バカラック関連ネタ

2020年4月12日 (日)

BBCのTVドキュメンタリー『 Burt Bacharach... This Is Now 』(1996年)

1996年1月1日に英BBCが放送したTVドキュメンタリー番組をご紹介!



番組はこれまでに何度か再放送されてるようで、BBC公式サイトによればBBC Fourで2011年3月27日、2012年4月27日、同30日に放送と載っています。どなたかがアップしたYouTube動画(↑)の画面左上には"BBC FOUR"と表示されてるので、おそらくそのいずれかでしょう。(拙ブログは原則として公式以外の動画はリンク/埋め込みをしないのですが、希少性を鑑み今回は埋め込みました。動画が削除されないことを祈るのみです。)

ナレーションを務めたのは「 THE LOOK OF LOVE(恋のおもかげ)」のオリジナルアーティストでもある英女性シンガーのダスティ・スプリングフィールド。もちろん映像中にも登場します。実はこの時点で彼女は乳癌にかかっており1999年に60歳の若さで亡くなりました、合掌。

50分間の非常に中身の濃い番組です。タイムカウンターと主なコンテンツを示します。

0:11  Marlene Dietrich Introduction - Several Short Clips
2:26  Noel Gallagher Talks About Bacharach - Several Short Clips
4:20  Bacharach Talks About Himself
9:34  Hal David Talks About Brill Building
10:46  Dionne Warwick Talks - Bacharach Talks About Dionne Warwick - Hal David Talks
13:26  "What's New Pussycat?"(Bacharach) - Bacharach Talks
15:10  Tonight 1964 with Bacharach - "I Just Don't Know What To Do With Myself"(Dusty Springfield)
17:25  Cilla Black Talks - Dionne Talks - Hal David Talks - Several "Walk On By" Short Clips
20:53  Elvis Costello Talks - "Alfie" Recording Session 1966 - Cilla Talks - Bacharach Talks
24:45  "This Guy's…"(Herb Alpert) - Noel Gallagher Talks - Herb Alpert Talks
26:51  "(There's) Always Something There To Remind Me"(Dionne)
28:12  Richard Carpenter Talks - Bacharach Talks - "Close To You"(Carpenters)
31:32  Two Oscars & Musical - "I'll Never Fall In Love Again"(Dionne) - Split With Hal David
34:23  Bacharach Talks About『Woman』LP
35:21  Carol Bayer Sager Talks - "Arthur's Theme"(Bacharach) - Carol Bayer Sager Talks - Bacharach Talks
38:26  Carol Bayer Sager Talks - "That's What Friends Are For"(Dionne) - Grammy Awards 1986
41:16  Bacharach In Racetrack With His Daughter
43:13  Working With Gillian Lynne
45:08  Elvis Costello Talks About "God Give Me Strength"
46:58  Richard Carpenter Talks - "Captives Of The Heart"(Dionne)
49:24  Outroduction

多くの方が出演していますが、目玉はなんといってもオアシスのノエル・ギャラガーでしょう。発音がネイティヴすぎて私にはよく聞き取れないのですが😞💦 字幕が欲しい! でも、「 ディス・ガイ 」のモチーフを使って曲を作ったことぐらいはわかります。

キャロル・ベイヤー・セイガーも、「 愛のハーモニー 」の有名なエピソード(Aメロの冒頭をアウフタクトにするかしないかの論争)について語っているところなんか興味深いです。

エルヴィス・コステロが映画『 グレイス・オブ・マイ・ハート 』の主題歌「 ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス 」について語っていますが、映画の公開日は米国で1996年9月なので当時はまだ公開前。電話とFAXで曲作りをしたことを物語るように、番組中ではデモテープレベルの音源と共にウォークマンと電話の映像が流れます。

1990年代中盤という時代を反映してか、Introductionの後にピチカート・ファイヴ、Espiritu、AmarのMVが流れるのも嬉しいです。

コロナ禍で外出自粛のなか、まだご覧になっていない方はこの機会にぜひ!

-----
実は私、この番組のDVDを所有しておりまして…。
DVDタイトル:『 The Life and Works of Burt Bacharach 』
Fox Berry
FBVD-144
3408b4e3e2964ca3a9b54b19e2e295ed_1_201_a 73b79ef72da04c3f94ceb7868dfa9b54_1_201_a 84d5187f0f0240dabc2046fb45d8d21f_1_201_a

“The Hollywood Palace” Episode #134, ON ABC TV 12-DEC-1967(約59分)
“Burt Bacharach... This Is Now” ON BBC TV 01-JAN-1996(約50分)
BONUS TRACK
Short Interview For Costello & Bacharach(約5分)
“Late Show With David Letterman” 25-FEB-1997(約5分)

でもこれ、ディスクはDVD-R。レーベル面はインクジェットプリンタによる印刷で、しかもNOT FOR SALEの文字が。パッケージの紙も普通紙にインクジェットプリンタで印刷された代物で、一部は滲んでいます。2010年に日本のコレクターズDVD専門店◯◯◯で1,500円で購入したものなのですが、なんとも胡散臭い(笑)。海賊版なのは間違いないところですね。

“The Hollywood Palace” Episode #134は、A&Mレコードのアーティスト総出のプログラム。ハーブ・アルパートがMCを務め、バカラックも約10分間登場。演奏は口パクが殆どですけどねー。1967年当時のTVコマーシャル映像もそのまま入っていて、番組本編よりそっちの方が面白かったりします。

ご参考まで。

2020年4月 5日 (日)

バカラック爺2008年来日時のTV出演!

新型コロナウイルス(COVID-19)禍がなければ、今日(4月5日)は大阪から東京への移動日だったんですよね…。

バカラック爺だって本当は日本に来たかったはず。何か企画を考えなければ…。ということで、これまで封印(そんな大袈裟なものじゃありませんが)してきたネタをご紹介することとします。

話は12年前、2008年のバカラック爺来日時に遡ります。

⭐️ 2008年のバカラック爺来日ツアー ⭐️
An Evening With BURT BACHARACH and The Tokyo Newcity Orchestra
2月16日(土)@東京国際フォーラム ホールA
2月17日(日)@東京国際フォーラム ホールA
2月20日(水)@グリーンホール相模大野
2月22日(金)@大阪フェスティバルホール

公演初日を翌日に控えた2月15日、バカラック爺はTBS系列『 筑紫哲也 NEWS23 』の「 金曜深夜便 」というコーナーに出演しました。16日と17日の公演は主催がTBS/J-WAVE/朝日新聞社/イープラス。バックにキー局がついてるとこーゆーことがあるんだなー。取材とインタビューはリハーサル会場で行われ、録画編集した内容が放送されました。今回の企画はその文字起こしです。

(画像は全てクリックすると大きくなります)

D347886a2d3341c1b87643d0f76efbe0_4_5005_
筑紫哲也 NEWS23
2008年2月15日(金)放送
【 金曜深夜便 】ポップス界の巨匠 バート・バカラック

ゲスト:バート・バカラック 
ナレーション&インタビュアー:膳場貴子アナウンサー
約10分間

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

今年80歳を迎える世界で最も有名なソングライターのひとり、バート・バカラック。50年以上のキャリアを誇る彼の曲はラブソングが中心で、カーペンターズ の「 クロース・トゥ・ユー 」や「 雨にぬれても 」といった曲は、ファンでなくても耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

これまでにグラミー賞を6度受賞し、今年はその偉業を称えて功労賞ともいうべき The Longtime Grammy を受賞したバート・バカラック。そんな彼が2006年に発売したアルバムでは、泥沼化するイラク戦争を念頭に、混乱を招いたブッシュ政権を批判する曲を発表。周囲を驚かせました。

♪:「 WHO ARE THESE PEOPLE? 」 字幕付きで曲が流れる (18秒)

BB:私のモットー、メッセージはとてもシンプルです。「 うそつきのガールフレンドは嫌いだ 」「 うそつきのエージェントも嫌いだ 」「 うそつきの大統領も嫌いだ 」

20世紀を代表するソングライターに、その音楽、そして自身に起きた変化について伺いました。

B7befbfbf3644da592327712fac0a62b_1_201_a 85c030dd882243fe989b792fa9f24930_1_201_a

♪:「 雨にぬれても 」リハーサル中の映像(38秒)

(ここからインタビュー。リハーサル会場ステージ上のピアノにバカラック爺が、その向かい側に膳場アナが座っている)

684023e75b0740fcb05040f7b565c186_1_201_a

膳場:今年80歳になられるんですよね。長い間、歳を重ねながら音楽を作ってらっしゃると、その音楽を通して伝えたいメッセージというもの、何か変化してらっしゃるのかなって思うんですけれども。

BB:私の人生は常に変化しています。音楽も変われば、知識も変わります。いま最も大切に思うのは、子供たちのことです。私が子供たちをよく理解し子供たちも私をよく理解してくれることが、私にとって一番大切です。

BB:今回のグラミー賞は「 生涯功労賞 」ということでとても特別な意味を持ってます。2年前に出した『 At This Time 』もグラミー賞を取りましたが、私にとって大きな意味があります。内容が非常に政治的だったからです。

♪:「 WHO ARE THESE PEOPLE? 」バカラック爺によるピアノ弾き語り(24秒)

BB:先ほど私の子供たちのことについて話しましたが、それも重要な要素の一つです。世界は今バラバラになりそうな状態です。我々はとんでもない混乱を作り出してしまいました。政治的な意見ですが、私は現政権に反発を感じています。今の大統領は、かなり不誠実だと思っています。

膳場:あの、今年はアメリカの大統領選挙のある年です。であの、これからのアメリカそして世界のありよう・形を選ぶ大きな節目になると思うんですけれども、バカラックさんは未来に対してこれからの将来、どういう風になって欲しい何がどう変わって欲しいって思っていますか。

BB:私はオバマ候補に対して大きな希望を持っています。あのようなスピーチができる人物は、キング牧師以来、ケネディ大統領以来です。

♪:「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」リハーサル中の映像(2分6秒)

─ とはいえ、バカラックの真髄はやはりラブソング。「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」の邦題で知られるこの曲をはじめ、そのレパートリーは珠玉の名曲ぞろい ─ (映像中のテロップ)

BB:私は自分の作った曲を誇りに思っています、どんな曲であれ。コンサートに来てくれた日本の聴衆に聴いてもらえることは、私にとってこれは仕事ではなく名誉であり歓びなんです。

膳場:これからのバカラックさんの目標、こういう音楽をやっていきたいってものがあったら聞かせていただけますか。

BB:“ 今自分がしていることそれがゴールです。これ以上望むことは許されないでしょう。このくらいにしておきなさい。” …という時がいつかは訪れます。今はそんなこと考えたくないですけど。

膳場:じゃその、Old Songs の中でバカラックさんのお気に入りのものを弾いていただけますか。

Bcc0ce57bd02484596d2aaeb5c4cdb7d_1_201_a

♪:「 ディス・ガイ 」バカラック爺によるピアノ弾き語り(1分37秒)

Fc0c2dedb2a0400fb9e85b3a74571bb5_1_201_a 11314aabf06f4f3ab80cd248eb27554f_1_201_a 

(金曜深夜便のコーナーが終わり、スタジオの映像になって番組はエンディングに…)

男性キャスター:最後は目を見つめて歌ってくれたという、ね。

膳場:すごい素敵な歌でね、ちょっともぅ体温が上がるかと思いました。あの、バカラックさんにどこまで現役を続けるのかと伺いましたらね、気分がいい限りどこまでもとおっしゃいましてね。愉しみながら生涯現役を貫こうという姿は本当にエネルギーに溢れていました。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

歌い終わって膳場アナに向かってあのポーズ。とても80歳(当時)のジィちゃんとは思えん(笑)。

インタビューで好きな曲は?と訊かれて大体いつも「 アルフィー 」と答える爺が
ここでチョイスしたのは「 ディス・ガイ 」。大人の女性が若い男性に諭すように歌う「 アルフィー 」に対して、「 ディス・ガイ 」は男性が愛する女性に向かって “僕は誰よりも君を愛してる、君なしでは生きていけない” とか歌う曲。いやいや、幾つになってもプレイボーイっすねー。そりゃ膳場アナの体温も上がりますワ。あぁ、あんな爺やに私もなりたい(まぁ無理だな)。

YouTubeを検索してもこの映像は見当たりません。録画したDVD、大事にせねば。

2020年3月29日 (日)

とうとう…⤵️ バカラック爺、4月来日公演中止!

3日前の3月26日、とうとうバカラック爺の4月来日公演中止が発表されました。(こちら

覚悟してたしどうしようもないことですが、残念です。幻となったチケットは4月14日(火)ビルボードライブ横浜公演のもの。記念にアップしておきます。
22f67eff2a4d4ff7824d33aa5144e3b5

中止発表4日前の3月22日、バカラック爺&メロディ・フェデラーさん名義で1月にリリースした新曲「 BRIDGES 」の最新ライヴ動画が公開されました。(新曲リリース時の拙ブログ記事



フェデラーさんのツィートによれば数週間前のものだそう。動画の説明欄にも “ 米国での新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の前に収録 ” との但し書きがあります。フェデラーさんはヘッドフォン姿なのでライヴというより本当にレコーディング風。爺のピアノだけをバックにフェデラーさんが歌うというアンプラグド仕様で、とても素敵なパフォーマンスです。フェデラーさんの歌、バカラック爺のピアノ、どちらも心に染みます。

そして、同日の収録と思われる爺の動画を他にも2本見つけました。爺へのインタビューと、「 A HOUSE IS NOT A HOME(ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム)」のピアノ弾き語りです。前者は3月20日、後者は3月4日にアップされています。





爺の歌声、91歳とは思えません。元気そうで本当に良かった…。COVID-19が感染拡大してる今の状況下でも無事でいることを祈りましょう。

ついでにもういっちょ!
3月22日、米国ボストンで自宅待機中のバークリー音楽大学生たちによるバーチャルオーケストラ&シンガーがバカラックの「 WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めている)」をカヴァーしてYouTubeに公開!



これまでも米国では銃乱射事件など大きな事件が起きるたびに繰り返しカヴァーされてきた曲です(最近では2016年のBroadway for Orlandoによるカヴァーが有名ですね)。それにしても、こういったバーチャル演奏は現代ならでは。実際、この一週間の間に米国では同様のバーチャル演奏が多数アップされています。そういった中、公開後5日時点で90万回超の再生回数はナカナカなんではないかと。演奏の出来はともかく、大学生たちの気持ちが伝わってきます。

日本でもCOVID-19感染者数が加速度的に増えており、予断を許さない状況にあります。自宅で爺の最新映像&バカラックの曲に触れて、元気を貰うと共に爺にエールを送りましょう!

2020年3月15日 (日)

2020年3月12日 NHK FM『 リトグリのミューズノート 』映画音楽とBurt Bacharach

本題に入る前に…

LAタイムズ 3/11付け バカラック爺インタビュー記事
Burt Bacharach, 91, would love to collaborate with Billie Eilish. Who says no?
記事後半、4月の日本ツアー検討中との記述があります。「 どうなるか想像できません。全員がマスクなんて望ましくありません。」

Billboard Live 3/14付け 謹告
2月28日(金)~ 3月24日(火)までの公演中止に関するお知らせ
3月25日(水)以降の公演について「 店内での感染症予防対策を十分に行ったうえで、公演の実施に向けて準備を進めてまいりますが、政府発表や出演アーティストの意向を考慮し、急遽中止させて頂くことがありますこと、ご了承の程宜しくお願い致します。」

来月 4月1日(水)〜 4月15日(水)Billboard Live 大阪/東京/横浜でのバカラック公演、どうなるんでしょう。

バカラック爺の発言からは、キャンセルに傾いてるニュアンスを感じます。一方、Billboard Live としては横浜の柿落としアーティストでもある目玉のバカラック公演はなんとか実現したいところ…。

中止の覚悟はできてます。バカラック爺、無理しないでくださいね。

-----
さて、3日前の2020年3月12日(木)夜、NHK FM『 リトグリのミューズノート 』という番組でバカラックが取り上げられました。文字起こししたので、聴き逃した方は(聴かれた方も)興味ありましたらご覧ください。この番組は Radiko タイムフリーの対象外ですからねぇ。

979020cc39454066baa0a5cab870d139_1_201_a

M1. SEND IN THE CLOWNS ~ Frank Sinatra ~ (1973)
M2. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD ~ B.J.Thomas ~ (1969)
M3. ALFIE ~ Laura Fygi ~ (1998)
M4. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR ~ Dionne & Friends ~ (1985)
M5. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) ~ Christopher Cross ~ (1981)
M6. ECHO ~ Little Glee Monster ~ (2019)

ナビゲーターは、日本の女性ボーカルグループ Little Gree Monster の manaka さん。
放送時間のうちバカラックに言及した部分のみ文字起こししました。序盤の最近観た映画の話題、中盤リスナーからのメールに応える部分、それに終盤部分は割愛します、あしからず。

文字色がパープルなのは manaka さんのメンバーカラーが紫だから。
リンク先は拙ブログの過去記事です、ご参考まで。


***** 文字起こし開始
(前略)さて、映画音楽と言えば、作曲家バート・バカラックが有名ですよね。10代、20代のリスナーさんだと、そんな方まだ知らないってゆう方も沢山いらっしゃると思いますし、私自身もまだ聴いたことある曲はあるけどバート・バカラックさん自身のことはまだ詳しくないので、今回この回を通して詳しく知れたらな…と思っています。

すごくね沢山の曲を残されているので、耳にしたことがある曲あると思います。まずは聴いてください。1969年の西部劇映画『 明日に向って撃て!』より、B.J.トーマスで「 雨にぬれても 」。

M2. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD (雨にぬれても) ♪

聴いていただいたのは、B.J.トーマスで「 雨にぬれても 」でした。もぅ一度はこの曲ぜっったい聴いたことあると思うんですけど、この曲を作曲したのがバート・バカラックなんですよね。私もあの、あぁそうなんだってこの回でそうなりましたね。曲自体は耳に絶対したことあるので、なんかすごい不思議ですよね。どこで聴いたかはわかんないけど歌えちゃうってゆうのが、やっぱり名曲なんだなって思いました。

で、この曲なんですけども、デパートなんかで雨が降り始めたりすると店内BGMがこれに替わったりするってゆう話があるそうで、なんかそれすごい粋ですよね。だから、店員さんだけがわかる、その、ね、なんて言うんですか、暗号?みたいな(笑)。この曲が流れたら「あっ、雨大丈夫でしたか?」って言えちゃうってことですよね、外を見なくても店員さんはお客さんに。そういうのすごいいいなって思います。

私もなんか誰かとそうゆうの欲しいですね。リトグリ内で、欲しいですねそうゆう、暗黙のなんかこう合図みたいななんか。でも、一緒にいると不思議なんですけど、目で会話できますよね。なんかきっと、それは学校だったり職場だったりとか家族だったりとか、すごい仲がいい人とは目で会話できるっていうのわかるーって思ってくれてる人もいると思うんですけれど、リトグリは目で会話できます。例えば、なんかぁ、普通にまぁ一緒にいて「あれよろしくな」とかそーゆうなんて言うんですか「あれは違うよな」とかも目でなんかこうホントに言葉にも動きにも出さないけど、目で「わかるわかるわかる、わかるょ」みたいな、そーゆー会話はできます。だから、なんかありますよね目で会話できるのは、なんか一緒にいる時間が長い人としか出来ないことなのかなぁ~って、自然とやってる時に「はっ、これ多分誰とも出来ひんなぁ」みたいな感じになりますね。

で、そんなねバカラックの曲はですね、メロディはキャッチーだけど実は複雑ってゆーことがポイントらしく、だから譜面とかに起こすとあっ結構複雑なことされているんだなという事とかがわかるみたいなんですけど、そーですねでもこの曲以外にもホント沢山の曲があると思うので、なんか一杯聴いてる中でまた、すごい実は複雑だなぁと思う事とか沢山あるのかなぁとか思います。なのでそこら辺も注目しながら聴いてみたいと思います。

で、しかもですね、もぅこの曲50年以上前の曲だそうで、なんかビックリですよね。50年以上も前の曲だけど、今私2000年生まれの私も、きっと多分私より年下の中学生だったり小学生の方だったりも、絶対この曲知ってると思うんですよ。なんか、何十年も愛されてて知らん間に歌えるってすごい曲だなって思います。そんな曲を作ったバート・バカラックさんのことを今日は深く知れていけたらいいなと思います。

この曲とですね映画のサントラでバカラックはですね、アカデミー賞とグラミー賞をダブルで受賞するという快挙を成し遂げているそうです。すごいですよね。なんか、それだけでもなんか、今この時代も歌える人が沢山いるっていうこと、のなんかこう、納得というか。アカデミー賞とグラミー賞ダブルで受賞ってホントすごいなと思います。それではですね、そんなバート・バカラックですけれども、えー私自身もホントに先ほども言いましたがまだまだ知れてないこと沢山あるので今日を通して一緒に勉強していけたらなと思います。

バカラックが作る曲といえば、聴きやすくキャッチーなメロディ、そして転調や変拍子を使った意表を突くアレンジ、思いもよらない楽器の使い方、ホントにね沢山あると思うんですけど、観客をねすごくワクワクさせるような映画やったりミュージカルだったりとかそういう曲にねすごくぴったりだなって思います。

そんなバカラックはですね、1928年カンザスシティでドイツ系ユダヤ人の家系に生まれました。皆さん、1928年生まれって普通に言いましたけど、びっくりですよね、フフッ。今バカラックは91歳ということで、ホントに、すごいなぁ今年で92歳! まだ、色んなお話を訊けるじゃないですか、ご本人に色んなことを、っていうのがすごいなぁって思います。小さい頃にニューヨークへ引っ越ししたバカラックはお父さんに連れて行ってもらったジャズクラブで音楽の虜になり、やがて作曲家に。そして1957年に作詞家ハル・デイヴィッドと出会い、この黄金コンビは’60年代に大ヒットを連発しました。ん~、日本でもね、あのー松本隆さんと細野晴臣さんだったり、ま、いろいろなまぁ黄金コンビ沢山いますけど、すごいかっこいいですよね、なんか。こう、自分のまぁ相棒みたいな人見つけて一緒にすごいいいものを残していくっていうのにも憧れますね。

では、次の曲はそんな2人が作った1966年の映画『 アルフィー 』のエンディング曲「 アルフィー 」です。こちらはですね、バカラックが自分のライヴで「 この曲はハル・デイヴィッド、作詞家のハル・デイヴィッドの最高傑作だ 」と語るほどの名曲です。今でも多くのアーティストの方がカヴァーされています。そして今回はオランダの女性シンガー、ローラ・フィジィが歌うバージョンでお届けします。では聴いてください。ローラ・フィジィで「 アルフィー 」。

M3. ALFIE (アルフィー) ♪

Little Glee Monster manaka がお送りしている『 ミューズノート 』。今夜は、映画音楽と作曲家バート・バカラックを特集しております。聴いていただいたのは、ローラ・フィジィで「 アルフィー 」でした。すごい、なんか心地いいなんかこう曲やなぁて思ぅたんですけど、でも、そうですね、結構高低差激しい部分もありますし、歌ってると難しいのかな…とか。なんか、普段は「 実は難しいんですよぉ 」って言う側ですけど、やっぱ聴く側になると、すごいこう、なんて言うんですかね「 気持ちよさそうに歌ってるなぁー 」って言う気持ちですけど、確かに歌うってなったら、難しいのかなぁとか思いましたねぇ。

そんなこの曲なんですけども、日本ではヴァネッサ・ウィリアムスが歌ったバージョンが1996年にドラマの主題歌になり流行しました。このドラマはですね、全編にわたってバカラックの曲がサントラとしても使用されたそうで、当時バカラック・ブームがこのドラマをきっかけに少しあの出たってことですよね。すごいですよねーなんか、多分なので1996年のこのドラマを観てたなぁって思った人は、この曲も聴いたことあるなって思った方ももしかしたらいらっしゃるのではないかと思います。

さて、前半も終わったところなんですけれども、この辺でリスナーのみなさんからいただいたメールを読んでいきたいと思います。(中略)

さて、Little Glee Monster manaka がお送りしている『 ミューズノート 』。再び今夜の特集、映画音楽と作曲家バート・バカラックに戻りましょう。1961年、作曲家バート・バカラックと作詞家ハル・デイヴィッドの黄金コンビは、彼らの作品に欠かせない存在となる歌手に出会います。それがディオンヌ・ワーウィックです。彼女のシルキーでマイルドな歌声は、バカラック・サウンドの魅力を最大限に引き出しました。そして次々とヒットを生み出す3人は、人々から「 ゴールデン・トライアングル・チーム 」と呼ばれるようになります。すごいですよねぇ。なんかこう、更に、最強の2人がひとりの女性歌手ディオンヌ・ワーウィックのおかげでもっともっと最強になるという。ディオンヌはですね、現在までに1億5000万枚以上のセールスとグラミー賞を5冠も獲得しているそうで、すっごいですよねぇ。なんかこう、1億5000万枚以上のセールス、なんかこう夢みたいな現実的に想像できないので、すごいなとしか言いようがないんですけど、目が点ですよね。ホントにさっきからこうバート・バカラックのお話してると、感想がすごいしかこう出てこないんですけど、でも本当にそのぐらいなんか私にとってはやっぱりもう桁違いというか、1億5000万枚ってゆう以上のセールスを、こう、読んだことも無かったので文字として。ホントにすごいゴールデン・トライアングル・チーム、すごいんだなあって、またまた言っちゃいましたが。

え~次の曲にいきたいと思います。1982年の映画『 ラヴ・IN・ニューヨーク 』より「 愛のハーモニー 」です。この曲はですね、映画でのオリジナルはロッド・スチュアートが歌っています。1985年にディオンヌ・ワーウィックが、スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト、エルトン・ジョンと、すごいメンバーですね、と共演したカヴァー・バージョンが大ヒットして全米シングルチャート1位となりました。今日はそのディオンヌたちが歌うバージョンをお聴きください。ディオンヌ&フレンズで「 愛のハーモニー 」

M4. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR (愛のハーモニー) ♪

聴いていただいたのは、ディオンヌ&フレンズで「 愛のハーモニー 」でした。なんか、おんなじ曲でもやっぱり4人いると全然聴こえ方が違うんだなぁということをすっごい感じて。でも普段はあまりこういうこう曲調というか、のものをあまり聴かないので、すごい新鮮だなという気持ちもあってすごい楽しめました。

こうしてバカラックの作る音楽は今も多くの歌手に愛され歌い継がれています。ここに一覧がね、あるんですけど資料に。「 雨にぬれても 」は東京スカパラダイスオーケストラ、そして倍賞千恵子さん。そして「 アルフィー 」という曲は、椎名林檎さん、そして手嶋葵さんなどがカヴァーされております。1967年の映画『 007/カジノロワイヤル 』の挿入歌「 恋のおもかげ 」は松田聖子さんが歌われていたり、なんかホントに沢山の方に歌われているんだなということもわかりますし、きっと知らぬ間に聴いていたのが「 あっ、これもバート・バカラックが実は作ってたんだな 」って曲とかもなんかこんなに沢山こうあったらなんか一つぐらいは耳にしているものであるんじゃないかなとか思ってすごい面白いなって思います。

なんかリトグリもね、是非なんかいつかバカラックの曲、挑戦してみたいなと思います。

そして、次の曲はですね、1981年のコメディ映画『 ミスター・アーサー 』の主題歌「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」です。こちらはですね、クリストファー・クロスが歌って大ヒットして、その年のアカデミー賞最優秀歌曲賞に輝きました。か・きょ・く・賞、難しいですね。作詞作曲はバカラック だけでなく、クリストファー・クロス、ピーター・アレン、キャロル・ベイヤー・セイガーとの共作だそうです。では、聴いてください。クリストファー・クロスの「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」。

M5. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) (ニューヨーク・シティ・セレナーデ) ♪

聴いていただいたのは、クリストファー・クロスで「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」でしたぁ。聴いて、この曲知ってる!ってすぐなったんですけど、この「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」はナント日本語タイトル、まぁ邦題なんですよね。原題は「 アーサーのテーマ 」。今ってそう言えばまぁ邦題ってすごく少ないというか、見ないですよね新曲で邦題が付いているってゆー曲がね。私たちはあまり見ないなぁって思うんですけど、昔はこう邦題の曲沢山、邦題がついてる曲沢山ありましたし、で、その話を打ち合わせでしてたら、レコード会社の人がナントその邦題決めてることを知って、私、センスある人じゃないと嫌ですよねー。なんか、全然意図と違うすっごいダッサい言葉組み合わせられて、なんか、全然違うこぅ意図のことが伝わっちゃうことになったらすっごい残念じゃないですか。だから、カッコいいタイトル付けてくれてたらメチャメチャ嬉しいですけど、そこはちょっと運ですよね。これは私がもし当時のアーティストになったならば、メチャメチャセンスのある人頼みますよっていう気持ちになっちゃうなって、打ち合わせでお話してて思いました(笑)。

そしてですねぇ、やっぱりあのー、すごい曲もいいですしやっぱ声もいいですし、この曲を作ってるのがバート・バカラックだったということも初めて知れたので、それもやっぱりすごい「 あっ、そうなんや !」ってなりました。

というわけでですね、今回は映画音楽と作曲家バート・バカラックを特集しましたが、この1時間ですごいバート・バカラックがどんな人でこんな曲も書いていてそれでなんかそういう色んなことをバート・バカラック自身のことをすごい丸々お勉強させてもらえたなぁっていう回だったので、きっと同世代の方も聴いてくれてると思うんですけど、私と同じように全然名前聞いても「 誰だろう 」って感じだったけど「あっ、この曲聴いたことある!」ってなってるリスナーの方も多いと思います。これからねなんかまた色々調べていきたいなぁって思いました。

では最後に私たちリトグリの曲を聴いていただきながらお別れです。(後略)
***** 文字起こし終了


オマケ情報:MC中にBGMとして小さく流れていたバカラック作品は以下の通り。なかなか良いチョイスです。
 I SAY A LITTLE PRAYER (小さな願い) 〜 アレサ・フランクリン 〜  (1968)
 (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU (遥かなる影) 〜 カーペンターズ 〜  (1970)
 THE LOOK OF LOVE (恋のおもかげ) 〜 セルジオ・メンデス&ブラジル'66 〜  (1968)
 THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU (ディス・ガイ) 〜 ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス 〜  (1968)
 ON MY OWN (オン・マイ・オウン) 〜 パティ・ラベル&マイケル・マクドナルド 〜  (1986)
 DON'T MAKE ME OVER (ドント・メイク・ミー・オーヴァー) 〜 シビル 〜  (1989)

manaka さんは弱冠19歳。
番組スタッフによるバックアップがあったにせよ、若い女性によるバカラック談義はとても新鮮で嬉しくなりました。manaka さんが放送中でも触れていたように、バート・バカラックに興味を持ってくれるリスナーが少しでも増えてくれれば良いな…と思いました。

そして、Little Gree Monster のバカラック挑戦を首を長くして待ってます!

2020年1月11日 (土)

マジかっ!? バカラック爺、4月に来日するって!

4月、バカラック爺が6年ぶりに来日します!

情報元:A House Is Not A Homepage | Burt Bacharach announces 2020 concerts in Japan

情報元は、米国のバカラック非公式Webサイトです。1月7日付けでアナウンスがあり、1月8日付けでツアー情報が掲載されていました。

2020
April 1, 4 Osaka, Japan (Billboard Live Osaka)
April 6, 7, 9, 10 Tokyo, Japan (Billboard Live Tokyo)
April 12, 14, 15 Yokohama, Japan (Billboard Live Yokohama)

--------
現時点の情報はここまで。Billboard Live 各サイトには情報掲載ないのですが、このうち Billboard Live Yokohama は2020年4月に開業するそうでかいつまんで次のようなことが書かれています。

1月16日 「ビルボードライブ横浜」の第一弾出演アーティスト発表!
・「ビルボードライブ横浜 オープニングシリーズ」として複数組の出演をビルボードライブWEBサイト、およびSNSにて発表

1月20日 「横浜」各公演のチケット先行予約は1月20日(月)正午より!
・WEBサイト、およびチケットぴあにて順次スタート
・同オープニングシリーズのラインナップの「東京/大阪」公演の受付詳細は、改めてご案内

つまり、「ビルボードライブ横浜 オープニングシリーズ」の出演アーティストの1組がバカラック爺で、併せて「東京/大阪」公演も行うということのようです。1月16日まで情報は解禁しないんでしょうねー。もうバレバレですが(笑)。



前回の来日が2014年の4月でしたから、6年ぶりです。うわぁ、嬉しいなぁ。あとは無事に来日できることを皆さん一緒に祈りましょう!

2019年12月16日 (月)

ライブの感想 Yammy* sings Burt Bacharach Dec. 15, 2019

10年目の『 Yammy* sings Burt Bacharach 』

2019年12月15日(日) 18:00開場 19:00開演
Restaurant Bar & New York Sound Live ROYAL HORSE
Yammy*(Vo)、Sasapong(P)、堂地誠人(Soprano Sax)

(画像は全てクリックすると大きくなります)
06a725a95c2044f89a80898ff4d93670 52e0856083104070a76e7149912da704_1_201_a 3e30b48bcc574272a9b650c475c02b41_1_201_a

Yammy* sings Burt Bacharach(以降 YsBB)参戦前にグランフロント大阪に寄って腹ごしらえ。ついでにグランフロントにあるクリスマスツリーを見てきました。今年のツリーは “Brilliant Tree” がテーマ。メインのツリーよりも周りの装飾に目がいっちゃいました。時間帯によって照明の色が変わるらしいのですがそれは拝めずちと残念。いやいや、そんなことよりYsBBだっ!

一旦ホテルに荷物を置いてからぶらぶら歩いて約20分、ロイヤルホースに到着しました。

<1st stage> 19:15〜20:05
1. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE 世界は愛を求めている(愛をもとめて)… インスト
2. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU 遥かなる影
3. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN 恋よさようなら
4. ANYONE WHO HAD A HEART 恋するハート
5. ONE LESS BELL TO ANSWER 悲しみは鐘の音とともに
6. THE APRIL FOOLS エイプリル・フール
7. ALFIE アルフィー
8. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD 雨にぬれても
9. (THERE'S) ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME 愛の思い出(愛のウェイト・リフティング)

<2nd stage> 20:40〜21:30
1. A HOUSE IS NOT A HOME ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム … w/Sasapong
2. I STILL HAVE THAT OTHER GIRL アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール … w/Sasapong
3. MAKE IT EASY ON YOURSELF 涙でさようなら
4. THE LOOK OF LOVE 恋のおもかげ
5. WALK ON BY ウォーク・オン・バイ
6. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO) ニューヨーク・シティ・セレナーデ
7. I SAY A LITTLE PRAYER 小さな願い
8. WIVES AND LOVERS 素晴らしき恋人たち

<Encore> 21:32〜21:45
1. クリスマスキャロルの頃には
2. 君のもとへ

YsBBは2010年にスタートして今年で10年目。メンバーはヴォーカルYammy*さん、ピアノSasapongさん、ソプラノサックス堂地誠人さん。Yammy*さんがMCで仰ってました。 ─ いつもの3人、そんな変わってないよね ─   でも変化もあってSasapongさんが広島へ、堂地さんが東京へと活動拠点を移し、本当はもっと回数増やしたいけれど年1回がやっとなんだそうです。
1ff6a62dbc21460c97994f5878c34172 08b28775e02c4cf8bde243b8318ff06c_1_201_a 7b226f51b88341ffa594d329d6d139ea_1_201_a  

3枚目の画像はYammy*さん自筆!の今回のセットリスト。Yammy*さんのプロデューサー、廣瀬さんからライブ後にコピーをいただきました。貴重なものを、大変ありがとうございました。

ライブ前に時計の針を戻します。19:15頃、Sasapongさんと堂地さんが登場してゆったりしたワルツの1-1.「 世界は愛を求めている 」を奏でます。てっきりイントロだと思ったのですが、堂地さんがメロディをフルサイズで吹いてそのままエンディング。そして2曲めのイントロになってYammy*さんが登場。この1-2.「 遥かなる影 」、基本はカーペンターズ 版ベースのアレンジですが、イントロとエンディングはバカラック版のアレンジ。バカラックファンとして思わずむふふっとなりました。1-3.「 恋よさようなら 」が手拍子で盛り上がった後、1-4.「 恋するハート 」、1-5.「 悲しみは鐘の音とともに 」、1-6.「 エイプリル・フール 」、1-7.「 アルフィー 」の4曲はいずれもしっとりした曲調で。一転、─ 明るい曲をポンポンやって1st stage終わりますよ! ─ と、1-8.「 雨にぬれても 」、1-9.「 愛の思い出(愛のウェイト・リフティング) 」と賑やかな曲を2曲歌って休憩へ。

※ Yammy*さん、MCでこのへんてこりんな邦題を話題にしてましたね。参考記事 → こちら

Yammy*さん、グッド・コンディションだったようで声の張り、伸び、繊細な表現、全て素晴らしかったです。特に1st stageは抜群だったと思います。

2nd stageはSasapongさんのピアノのみをバックに2-1.「 ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」を歌唱。コステロとバカラックのコラボ曲2-2.「 アイ・スティル・ハヴ・ザット・アザー・ガール 」も同様。2-3.「 涙でさようなら 」から堂地さん再登場。2-4.「 恋のおもかげ 」、2-5.「 ウォーク・オン・バイ 」、2-6.「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ 」の3曲はいずれも最初スローに/途中からハネるリズムというアレンジで、シャカシャカ(楽器名知らない--;)を振るYammy*さんも楽しそう。2-7.「 小さな願い 」も最初はジャジーで途中からアップテンポに。ラストは2-8.「 素晴らしき恋人たち 」。本来はジャズ・ワルツのこの曲を4拍子で。Yammy*さんは小さなタンバリンを腰で鳴らしお客さんも手拍子、ノリノリで本編終了!

アンコールは、この時期にちなみ何かクリスマス曲をということで「 クリスマスキャロルの頃には 」。そしてYammy*さん自作の名曲「 君のもとへ 」でお開きとなりました。

過去私が聴いたYsBBは4回(2013年12月2014年3月東京2015年12月2018年12月)。実はライブ前日、復習を兼ねてそれら4回のブログ記事をもとにセットリストと演奏順(1st/2nd通し)を整理しまして。それがこの表です。但し、最右列ピンクと下部2行はライブ後に追記したものです。
7ec5007d468f4c97a97ae751d67f5d49

毎回やってる鉄板曲は9曲なんだぁ…とか、演奏順けっこう変わってるなぁ…とか、表を眺めてるとなかなか楽しい。それで、今回のセットリストの1曲目とラスト曲を大胆にも予想。これまで1曲目は鉄板曲且つ毎回変えてるという傾向を掴み、鉄板曲のうちまだ1曲目を歌ってない5曲から「 遥かなる影 」をチョイス。ラスト曲は、直近2回の傾向から私にとってYsBB初めての曲ではないかと考え、リストにない曲の中から是非聴きたいと思っていた「 エイプリル・フール 」をチョイスしました。結果は…。1曲目はインスト曲をカウントしないという条件付きで正解! ラスト曲は外れでした〜。

まぁこんな風に聴く方は気楽なもんですが、Yammy*さんはセットリスト決めるの迷ったとMCで仰ってました。1回目から保管してるセットリスト全て見返して正の字でカウント。結果は、皆勤賞の曲が半分で残りが半分だったそう。今回はそれぞれから選出して決めていったんだとか。そのセットリスト、全部欲しい〜。

ちなみに、今回のセットリストのうち私にとって初のYsBB曲は1-6.「 エイプリル・フール 」と2-3.「 涙でさようなら 」の2曲。Yammy*さんはどちらも過去1回ずつ歌ったことあると仰ってましたけれど。そしてそして、この「 エイプリル・フール 」がとっても良かった〜。1コーラス目はピアノのみをバックにテンポ揺れながら。ハイトーンも裏声ではなく地声でとにかく綺麗な歌声にうっとり。サックスも加わった2コーラス目はなんと日本語詞で歌唱。日本語で歌うことによりこの曲の世界観がより理解できますし、Yammy*さんの深く柔らかな歌声も雰囲気にマッチしていてこれまた魅了されました。ライブ後Yammy*さんに伺ったところ、斉藤由貴さんが自身で詞を日本語に訳してカヴァーしたバージョンがあり、その歌詞だそう(収録アルバム『 moi 』)。聴きたいと思っていた曲でもあり、個人的には今回一番のレコメンドです。

来年はYsBB10周年。今から楽しみです。仕事休めますように(笑)

赤字:2019/12/31 追記

2019年5月12日 (日)

祝 バカラック爺 91歳!

バカラック爺、91歳の誕生日おめでとうございます!

5月12日は誕生日記念で何か企画を…と考えていたのですが良案なく困っていました。そんな折、5月9日深夜(5月10日未明)にNHK『 ラジオ深夜便 』でバート・バカラック特集がありまして。聴いたところ、バカラック爺の91歳を祝っての企画だったようです。NHKも粋なことするなぁ。渡りに船ということで、文字起こしして紹介することにしました。聴き逃しサービスの対象外ですしね。他人の褌で相撲を取るようでいささか後ろめたい気もしますが、気にせずパァ〜っといってみましょう!


NHK ラジオ第一/NHK FM 『 ラジオ深夜便 』
2019年5月10日 2:05〜3:00
[ロマンチック・コンサート]
ポピュラー名曲アルバム:バート・バカラック作品集

(画像は全てクリックすると大きくなります)
Fullsizeoutput_3528 Fullsizeoutput_3559

バート・バカラックは、メロディ・メーカーとして、ポップス・シーンのクリエイターとして、大きな功績を残してきました。5月12日に91歳の誕生日を迎えるバカラックの曲を、今夜はたっぷりとご紹介します。

1曲めは、日本でも大ヒットした映画『 明日に向って撃て!』の主題歌、B.J.トーマスの「 雨にぬれても 」です。アメリカでは既に有名だったバート・バカラックの名前が世界中に広まるきっかけになった作品、となりました。作詞はハル・デイヴィッド。作曲家バート・バカラックにとって、ベスト・パートナーとも言える存在の作詞家です。1969年の曲、B.J.トーマスで、「 雨にぬれても 」。〜 ♫ 〜 B.J.トーマス、「 雨にぬれても 」でした。

続いては、ビートルズ「 ベイビー・イッツ・ユー 」。この曲のオリジナルは、ガールズ・グループのシュレルズ。ビートルズは、デビュー・アルバム『 プリーズ・プリーズ・ミー 』でこの曲をカヴァーしています。1963年発表、ビートルズで、「 ベイビー・イッツ・ユー 」。〜 ♫ 〜 ビートルズで「 ベイビー・イッツ・ユー 」でした。

バート・バカラックは、数多くの映画音楽を担当しました。次にご紹介する「 恋のおもかげ 」は、映画『 007/カジノ・ロワイヤル 』の挿入歌に使用されました。最初はインストルメンタルとして作られたそうですが、ハル・デイヴィッドが詞を書いてダスティ・スプリングフィールドが歌いヒットしました。1967年、ダスティ・スプリングフィールドで、「 恋のおもかげ 」。〜 ♫ 〜 ダスティ・スプリングフィールドで「 恋のおもかげ 」をお聴きいただきました。

続いては、「 ディス・ガイ 」。ハーブ・アルパートです。ハーブ・アルパートは、「 蜜の味 」「 ティファナ・タクシー 」など、日本でも親しまれているティファナ・ブラスのリーダーです。この曲は、ハーブ・アルパートがソロ名義で1968年にリリースしてヒットしました。ちなみに、翌年1969年にはディオンヌ・ワーウィックが「 ディス・ガール 」とタイトルを変えてリリースしています。ハーブ・アルパートで、「 ディス・ガイ 」。〜 ♫ 〜 ハーブ・アルパートで「 ディス・ガイ 」でした。

次は、アレサ・フランクリンの「 アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー/小さな願い 」です。この曲は、ディオンヌ・ワーウィックのオリジナルをソウル・シンガーのアレサ・フランクリンがカヴァーし、ミリオン・セラーとなった曲です。1968年、アレサ・フランクリンで、「 アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー 」。〜 ♫ 〜 アレサ・フランクリンで「 アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー/小さな願い 」でした。

この時間は、メロディ・メーカー、バート・バカラックの作品集をお送りしています。
次の曲は、カーペンターズです。カーペンターズ初めての全米1位に輝いた出世作「 クロース・トゥ・ユー/遥かなる影 」。今もなお多くのアーティストにカヴァーされるスタンダード・ナンバーであり、カーペンターズの代表的な1曲です。1970年の曲、カーペンターズで、「 クロース・トゥ・ユー 」。〜 ♫ 〜 カーペンターズで「 クロース・トゥ・ユー 」でした。

続いては、「 リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー/愛の仲間達 」、フィフス・ディメンションです。フィフス・ディメンションのコーラス・ワークとバカラックの曲が見事に溶け合った1曲です。「 リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー/愛の仲間達 」、フィフス・ディメンション、1973年発表の曲です。〜 ♫ 〜 フィフス・ディメンションの「 リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー/愛の仲間達 」でした。

続いては、スタイリスティックスの「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」です。スタイリスティックスは、甘く洗練されたスウィート・ソウルが持ち味の黒人ソウル・コーラス・グループです。この曲のオリジナルは、1964年にディオンヌ・ワーウィックが歌いヒットしました。1973年発表の、スタイリスティックスの「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」をお聴きください。〜 ♫ 〜 スタイリスティックスの「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」でした。

次の曲は、リタ・クーリッジの「 ウィッシン&ホーピン 」。こちらも原曲はディオンヌ・ワーウィックです。バカラック・サウンドをレゲエ風にアレンジして、心地よく耳に馴染むものにしています。1981年発表の「 ウィッシン・アンド・ホーピン 」、歌はリタ・クーリッジです。〜 ♫ 〜 リタ・クーリッジの「 ウィッシン・アンド・ホーピン 」でした。

この時間は、メロディ・メーカー、バート・バカラックの作品集をお送りしています。
続いては、クリストファー・クロスのバラード、「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ/アーサーのテーマ 」です。コメディ映画『 ミスター・アーサー 』の主題歌に起用され、クリストファー・クロスの歌で全米1位、更にアカデミー賞で主題歌賞も受賞しました。1981年の曲、クリストファー・クロス、「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ/アーサーのテーマ 」。〜 ♫ 〜 クリストファー・クロスで「 ニューヨーク・シティ・セレナーデ/アーサーのテーマ 」でした。

この時間は、バート・バカラックの作品集をお送りしています。
最後にご紹介するのは、ディオンヌ&フレンズの「 愛のハーモニー 」です。原曲は、映画『 ラブ IN ニューヨーク 』でロッド・スチュアートが歌っています。ディオンヌ&フレンズ名義でカヴァーされ、グラミー賞ポップ・パフォーマンス賞、最優秀楽曲賞を受賞しました。ディオンヌ・ワーウィックがスティービー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト等をパートナーに迎えて、エイズ基金チャリティ・レコードとして発表したものです。1986年の曲で、ディオンヌ&フレンズの「 愛のハーモニー 」をお聴きください。〜 ♫ 〜 ディオンヌ&フレンズの「 愛のハーモニー 」をお聴きいただきました。

今夜の2時台は、、ロマンチック・コンサート、ポピュラー名曲アルバム:バート・バカラックの作品集をお送りしました。(了)


<あるでおの感想>
全11曲。バカラックのアイコンたる「 雨にぬれても 」を最初に流して “ つかみ ” はバッチリ、あとは年代順に代表曲を並べる…というコンセプトでしょうか。直球(定番曲の定番バージョン)ばかり…というわけではなく、ビートルズの「  ベイビー・イッツ・ユー」、フィフス・ディメンションの「 リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー 」、スタイリスティックスの「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」、リタ・クーリッジの「 ウィッシン&ホーピン 」のような変化球を混ぜてるのは、選者のコダワリか? ちょっとマニアックですねー。

反面、「 アルフィー 」「 世界は愛を求めている 」「 サン・ホセへの道 」「 恋よさようなら 」など日本でも人気の高い曲が外れました。時間の制約から致し方のないところですが、もし私が選者なら「  ベイビー・イッツ・ユー」の代わりにベタですが1965年のジャッキー・デシャノン「 世界は愛を求めている 」を、「 ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン 」の代わりにこれもベタだけど1966年のシラ・ブラック「 アルフィー 」を、「 ウィッシン&ホーピン 」の代わりに同じ1981年のルーサー・ヴァンドロス「 ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム 」をチョイスします。深夜という放送時間帯にもマッチするし。まぁ、趣味の問題ですが。

「 リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー 」の邦題が「 愛の仲間達 」というのは知りませんでした。調べたら、フィフス・ディメンション版の邦題がそうなんですね。勉強になりました。

<オマケ情報>
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、バカラック爺の近況を伝える記事が英国の新聞“ガーディアン”のサイトに出ていました。5月10日付けのインタビュー記事です。米国の某大統領に怒ってること(2005年のアルバム『 AT THIS TIME 』を思い出します)、曲にまつわる思い出、および新曲「 LIVE TO SEE ANOTHER DAY 」「 WITH A VOICE 」について爺が語っています(なお、新曲の前者は昨年配信ではリリースされています→こちら)。7月にロンドンでジョス・ストーンとのコンサートがあることにも触れています。
爺が元気で何よりです!!

2018年12月23日 (日)

ライブの感想 Yammy* sings Burt Bacharach Dec. 16, 2018

『 Yammy* sings Burt Bacharach 』

2018年12月16日(日) 18:00開場 19:00開演
Restaurant Bar & New York Sound Live ROYAL HORSE
Yammy*(Vo)、Sasapong(P)、堂地誠人(Soprano Sax)

(画像は全てクリックすると別ウィンドウで大きくなります)
Fullsizeoutput_14a7

同郷(S県H市)の友人とグランフロント大阪のイタリアン・レストランでちょっと早めの夕食を摂っている間に降り出した雨は、ロイヤルホースへと向かう頃には本降りになっていました。そこでなるべく雨を避けようと梅田の地下街に入ったのがいけなかった。方角がよくわからない上にスマホのGPSも精度がイマイチで結構時間をロスしてしまい、ロイヤルホースに着いたのは開演10分前の18:50頃。

Fullsizeoutput_14aa

店内座席表のB6に座り、なんとかライブが始まる前に友人と乾杯。あっ、飲み物はもちろんノンアルですよ!

<1st stage>
1. ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)(ニューヨーク・シティ・セレナーデ)
2. (THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU(遥かなる影)
3. THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU(ディス・ガイ)
4. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE(世界は愛を求めている)
5. GOD GIVE ME STRENGTH(ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス)
6. DON'T MAKE ME OVER(ドント・メイク・ミー・オーヴァー)
7. WALK ON BY(ウォーク・オン・バイ)

<2nd stage>
1. ALFIE(アルフィー) … この曲だけ w/Sasapong
2. THE LOOK OF LOVE(恋のおもかげ)
3. ONE LESS BELL TO ANSWER(悲しみは鐘の音とともに)
4. I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN(恋よさようなら)
5. THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR(愛のハーモニー)
6. I SAY A LITTLE PRAYER(小さな願い)
7. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD(雨にぬれても)
8. BABY IT'S YOU(ベイビー・イッツ・ユー)

<Encore>
1. OUR WORLD   w/Dave Sinclair
2. ISLAND OF DREM   w/Dave Sinclair
3. 君のもとへ   w/Sasapong, 堂地誠人


Yammy* sings Burt Bacharach(略してYsBB)は今年が9年目になるとのこと。私が最初にYsBBを聴いたのは2013年。聴いてない年もあるので毎回かどうかはわかりませんが、セットリストは少しずつ変わってるようですね。(YsBB過去の感想:2013年2014年春2015年

今年の15曲のうち私にとって初のYsBB曲は2-8.「 ベイビー・イッツ・ユー 」。シレルズがオリジナルで、ビートルズやカーペンターズのカヴァーが有名な曲です。特徴的な “シャララララ…” の部分、Yammy*さんの歌声と堂地さんのサックスが殆ど同じ音色でなんとも気持ちが良かったです。

Fullsizeoutput_14ac Fullsizeoutput_138b

どの曲も素敵でしたが、今年の個人的なレコメンドは2曲。まずは1-4.「 世界は愛を求めている 」。ゆったり&ゆらぎのあるテンポのなか、Yammy*さんの愛情溢れる歌声が心に響きました。Yammy*さんの手の振りも相まって大きな愛をもらったように感じました。そして2-6.「 小さな願い 」。ブルース調のアレンジは例年と同じだと思いますが、アレサ追悼ということもあって曲の途中で「 THINK 」を挟んで大盛り上がり! 元々ソウルフルなYammy*さんの真骨頂でしたねー。

MCで印象的だったのは、─   バカラックさんの曲を毎年歌ってきて、掘り下げることを学んだ。いろんなアーティストの曲を聴き、発音や歌詞の意味を研究してきた。   ─   とおっしゃってたこと。具体的な例として、2-1.「 アルフィー 」を今年は諭すように抑えて歌われたとか。私はバカラック曲の歌詞をあまり意識して聴いてないところがありまして、もっと歌詞の意味を勉強しようと思いました。

アンコールは、特別ゲスト 〜 英国のベテラン・キーボーディストのデイヴ・シンクレアさんの2曲とYammy*さんのオリジナル曲「 君のもとへ 」。デイヴさんのピアノの優しい音色に感動!「 君のもとへ 」はホントにいい曲で、アンコールの締めにぴったりでした〜。

来年10年目となるYsBB、絶対聴きに行かなくちゃ!
Fullsizeoutput_138f

 

2018年11月11日 (日)

国立国会図書館での録音資料閲覧体験

国立国会図書館でバカラック物のLPレコードを聴いてきました!

(画像は全てクリックすると別ウィンドウで大きくなります)
Fullsizeoutput_675_2 Caption_2

左:東京本館の本館、 右:東京本館の新館

前々回の記事『 バック・トゥ・バカラック 』で触れた『 国立国会図書館での録音資料閲覧体験 』をご紹介します。

─  国立国会図書館法によって、日本国内で発行された全ての出版物(マイクロフィルム、CD、DVD、地図などを含む)を国立国会図書館に納入することが、出版者に義務付けられています。この制度(納本制度)により、国内の出版物を広く収集しています。 ─  国立国会図書館公式HPより

書籍・雑誌や新聞などが網羅的に所蔵されてることは知っていましたが、CDやDVDまで同様に収集してるとは思っていませんでした。2ヶ月前にそのこと知って聴きに行ったワケです。

国立国会図書館は3館(東京本館、関西館、国際こども図書館)ありますが、行ってきたのは東京本館。住所は永田町で、道の反対側は国会議事堂。日本の政治の中心だ〜。

東京本館には本館と新館があります。新館入口から入り、まず利用者登録を行って “ 登録利用者カード ” をゲット。手荷物をロッカーに置き筆記用具などを備え付けの透明袋に入れて入館します(鉄道の改札のような入館ゲートにカードをかざす)。
Fullsizeoutput_660_2 Fullsizeoutput_67c_3

左:フロア全体図、 右:1階フロア図

音楽資料や映像資料は、新館1階の音楽・映像資料室で閲覧することができます。
C1xlariviaabhgd_3 Fullsizeoutput_661_3

録音・映像資料の利用には、閲覧許可申請が必要となります。備え付けの “ 閲覧許可申請書 ”(以降、申請書)を書こうとして記入サンプルを見た時、衝撃が走りました。

「 調査・研究結果を論文として発表すること。趣味での閲覧は認めません。

正確には覚えていませんが、大凡こんなことが書かれてたんです。思いっきり趣味なんですけどー 。申請書の目的欄にも(調査事項または研究主題をできるだけ詳しく記入してください)の一文が。
Fullsizeoutput_649 Fullsizeoutput_650

左:閲覧許可申請書(A4サイズ)、 右:資料請求票(ほぼスマホサイズ)

ここまできて諦めるわけにもいかず、目的欄に「 米国の作曲家、バート・バカラックの曲を調査している。国会図書館に所蔵されている入手困難な過去のレコードを聴いてどのように編曲・演奏されているかを調べたい。」とかなんとか書きました。あと、備え付けのパソコンで聴きたいレコードを検索して “ 資料請求票 ” (以降、請求票)に1タイトルにつき1枚ずつ記入。不安な気持ちで音楽・映像資料室のカウンターに持って行きました。

あるでお:この目的では許可してもらえないでしょうか? 趣味なんですけれど…
スタッフ:この内容では難しいですねぇ…。論文として投稿・発表しないんですか?
あるでお:いいえ、そのような予定はありません
スタッフ:論文じゃなくても、ブログへ発表することはありませんか?
あるでお:バート・バカラックに関するブログは書いているのですが…
スタッフ:それなら、調査・研究結果をブログに発表すると記入くださればOKです
あるでお:具体的なブログ名を記入すれば良いのでしょうか?
スタッフ:そこまでの必要はありません

「 ブログに発表する予定 」と書き添えて、申請書は無事受理されました。請求票も目的に沿った資料かどうかをチェックされ、こちらもOKに。良かった〜〜

番号札を渡され「 ボードにその番号が表示されたらカウンターに来てください 」と言われました。待つこと15分。準備ができたとのことでカウンターに行くと、LPレコードのジャケットと解説一式を手渡され、番号札と同じデスクに座りました。

Fullsizeoutput_655

 

 

デスクには液晶パネル(スマホの液晶画面と同等サイズ)が埋め込まれ、密閉型のヘッドホンが備え付けられていました。液晶パネルでは、再生・前後曲の頭出し・ボリューム・A面⇄B面切替・レコード盤チェンジ などの操作ができるんです。なんじゃこれはっ!?

カウンター内のでっかいラックに設置されていたのは、アナログプレーヤーではなくてレーザーターンテーブル(画像)。これが計4台ラックに収まってました。レーザーターンテーブルは、針ではなくレーザー/光でレコードを再生するプレーヤー。だから前後曲の頭出しが遠隔操作できるんだー、納得。ただし、A面⇄B面切替・レコード盤チェンジについては自動ではなく、液晶パネル操作 → カウンターに通知 → スタッフが手で操作していました。ちなみにこのプレーヤー、『 タモリ倶楽部 』2018年3月17日放送の「 アナログオーディオ出張販売シリーズ①  激レア ターンテーブル大試聴会! 」に登場しました。スタンダード型で75万6千円、マスター型で172万8千円するとのこと。さすがは国立、金かけてます。

貸し出し、音源の複製は不可。付属するジャケット、解説、歌詞等の複写については即日のみ可能なのですが、原則として、著作権者または著作権管理団体の許諾書が必要とのこと。面倒臭いので複写せず解説の大事なところを手書きでノートに写しました。

申請書の目的が認められてその目的に沿った資料であれば、無料でじっくり聴くことができます。何より所蔵されているレコードの数がハンパないっすから。ちなみに、国立国会図書館オンラインで詳細検索ON→その他→録音資料を指定し、タイトルに “ バカラック ” を入力して検索すると173件がヒットします。そのうち1970年前後のバカラック作品集らしきLPをピックアップしたのが以下の18タイトル。アーティスト名は表示されないのですが、分かる範囲で追記しました。単品若しくはコンピの中に全曲がCD化されているアルバムはレコード番号の後に “ CD ” と表記。拙ブログで紹介済みのアルバムはその記事にリンクしています。

<バカラック作品集>
プレイ・バカラック/斎藤英美(LP、キング SKK-679)
ロック=イン・バカラック/ニュー・ハード+3L(LP、CBSソニー SOND-66053)
バート・バカラック・イン・マーチ/?(LP、東芝 TP-8152)
ザ・ベスト・オブ・バート・バカラック/ユニオン・オールスターズ(LP、テイチク CJP-1026)
ダイナミック・マーチ・イン・バカラック/航空自衛隊音楽隊(LP、東芝 TP-9519-Z)CD
ダイナミック・ビッグ・バンド・プレイズ・バカラック/カウント・バッファロー・ビッグ・バンド(LP、東芝 TP-9502-Z)CD
布施明がバカラックに会った時/布施明(LP、キング SKD-91)CD
バート・バカラックの魅力;エレクトーン・ファンタスティック/沖浩一トリオ(LP、CBSソニー SOND-66041)
電子オルガンによるバート・バカラックのすべて/小島秀子(LP、テイチク ULP-1014)
バック・トウ・バカラック/ロック・アカデミー弦楽四重奏団(LP、フォノグラム FX-8504)
イージー・リスニング・ジャズ★★バート・バカラックの素晴らしき世界/前田憲男とケニー・スミス・オーケストラ★スリー・シンガーズ(LP、グラモフォン MR-3093)CD
田畑貞一ドラムの世界Vol.3/バート・バカラックに挑戦/田畑貞一(LP、ビクター JRS-7054)← 図書館所蔵タイトル:Stylish drum sounds of Tabata,Vol.3
ファンタスティック・コーラス/デューク・エイセスのすべて/デューク・エイセス(LP、東芝TP-92011Z)


<バカラック作品以外も含む>
バート・バカラック&フランシス・レイ/リビエラ・ストリングス(LP、ミノルフォンYC-6018)← 図書館所蔵タイトル:Burt Bacharack&Francis Lai.;Riviera Strings
華麗なる幻想の世界~レイ、バカラック作品集/グランド・ファンタスティックス・ストリングス(LP、ビクターJRS-7055)←図書館所蔵タイトル:Fantastic strings mood.;Grand Fantastic Strings
レイ・バカラック&サイモン/コースト・シンフォニック・オーケストラ(LP、東芝 TP-7550)
レッツ・ダンス・ウィズ・バカラック&レイ/猪俣猛とサウンド・リミテッド(LPx2、キング SKM-1169〜70)
フランシス・レイ&バート・バカラック;グレイテス・ヒットベスト28/?(LPx2、テイチク CJP-1040〜1)
サウンド・クリエーター大全集 バカラック・レイ・ビートルズS&G/?(LPx2、東芝 CJP-1016〜7)
風間文彦のアコーディオンによるフランシス・レイとバート・バカラック/風間文彦(LP、テイチク SL-1350)
ムード音楽ワイド・スペシャル〈フランシス・レイ&バカラック・ベスト 20〉/?(LP、CBSソニー SOLH-25)
トム・ジョーンズ&バート・バカラックを歌う/キム・サン・ヒー(LP、キャニオンCAL-5003)← 図書館所蔵タイトル:Sang Hee Kim sings Tom Johns&Burt Bachrach


イージーリスニング物が多いですね。また、バカラック作品以外も含むヤツの8タイトルは全てフランシス・レイとセットになっています。奇しくも、フランシス・レイは数日前に訃報を聞いたばかり。ネットでは、映画音楽がチャート上位に食い込んでたあの頃フランシス・レイとバート・バカラックが双璧だったよね…的な反応が大方でしたが、そのことが実によく分かるリストだと思います。

時間があったらまた国立国会図書館に行って未聴のアルバムを聴きたいなぁ。掘り出し物があればまた拙ブログでご紹介したいと思います。

(注)橙字箇所 2019年5月3日 追記&訂正 

 

 

2018年8月17日 (金)

追悼 アレサ・フランクリン 〜 バカラック作品を振り返って 〜

いつもあなたとバカラック的 “ 追悼 アレサ・フランクリン ”

Aretha Louise Franklin (March 25, 1942 – August 16, 2018)

昨夜、床についてさぁ寝ようとしていた時、スマホのネットニュースでアレサの訃報を知りました。

今朝ウォーキング中に聴いたiPodのプレイリストは、アレサが昨年リリースした『 A BRAND NEW ME 』。新たに録音したバック・トラックにアトランティック時代のヴォーカル・トラックを乗せたアルバムです。「 リスペクト 」「 シンク 」「 レット・イット・ビー 」「 ナチュラル・ウーマン 」そして「 小さな願い 」。いい曲ばかりですが、それ以上にアレサの歌声が心に響きました。

“ もはや1つのジャンルである ” 的な言い方をよくされるバカラックですが、どんな曲も自分の色に変えてしまうアレサの歌を聴きながら、" アレサも1つのジャンル ” なんだなぁ…と感じ入った次第。

アレサが歌ったバカラック作品で有名なのは「 小さな願い」。USチャートはオリジナルであるディオンヌ(4位)に届きませんでした(10位)が、人気はアレサ版の方が上。映画『 The April Fools(幸せはパリで) 』のパーティ、TVドラマ『 Glee(グリー)』シーズン1のオーディション、映画『 Mr. Wonderful(最高の恋人) 』のパーティでのデュエット、それぞれのシーンで歌われたのは全てアレサ版の「 小さな願い 」ですもんねー。映画『 ベスト・フレンズ・ウェディング 』の海鮮レストランで「 小さな願い 」を大合唱する大好きなシーン、ディオンヌの話題を前振りにして歌い始めたあの場面でさえディオンヌ版とアレサ版の折衷バージョンでしたから…。

アレサが歌ったバカラック作品をまとめて表にしました。リリース順に並べました。私が認識していない曲・バージョンもあろうかと思いますが、その際はご指摘いただけるとありがたいです。(画像は全てクリックすると別ウィンドウで大きくなります)

Fullsizeoutput_3ca

個々の曲に関する私のコメントは拙ブログ過去記事をご覧いただければと思います。
以下のアルバム名をクリックするとリンク先に飛びます。No.は上記リスト左端の各曲番号のことです。

WHAT YOU SEE IS WHAT YOU SWEAT No. 7〜10
A BRAND NEW ME No. 1, 16
アトランティック・バカラック・コレクション No. 2〜6, 12〜14
SO AMAZING AN ALL STAR TRIBUTE TO LUTHER VANDROSS No. 11

R591569414062262619073jpeg拙ブログでNo. 15 は未紹介。今回オマケとして紹介します。
アメリカを代表するアーティストとブラジリアン・サウンドとのコラボレーション企画盤『 The Brazil Connection 』(2014年リリース)。Columbia系の大物アーティスト12組が選ばれ代表曲1曲ずつをピックアップ。アレサは1964年の「 ウォーク・オン・バイ 」(3:20) がチョイスされました。当時のヴォーカル・トラックを取り出してボサノヴァにアレンジされたバックトラックと合体。でもねぇ、何か軽い感じでアレサとの相性はイマイチかなぁ…。

超ソウルフルで超パワフルなアトランティック時代。
バカラック書き下ろし曲のバラードが印象深いアリスタ時代。
それぞれに想いを馳せながら今夜もアレサを聴こうと思います。

合掌

より以前の記事一覧

★ リンク ★

  • くう・ねる・時々・じゃず
    とても凛としていて、でも柔らかい歌声が魅力のジャズ・シンガー、三善香里さんの公式ブログです。
  • My Willful Diary
    shoppgirlさんが、「心に留めておきたい音楽とあれこれ」をたおやかな言葉で綴っていらっしゃる、素敵なブログです
  • バカラックマジックでまったりと
    バカラックさんをこよなく愛するまったりさんのブログです。バカラックファンとして大先輩でブログの師匠さんでもあります。
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

最近のトラックバック