく、3日目夜の最終公演のパフォーマンスです。伊田さん、最後の最後に初めて “おおきに” と言えたそうです(何のことかわからない方は『 LIVE IN JAPAN 』の「 雨にぬれても 」を聴くとよろし)。サムネイルも凝ってますね〜。バカラックさんのネタがいくつも散りばめられています。推しが尊い! …ということで、動画を埋め込みました。伊田さん、ありがとうございました! ※2


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公演後、初めて伊田さんとご対面。わざわざ北海道から持参されたLPレコード3枚を見せていただきました。バカラックさんの『 BURT BACHARACH 』『 LIVE IN JAPAN 』とカーペンターズの『 Close to You(遥かなる影)』※1 で、3枚とも帯付きのむちゃ綺麗な日本盤。今回は持参されなかったけど『 LIVE IN JAPAN 』はマトリックス4ch版のLPもゲットされたとか。スゴいっす。お土産として1998年ライノ3枚組コンピデザインの絵葉書まで頂いて…どうもありがとうございました!
しばしバカラック談義に花を咲かせましたが、「 バカラックさん生誕100周年の時には素敵なイベントができるといいですね 」とおっしゃってたのが印象的でした。4
年後かぁ、それまで元気でいなければ!
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※1 2024/6/19 伊田さんからの情報で訂正。
※2 2024/6/26 ライヴ動画を埋め込み!

2024年2月 8日 (木)

バカラックさん初のTV特番『 The Bacharach Sound 』(1965年)

1965年4月14日に英国で放送されたバカラックさん初のTV特番をご紹介!

バカラックさんがお亡くなりになって今日で1年…


バカラック自伝(110〜111ページ)にも載ってた英グラナダTVの『 The Bacharach Sound 』が3ヶ月ほど前(2023年10月17日)YouTubeにアップされてました。公式とかじゃないのでちょっと後ろめたいですが、バカラックさん初のTV特番を視聴してありし日を偲びましょう。


動画は約38分間。

0:04  Introduction - Clips of Bacharach driving a car in London
4:07  「 24 HOURS FROM TULSA 」(Bacharach) - Bacharach Talks

5:54  「 ANYONE WHO HAD A HEART 」(Dionne Warwick) - Bacharach Talks
9:17  「 MAGIC POTION 」(The Searchers) - Bacharach Talks with Hal David
12:54  「 TRAINS AND BOATS AND PLANES 」(Bacharach) - Bacharach Talks
16:09  「 I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF 」(Dusty Springfield)
19:16  Intermission
20:09  「 WIVES AND LOVERS 」(Dionne Warwick) - Bacharach Talks
23:47  「 ANY DAY NOW 」(Chuck Jackson) - Bacharach Talks
27:22  「 WISHIN' AND HOPIN' 」(The Merseybeats & Dusty Springfield) - Bacharach Talks
30:35  「 (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME 」(Bacharach) - Bacharach Talks
33:52  「 WALK ON BY 」(Dionne Warwick)
36:46  Outroduction

当時バカラックさんは36歳、若々しいですねー。放送の翌月(5月)にはKAPPからバカラックさん初のアルバム『 HIT MAKER! 』をリリース…というタイミング。アルバムからの先行シングルとして英国でリリースされた「 TRAINS AND BOATS AND PLANES(汽車と船と飛行機と)」も披露してますし(この曲は全英チャートで4位まで上昇します)、良いプロモーションになったことでしょう。

…にしても、バカラックさんの運転映像長すぎませんかぁ? アイドルじゃないんだしー。それに、当時はそれが当たり前だったとはいえ全曲映像に音源をかぶせてるのもねぇ…。「 WISHIN' AND HOPIN' 」でキーの違うマージービーツとダスティを編集で無理やり繋げてるトコなんて強引すぎ! な〜んてぶつくさ言ってたら天国のバカラックさんヘソ曲げそうなのでこの辺でやめときまーす💦。

※ 2025/11/3 リンク先の動画がなくなっていたため別の動画に差し替えました。タイムスタンプは2:35ズレていますので再生時はご留意ください。

2024年1月 1日 (月)

米ラジオ番組でのライヴ・セッション Burt Bacharach On Piano Jazz (2005年)

年明けから衝撃のニュースが立て続けに飛び込んできました。能登半島地震の被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。まだまだ気が抜けない状況が続くと思いますが1日も早い復興を祈っています。(2024/1/2 修正)

2024年も『 いつもあなたとバカラック 』をよろしくお願い申し上げます あるでお


米ラジオ局NPRのラジオ番組『 Marian McPartland's Piano Jazz 』用に2005年11月4日レコーディングされたセッションの音源がNPR公式サイトで2014年8月8日から公開されています。

番組のホスト役 Marian McPartland(マリアン・マクパートランド)さんは米国のジャズピアニスト(1918年〜2013年)。バカラックさんより10歳年上でセッション時は87歳。話ぶり・ピアノ演奏とも全然そんな感じは受けず、最初予備知識なく聴いた時とてもバカラックさんより年上には思えませんでした。バカラックさんまた口説くのか?と思いましたから😅。
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↑ 画像はちたりた様よりいただきました。ちたりた様ありがとうございました。

以下のURLのページでまだ聴くことができます。とても楽しげに語り、ピアノを弾き、歌うバカラックさんが印象的です。年始休暇の間、バカラックさんを偲びながら聴いてみてはいかがでしょう?
https://www.npr.org/2014/08/08/338846155/burt-bacharach-on-piano-jazz

【セットリスト】
1. ALFIE アルフィー
2. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN 恋よさようなら
3. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU ディス・ガイ
4. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD  雨にぬれても
5. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 世界は愛を求めている
6. Portrait Of Burt Bacharach (McPartland)
7. THE WINDOWS OF THE WORLD 世界の窓と窓
8. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU 遙かなる影

収録時間約57分

尊敬するまったりさんが2015年9月8日にブログ『バカラックマジックでまったりと』でこのラジオ番組の音源を紹介しておられました。→ 「Burt Bacharach On Piano Jazz」 です。…本記事をアップした後に気付いた次第。まったりさんから8年以上も遅れている あるでお でした😅 (2024年1月4日 追記)


以下、オマケです。

🔸ウェブページの “ 本ブログとバカラックについて ” を改訂しました。スマホの方は参照先が画面に表示されないようですのでリンクを貼っておきます。(こちら

🔸ページビュー数(PV)ランキング:昨年(2023年)閲覧数が多かったページをランキング形式で表示します。集計対象期間は 2023/1/1〜2023/12/31。因みに、最低は827位/PV数1 でした。

TITLE DATE(年/月) カテゴリー PV数 入口
回数
1 いつもあなたとバカラック - - 6,404 3,269
2 薔薇色の明日/高橋幸宏 (1983年) 2013/10 IN 1,260 1,077
3 THE APRIL FOOLS/O.S.T. (1969年) 2017/07 IN 871 711
4 国立国会図書館での録音資料閲覧体験 2018/11 ネタ 824 677
5 コンピレーションアルバム - CP 727 136
6 CARPENTERS/Carpenters (1971年) 2013/06 IN 669 593
7 バート・バカラックのアルバム - BB 650 227
8 LIVE IN JAPAN/Burt Bacharach (1971年) 2014/04 BB 558 401
9 ディオンヌ・ワーウィックのアルバム - DW 549 268
10 バカラックの曲がちょっと入ったアルバム - IN 543 272
11 カヴァーアルバム - CV 537 268
12 バカラックさん、安らかにお眠りください 2023/02 ネタ 536 62
13 LOST HORIZON/O.S.T. (1972年) 2016/05 BB 446 308
14 Alfie/Vanessa Williams (1996年) 2015/10 EP 423 373
15 I SAY A LITTLE PRAYER/Diana King (1997年) 2015/10 EP 373 228
16 AUSTIN POWERS /O.S.T. (1997年) 2016/09 IN 367 297
17 BURT BACHARACH A LIFE IN SONG バート・バカラック ライブ・イン・ロンドン 2015/V.A. (2016年) 2016/03 CV 361 275
18 布施明がバカラックに会った時/布施明 (1971年) 2014/04 CV 355 280
19 レディメイド、バカラックを讃える/V.A. (1994年) 2017/06 CP 351 233
20 本ブログとバカラックについて - - 347 189
21 関連CD バカラックがビートルズに逢った時/筒美京平 (1971年) 2013/10 ネタ 345 298
22 狐火/郷ひろみ (2021年) 2021/08 EP 337 286
23 MAKE IT EASY ON YOURSELF/Burt Bacharach (1969年) 2016/04 BB 322 231
24 RARITIES/山下達郎 (2002年) 2013/12 IN 307 248
25 LIVING TOGETHER/Burt Bacharach (1973年) 2016/05 BB 273 149
26 the look of love the Burt Bacharach collection/V.A. (1998年) 2018/01 CP 272 167
27 BURT BACHARACH/Burt Bacharach (1971年) 2016/05 BB 269 158
28 THE BEST OF ME/David Foster (1983年) 2016/06 IN 264 217
29 10月9日 NHK-FM『 今日は一日“バート・バカラック名曲”三昧 』プレイリスト 2023/10 ネタ 253 80
30 BBCのTVドキュメンタリー『 Burt Bacharach... This Is Now 』(1996年) 2020/04 ネタ 248 197













































カテゴリー略号の意味

CV:カヴァーアルバム、CP:コンピレーションアルバム、EP:シングル、DW:ディオンヌ・ワーウィックのアルバム、IN:バカラックの曲がちょっと入ったアルバム、ネタ:バカラック関連ネタ、BB:バート・バカラックのアルバム、NW:新作主体のアルバム

2023年12月17日 (日)

ライブの感想 Yammy* sings Burt Bacharach Dec. 16, 2023

14年目の Yammy* sings Burt Bacharach!(以降 YsBB)

2023年12月16日(土) 18:00開場 19:00開演
Restaurant Bar & New York Sound Live ROYAL HORSE
Yammy*(Vo)、Sasapong(P)、堂地誠人(Soprano Sax)

(画像は全てクリックすると大きくなります)
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昨年に引き続き年末恒例のYsBBを聴きに梅田のロイヤルホースへ!
コロナ5類以降後初めてのYsBB。昨年は店のエントランスにあった『 感染症対策認証飲食店/ワクチン・検査パッケージ制度登録店 』認定証 も今年は見当たらず…。とはいえ(インフルが流行しコロナも下火にはなってないので)マスク着用して店内へ。
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私が初めてYsBBを聴いたのが2013年12月15日、ここロイヤルホースでした。ちょうど10年前かぁ。その時は“38th”だったステージバックのタペストリーも“48th”になっとる(当たり前ですが)。この10年の来し方が走馬灯のように思い出されます(なんてのはウソ。ホント思い出せなくて…😅)。お店の方による注意事項(写真はOKですが動画撮影はご遠慮ください〜etc.)の後、いつものトリオよるYsBBが始まりました。

Yammy*さんはMCでYsBBは今年が13年目と仰ってましたが、初回は2010年なので今年は13周年=14年目になるんじゃ? ライヴの事前告知でプロデューサー廣瀬氏も確か14年目と書いておられましたし。ま、事実は変わらないのでどっちでもええんですが。

<1st stage> 19:08〜19:58
1. THE WINDOWS OF THE WORLD 世界の窓と窓
2. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 世界は愛を求めている(愛をもとめて)
3. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) ニューヨーク・シティ・セレナーデ
4. DON'T MAKE ME OVER ドント・メイク・ミー・オーヴァー
5. ANYONE WHO HAD A HEART 恋するハート
6. THE LOOK OF LOVE 恋の面影
7. WALK ON BY ウォーク・オン・バイ
8. ALFIE アルフィー

<2nd stage> 20:23〜21:10
1. BELLS OF ST. AUGUSTINE ベルズ・オブ・セント・オーガスティン
2. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU ディス・ガイ
3. A HOUSE IS NOT A HOME ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム … w/Sasapong
4. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール … w/Sasapong
5. ONE LESS BELL TO ANSWER 悲しみは鐘の音と共に
6. COUNT ON ME カウント・オン・ミー
7. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU 遙かなる影
8. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN 恋よさようなら

<Encore> 21:15〜21:25
1. I SAY A LITTLE PRAYER 小さな願い
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今年も昨年同様、アンコール含めオール・バカラック・プログラム(Yammy*さん手書きのセットリストは廣瀬さんよりいただきました。感謝!)。ライヴ途中でYammy*さんも仰ってましたが、全体的に円熟味が増すと共に演奏面・歌唱面共にブラッシュアップされていたのが印象的でした。「 初回(13年前)と同じキーで歌ってるけれど、キーが高くてキツい 」とYammy*さんは謙遜しておられましたが、全然そんなことなかったです。

1st Stage は1-1.「 世界の窓と窓 」から1-2.「 世界は愛を求めている 」に繋ぐメドレーでスタート。この形はルーサー・ヴァンドロスの十八番ですが、ソウルフルなYammy*さんが聴けて嬉しかったです。続く1-3.「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」でも感じたのですが、今回Sasapongさんのピアノが以前より柔らかい音色に聴こえたこと。いい雰囲気です。ブルースっぽいピアノで始まった1-4.「 ドント・メイク・ミー・オーヴァー 」はこれまでも2015年や2018年のYsBBで披露しているのですが、初めて取り上げたんじゃ?と思ったくらい新鮮に聴こえました(私の記憶力低下も多分にありますが😅)。

2nd Stage は2020年ダニエル・タシアンとバカラックが共作した2-1.「 ベルズ・オブ・セント・オーガスティン 」でスタート。Yammy*さんはノン・ビブラートで歌っていましたが、タシアンに寄せていたんでしょうか。心に響く歌唱でした。2-6.「 カウント・オン・ミー 」での堂地さんのソプラノサックスは本当にYammy*さんの声と同化していて心地よかったです。アップテンポの2-8.「 恋よさようなら 」で締めて、アンコールは「 小さな願い 」。SasapongさんもYammy*さんも踊る踊る! 気分高揚してライヴは終了しました。
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Yammy*さんは来年2024年の1〜3月にほぼ毎週末ギター弾き語りのライヴを予定しとられます(京都、大阪、奈良)。興味ある方はYammy*さんの公式サイトを参照ください!

2023年10月 9日 (月)

10月9日 NHK-FM『 今日は一日“バート・バカラック名曲”三昧 』プレイリスト

2023年10月 9日 NHK-FM『 今日は一日“バート・バカラック名曲”三昧 』プレイリスト

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NHKの三昧サイトのプレイリストの情報をこちらでもピックアップさせていただきました。
凡例:曲名/アーティスト  - リリース年
なお、リンク先は関連する拙ブログ記事です。よろしかったらどうぞ。


第1部(12:15〜18:50)
<12:15>
01. DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE(サン・ホセへの道)/Dionne Warwick  - 1968
02. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU(ディス・ガイ)/Herb Alpert  - 1968

03. MAGIC MOMENTS(マジック・モーメンツ)/Perry Como  - 1958
04. WALK ON BY(ウォーク・オン・バイ)/Dionne Warwick  - 1964
05. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めてる)/Jackie DeShannon  - 1965
06. MAKE IT EASY ON YOURSELF(涙でさようなら)/The Walker Brothers  - 1965
07. LIVING TOGETHER, GROWING TOGETHER(リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー)/The 5th Dimension  - 1972

<13:00>
08. ALFIE(アルフィー)/Cilla Black  - 1966
─ Special message from Dionne Warwick ─(※①)
09. PROMISES, PROMISES(プロミセス・プロミセス)/Dionne Warwick  - 1968
10. I SAY A LITTLE PRAYER(小さな願い)/Dionne Warwick  - 1967  ※当初の邦題は(あなたに祈りをこめて)
11. BABY IT'S YOU(ベイビー・イッツ・ユー)/The Shirelles  - 1961(※②)
12. BABY IT'S YOU(ベイビー・イッツ・ユー)/The Beatles  - 1963(※②)
13. BABY IT'S YOU(ベイビー・イッツ・ユー)/Smith  - 1969(※②)
14. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME(愛のウェイト・リフティング)/Sandie Shaw  - 1964(※②)
15. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME/José Feliciano  - 1968(※②)
16. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME(僕はこんなに)/Naked Eyes  - 1983(※②)
17. THE LOOK OF LOVE(恋の面影)/Dusty Springfield  - 1967(※②)
18. THE LOOK OF LOVE(恋の面影)/Sergio Mendes & Brasil '66  - 1968(※②)
19. THE LOOK OF LOVE(恋の面影)/Isaac Hayes  - 1970(※②)
20. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU(遙かなる影)/The Carpenters  - 1970
21. ONE LESS BELL TO ANSWER(悲しみは鐘の音とともに)/The 5th Dimension  - 1970
22. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD(雨にぬれても)/B. J. Thomas  - 1969

<14:00>
23. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)/Christopher Cross  - 1981
24. (THE MAN WHO SHOT) LIBERTY VALANCE(リバティ・バランスを射った男)/Gene Pitney  - 1962
25. WHAT'S NEW PUSSYCAT?(何かいいことないか子猫チャン)/Tom Jones  - 1965
26. THE LOOK OF LOVE(恋の面影)/Dusty Springfield  - 1967
27. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR(愛のハーモニー)/Rod Stewart  - 1982
= ゲスト:菊地成孔さん登場 =
28. THE WORLD IS A CIRCLE(地球はまるい)/Diana Lee, Bobby Van & chorus  - 1972
29. I SAY A LITTLE PRAYER(小さな願い)/Roland Kirk  - 1969

<15:00>
30. SOMETHING BIG(サムシング・ビッグ)/Burt Bacharach  - 1973
= ゲスト:菊地成孔さん退場 =
31. ACCEPT IT/Tony Orlando  - 1964
32. AFTER THE FOX(アフター・ザ・フォックス)/Peter Sellers and The Hollies  - 1966
33. TRAINS AND BOATS AND PLANES(汽車と船と飛行機と)/Anita Harris  - 1965
34. NIKKI(ニッキー)/Burt Bacharach  - 1971
35. KEEP ME IN MIND(キープ・ミー・イン・マインド)/Patti Page  - 1955
36. TO WAIT FOR LOVE(愛のおとずれ)/Herb Alpert & The Tijuana Brass  - 1968
37. IT DOESN'T MATTER ANYMORE(イット・ダズント・マター・エニモア)/The Cyrkle  - 1967
38. MEXICAN DIVORCE(恋するメキシカン)/Ry Cooder  - 1974

<16:00>
39. LOST HORIZON(ロスト・ホライズン)/Shawn Phillips  - 1972
40. THE STORY OF MY LIFE(ザ・ストーリー・オブ・マイ・ライフ)/Marty Robbins  - 1957
41. BLUE ON BLUE(ブルー・オン・ブルー)/Bobby Vinton  - 1963
42. WIVES AND LOVERS(素晴らしき恋人たち)/Jack Jones  - 1963
43. ONLY LOVE CAN BREAK A HEART(愛の痛手)/Gene Pitney  - 1962
44. MAKE IT EASY ON YOURSELF(涙でさようなら)/Dionne Warwick  - 1963
45. DON'T MAKE ME OVER(ドント・メイク・ミー・オーヴァー)/Dionne Warwick  - 1962
46. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR(愛のハーモニー)/Dionne & Friends  - 1985

<17:00>
47. ON MY OWN(オン・マイ・オウン)/Patti LaBelle & Michael McDonald  - 1986
48. HEARTLIGHT(ハートライト)/Neil Diamond  - 1982
─ Special message from Carole Bayer Sager ─(※①)
49. SOMETIMES LATE AT NIGHT(真夜中にくちづけ)/Carole Bayer Sager  - 1981
50. WILD AGAIN(ワイルド・アゲイン)/Carole Bayer Sager  - 1981
51. EASY TO LOVE AGAIN(甘い誘惑)/Carole Bayer Sager  - 1981
52. STRONGER THAN BEFORE(愛は果てしなく)/Carole Bayer Sager  - 1981
53. YOU DON'T KNOW ME(夜にひとり)/Carole Bayer Sager  - 1981
54. Reprise/Carole Bayer Sager  - 1981  ※「 SOMETIMES LATE AT NIGHT 」のフレーズが出てきます
55. EVER CHANGING TIMES(エバー・チェンジング・タイムズ)/Aretha Franklin featuring Michael McDonald  - 1991
56. DON'T GO BREAKING MY HEART(ドント・ゴー・ブレイキング・マイ・ハート)/Roger Nichols & The Small Circle Of Friends  - 1968
57. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めてる)/Wes Montgomery  - 1966

<18:00>
58. GOD GIVE ME STRENGTH(ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス)/Elvis Costello & Burt Bacharach  - 1996
59. TOLEDO(トレド)/Elvis Costello & Burt Bacharach  - 1998
60. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN(恋よ、さようなら)/Burt Bacharach & Elvis Costello  - 1999
61. DON'T LOOK NOW(ドント・ルック・ナウ)/Elvis Costello & The Imposters  - 2018
62. LOOK UP AGAIN(ルック・アップ・アゲイン)/Elvis Costello  - 2023
63. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL(アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール)/Elvis Costello & Burt Bacharach  - 1998

第2部(19:20〜21:15)
<19:20>
64. THE APRIL FOOLS(エイプリル・フール)/Dionne Warwick  - 1969
65. WALK ON BY(ウォーク・オン・バイ)/Bobby Caldwell  - 1995
= ゲスト:野宮真貴さん登場 =
66. ME, JAPANESE BOY I LOVE YOU(ミー・ジャパニーズ・ボーイ)/Pizzicato Five  - 1994
─ Special message from 朝妻一郎 ─(※①)

<20:00>
67. CLOSE TO YOU(遙かなる影)/細野晴臣  - 2013
68. IT WAS YOU/椎名林檎と斎藤ネコカルテット  - 2013
69. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めてる)/野宮真貴 with Corinne Drewery  - 2015
= ゲスト:野宮真貴さん退場 =
70. BOND STREET(ボンド・ストリート)/Burt Bacharach  - 1967
71. SOUTH AMERICAN GETAWAY(自由への道)/Burt Bacharach  - 1969
72. WHERE DID IT GO?(ホエア・ディド・イット・ゴー?)/Burt Bacharach  - 2005
73. DANCING WITH YOUR SHADOW/Sheryl Crow  - 2017
─ Special message from Daniel Tashian ─(※①)
74. MOON OVER WICHITA/Burt Bacharach & Daniel Tashian  - 2022
75. A HOUSE IS NOT A HOME(ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム)/Luther Vandross  - 1981

<21:00>
76. HEAVENLY/Johnny Mathis  - 1959


…パックンさんの米国での実体験&歌詞の解説、加羽沢美濃さんのピアノ実演含めた楽理面からの解説、そして坂口修さんによる安心・安定の解説、いずれもバカラック愛を感じる素晴らしいMC陣でしたねぇ。(NHKの三昧サイトより … 出演者第1部ギャラリー第2部ギャラリー

心残りはリクエストがボツになったこと。ですがそんなことどうでもいいです。聴き終わって幸せな気分がまだ続いています。とっても良い番組でした。明日仕事したくないなぁ、はぁ…。

- * - * - * - * - * - * - * - * - * -


【補足】
※① Special message は、ちたりた様が4名分全て文字起こししてコメント <2023年10月11日(水)08時11分> に書き込んでくださいました。ちたりた様、誠にありがとうございました。

※② バカラック・カヴァー特集コーナー:
「 BABY IT'S YOU 」はM-11〜13、「 (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME 」はM-14〜16、「 THE LOOK OF LOVE 」はM-17〜19、それぞれ3曲ずつの聴き比べ。各曲とも、1コーラスあるかないかくらいの尺しか流れません。

2023/10/15:補足を追記

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カテゴリー

  • カヴァーアルバム
    ★バカラック・カヴァー曲が主体でBacharach をアルバムのタイトルやサブタイトルに入れているアルバム ★収録曲のうち半分以上がバカラック・カヴァーのアルバム ★複数アーティストによって新たにカヴァーしたアルバム ★複数アーティストによるトリビュートコンサートのライブアルバム
  • コンピレーションアルバム
    ★複数アーティストのバカラック作品を集めたいわゆる編集盤
  • シングル
    ★シングル
  • ディオンヌ・ワーウィックのアルバム
    ★新作主体/カヴァーアルバム/コンピ集を問わず、ディオンヌ名義のアルバム
  • バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
    ★バカラックの曲がちょっと入ったアルバム
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    ★バカラック作品は入っていないがバカラックと何らかの関連があるアルバム ★アルバムやシングル以外のこと。本、コンサート、ライヴ、TV、Radio、告知、独り言、イベントなどなど
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